【リバース広沢の秘密と別の顔】本当に深瀬を親友だと思っていた？

藤原竜也主演ドラマ『リバース』。知らなかった広沢の別の顔がどんどん明らかになり、本当に自分は広沢の親友だったのか、疑問を抱き始める深瀬。
広沢は本当はどんな性格で、どんな人物だったのか？広沢が隠していた秘密とは？
原作のネタバレをふまえながら、ドラマとの違いをチェックしていきます！

参考⇒リバースを見逃した時はまずこちらをチェック！

1 深瀬が知らなかった広沢の別の顔
2 【ドラマネタバレ】広沢の別の顔？マイペースで自己中？
- 2.1 広沢の謎の行動①
- 2.2 広沢の謎の行動②
3 【原作ネタバレ】広沢の秘密と本当の性格
- 3.1 本当に深瀬を親友だと思っていた？
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深瀬が知らなかった広沢の別の顔

藤原竜也「友だちは数じゃない。たった一人、自分を理解してくれる誰かがいればそれでいい。そのことに気付かせてくれたのは、広沢由樹だった」

しかし、深瀬は広沢について調べていくうちに、自分の知らない広沢の別の顔があったことに気付きます。
深瀬だけでなく、他のメンバーとも深いかかわりがあった広沢。
深瀬が知らなかった、広沢の別の顔についてまとめてみました。

浅見と家庭教師

大学時代、家庭教師のアルバイトをしていた時、浅見は生徒の親からクレームがつき、担当を外されます。
→リバース浅見と谷原は何してた？車を落として隠ぺい？
後任は広沢。
広沢は親にも気に入られ、中学生も志望校に合格。

村井とカレー

村井「広沢とは学校以外じゃ、たまに二人でカレー食いに行ってた程度の付き合いだ」

原作では、情報収集に長けた村井が、旨いカレー屋の情報が入ると広沢を誘っていました。
深瀬はなぜ自分も誘ってくれなかったのか？疑問に思います。

ドラマでは、村井が妹・明日香を広沢が弄んでいると勘違いし、殴ったお詫びにカレーをおごっていました。
→リバース村井が逃げた理由は？失踪原因は嫁？ゴミ屋敷に隠された秘密

谷原と野球

谷原のチームでときどき助っ人として、練習や試合に出ていました。
少年野球をやっていて、打っても投げてもすごかった広沢。

谷原と同じ野球チームのチームメイトが、

池谷「バレー部なんかに入らずにずっと野球続けていたら、甲子園にも行けてたんじゃないのか？大学から野球を再開してもすぐにレギュラーに慣れていただろうし、もったいないな」

と絶賛するほど、野球が上手かった広沢。

チームに入らなかった理由は、谷原に気を遣っていたからでしょうね。
口には出さないけれど、広沢が活躍すると悔しそうだった谷原。
おそらくそういう空気にいち早く気付き、広沢は身を引いていたのでしょう。

調べれば調べるほど、広沢という人物についてわからなくなっていく深瀬。
広沢は自分が思っていたような、「地味グループ」の人間ではなかったのか？

【ドラマネタバレ】広沢の別の顔？マイペースで自己中？

広沢の謎の行動①

10年前の事件の日、

藤原竜也「蕎麦は？高速降りた先にいい店あるよ」

小池徹平「俺、あっちの店行ってもいいかな？カツカレー。悪い深瀬。せっかく調べてきてくれたのに」

広沢のこの行動に、浅見と谷原は

玉森裕太「広沢って自由っていうか・・・」

市原隼人「ああいうとこがムカつくんだよ。何がカレーだよ」

と反発します。

一見マイペースにも見える広沢の行動。
しかし、広沢がこの時そばを食べなかったのには、別の理由がありました。
→リバース広沢は蕎麦アレルギーをなぜ伝えなかったのか？

広沢の謎の行動②

別荘に着いてすぐ、
谷原がビールで乾杯しようとした時、

藤原竜也「ごめん、俺、酒ダメなんだ」

酒が飲めない深瀬に合わせて、
広沢も酒は飲めないと断ります。

それにかみつく谷原。

市原隼人「いやいやいや、どうなってんだよ。4人中2人が酒がダメ？回答者の約半数がアルコール拒んでますよ？いいんだけどさあ。これじゃみんなで来た意味ねえじゃん」

小池徹平「そういう言い方しなくてもいいんじゃない？」

市原隼人「広沢。お前昼も別行動だったよね？蕎麦嫌だ、カレーがいい、酒ダメだ、別のものがいい。それマイペースっていうよりさ、ただの自己中じゃねえ？」

小池徹平「体質ってものがあるだろ？」

市原隼人「体質じゃなくてお前の性格について話してるんだよね。明日香ちゃんと仲いいんだって？」

谷原の本題はこっち。
明日香に惚れていた谷原は、明日香と仲のいい広沢に因縁をつけてきます。
楽しいはずの旅行が険悪なムードになりかけたため、

小池徹平「やっぱ俺、飲むよ」

とビールを口にする広沢。

小池徹平「俺は単に飲むとすぐ寝ちゃうだけだから。せっかくみんなで来たのに、寝たらもったいないと思ってさ」

さらにこの後、酒を飲んでいたにもかかわらず、村井を一人で迎えに行った広沢。
広沢がそんな行動をとった真意は・・・？
ただ流されやすいだけなのか、それとも・・・？

【原作ネタバレ】広沢の秘密と本当の性格

深瀬が愛媛で、上田麻友と吉梅あおいという二人の同級生に広沢の話を聞きに行った時。
→湊かなえ原作リバース

高校一年生の時、クラスでイジメていた首謀者に、あおいが正論をぶつけ、机を蹴飛ばされた時。
クラスの誰も助けてくれない中、たった一人、広沢が倒れた椅子を起こして、散らばった教科書やノートを拾い、机の上に置いたのでした。

やめろ、といったのではない。
かばうように立ちはだかったのでもない。

それでも、広沢がその場に出ていった理由。

善悪を裁きたいという気持ちは広沢の中に微塵もないのだ。ただ、争いごとやイジメを収めたいだけ。自分が受け止めることで解決するのなら、迷わず一歩を踏み出す。そういうヤツなのだ。
だから、あのとき、ビールを飲んだ。
だから、あのとき、村井の迎えを引き受けた。

広沢は、ただマイペースで自己中心的な人物ではなかったのです。

そしてまた、深瀬や古川に対しても・・・。

本当に深瀬を親友だと思っていた？

美穂子は、

美穂子「由樹にとって特別な友だちだったから」

と言いますが、
広沢について調べていくうちに、
そして古川から聞かされた言葉に、
→リバース古川大志役のキャストは誰？深瀬になんて言った？なぜ電話した？
深瀬は自分は広沢の「特別な友だち」＝親友ではなかったのでは？と思い始めます。

では、結局広沢は深瀬のことをどう思っていたのか？

美穂子「由樹は・・・・・・、自分は空っぽなんだって言っていたことがある。いっぱい詰め込んでみたいけど、何を詰め込んでいいのかわからない。野球もバレーも楽しいけど、詰め込んでもいっぱいになった気がしないから、きっと、それほど好きじゃないんだろうなって思う。全身その思いが詰まっている周りの人を見ると、自分がそれをしていることが申し訳なくなってしまう。心底嫌いだと思う人はいないけど、ものすごく好きだと思える人も自分には現れないだろうって思っていた。・・・でも、そんな中にも、確実に、一緒にいると居心地がいいと思えるヤツが現れた。それが、古川だったし、今は深瀬ってヤツなんだ」

深瀬が広沢を特別な友だちだと思うのと同じに、
広沢もまた、深瀬を特別な友だちだと思っていたのです。

自分は空っぽだと、感じてしまっていた広沢。
誰に対しても一定の距離を取っている気がしたのは、きっとそのせいなのでしょう。