【スター・ウォーズ エピソード1／ファントムメナス】ネタバレをあらすじ～ラスト結末まで

映画スター・ウォーズ『エピソード1/ファントム・メナス』ネタバレあらすじと感想についてまとめています。
幼き奴隷の日のアナキンとパドメの出会い、そしてクワイ=ガン・ジン、オビ=ワンらジェダイの運命に巻き込まれてゆくアナキン始まりの物語。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

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登場人物＆俳優キャスト

■ アナキン・スカイウォーカー（ジェイク・ロイド）
非常に強いフォースを持つ少年。クワイ＝ガン・ジンにジェダイトして見い出された。

■ シミ・スカイウォーカー（ペルニラ・アウグスト）
アナキンの母親。

■ パドメ・アミダラ（ナタリー・ポートマン）
惑星ナブーの女王。後にアナキンの妻となり、ルークとレイアを出産する。

■ ヴァローラム（テレンス・スタンプ）
元老院の最高議長。

■ R2-D2（ジミー・ヴィー）
アストロメク・ドロイド。頑固でマスターのルークに忠実。

■ C-3PO（アンソニー・ダニエルズ）
プロトコル・ロイド。何十年とレイアに仕える。

■ ジャー・ジャー・ビンクス（アーメド・ベスト）
グンガン族の軍人。

■ ボス・ルーガー・ナス（ブライアン・ブレスド）
惑星ナブーの原住種族であるグンガン族の族長。

■ ヌート・ガンレイ（サイラス・カーソン）
ダース・シディアスの計画で惑星ナブーを侵略した。

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エピソード1ネタバレあらすじをラスト結末まで

起：ジェダイの騎士とナブーの女王アミダラ

銀河系を統治する銀河共和国の政治は、腐敗の一途をたどっていた。

辺境惑星とヌート・ガンレイ率いる通商連合の間では貿易の関税をめぐる論争が繰り返されていたが、元老院はもはや本来の機能を失い、これを治める力はなかった。業を煮やした通商連合は、見せしめとして惑星ナブーを艦隊で封鎖してしまう。

元老院の最高議長であるヴァローラムは、紛争を仲裁すべく、共和国の守護者であるジェダイの騎士に助けを求めた。ジェダイ・マスターのクワイ＝ガン・ジンとそのパダワン（弟子）のオビ＝ワン・ケノービの2人が、特使としてナブーに派遣されるも、2人は通商連合のバトル・ドロイドに襲撃され、乗ってきた船を爆破されてしまう。

ガンレイ総督はフォースの暗黒面を操る「シスの暗黒卿」ダース・シディアスから、ジェダイの抹殺を命じられていた。

2人のジェダイは、今まさにナブーへの武力進攻を開始しようとする通商連合の降下艇に乗り込み、ナブーの首都シードを目指した。

道中、クワイ＝ガンはナブーの原住種族グンガンの一人で、現在は集落を追放されたジャー・ジャー・ビンクスを助けた。ビンクスの協力でグンガン族の族長ボス・ナスと対面し、小型潜水艇ボンゴを借りて首都シードに潜入する。

シードに潜入した2人は、危うく通商連合軍に連行されようとしていたナブーの女王アミダラを救出。船を奪ってナブーから脱出をはかり、共和国首都惑星コルサントへ向かう。だが封鎖線を突破する際に船が損傷してしまい、R2-D2が修復を試みるもこれ以上の航行はできない。

一行はやむを得ず、修理のため砂漠の惑星タトゥイーンに降り立った。

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承：クワイ=ガンと”選ばれし者”アナキンの出会い

ジャンク・パーツ屋を訪れたクワイ=ガンは、幼い奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーに出会う。

アナキンはガラクタを寄せ集めてC-3POを造り上げ、さらにタトゥイーンの娯楽である「ポッドレース」に参戦するために腕を磨いていた。人間にもかかわらずポッドレーサーを操るアナキンの能力に驚くクワイ＝ガン。

一方、アナキンは初対面のパドメに「お姉ちゃん天使なの？」と口にするほど、パドメに一目惚れ。仲良くなったパドメに、アナキンはいつか奴隷の身分から解放されて銀河を旅して回るという自分の夢を語る。

ポッドレース前夜、クワイ＝ガンはアナキンの血液を採取し、船で待つオビ＝ワンに血液データを送信。ジェダイの能力の源である「フォース」を操るミディ＝クロリアン値を計測させる。

結果、アナキンの血液からヨーダ並みのミディ＝クロリアン値が検出され、驚くオビ＝ワン。クワイ＝ガンはアナキンが伝説の「選ばれし者（フォースにバランスをもたらす者）」だと確信する。

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ポッドレース当日、クワイ＝ガンに励まされたアナキンは、並いる強豪たちと渡り合い、見事優勝を勝ち取った。

賭けに勝ったクワイ＝ガンは船のパーツを手に入れ、アナキンを奴隷から解放し、ジェダイになる道を示した。しかしアナキンの母シミは奴隷のまま、自由を得ることはできない。アナキンは「ジェダイになって、必ず助けに来る」と母に誓う。

惑星コルサントに向かう途中、アナキンたちは謎の戦士ダース・モールの襲撃を受けた。ダース・モールは1000年前に滅んだといわれるシスの暗黒卿の末裔で、通商連合を裏で操るダース・シディアスの弟子だ。クワイ=ガンはライトセーバーでダース・モールと対決、辛くも窮地を脱する。

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転

コルサントでアナキンはクワイ＝ガンに連れられ、ジェダイ聖堂を訪れていた。クワイ=ガンはオビ＝ワンを独り立ちさせ、アナキンをパダワンに迎えたいと申し出る。しかしヨーダやメイス・ウィンドゥらジェダイ評議会は、アナキンがパダワンになるには年を取りすぎていることと精神的な弱さを指摘して、難色を示した。

一方、パドメは、ヴァローラム最高議長の計らいで緊急議会に出席。ナブーの現状を報告し、惑星の即時解放を訴えた。だが汚職と密約によって、議会は全く機能しない。失望したパドメは、ナブー選出の元老院議員パルパティーンの案を受け入れ、最高議長を不信任とし、選挙の実施を要求する強硬手段に出た。

パドメは選挙の結果を待たずに、パルパティーンの制止を無視して自らナブーに戻り、解放作戦を行うことを決意。クワイ＝ガンとオビ＝ワン、そしてアナキンも護衛として同行することに。

ナブーに帰還した一行は、長年ナブー人と対立していたグンガン族の協力を取り付けるべく、族長のボス・ナスと交渉するが、話は平行線のまま一向に進まなかった。そこへ侍従であるはずのパドメが名乗り出て、実は現在のアミダラは影武者で、自身こそが真のアミダラ女王であると告げる。

パドメの必死の訴えに心打たれたボス・ナスは和解に応じ、共同戦線を展開することを了承する。

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結：クワイ=ガンの死とダース・モールの最期

グンガン族の大部隊が敵主力を引き付ける中、パドメと親衛隊、ジェダイは宮殿に侵入して、戦闘機を奪還した。軌道上のドロイド制御艦を破壊してバトル・ドロイドを無力化し、ガンレイ総督の身柄を確保する作戦だ。

アナキンは格納庫にあった戦闘機のコクピットに潜り込み、ブラスターでパドメたちを援護する。しかし、自動操縦機能が働き、そのまま軌道上へ飛び立ち、宇宙空間での戦闘に巻き込まれてしまう。

一方、パドメ率いるナブー義勇軍と2人のジェダイの前に、大量のバトル・ドロイドと、ダース・モールが立ちはだかっていた。激しい攻防の末、一瞬の隙を突かれたクワイ＝ガンがダース・モールに刺されてしまう。

ナブー上空の通商連合のバトル・ドロイド制御艦にたどり着いたアナキンは、艦を撃破。バトル・ドロイド軍団の動きを停止することに成功する。

クワイ=ガンを破ったダース・モールに、なおも追い詰められるオビ＝ワンだったが、動揺を抑えてフォースを味方につけ、師のライトセーバーを使って反撃に出る。オビ=ワンに胴を真っ二つに両断されたダース・モールは、そのまま溶解炉に落ちて消えていった。

致命傷を負ったクワイ＝ガンは、オビ＝ワンにアナキンを託し、息を引き取った。

ヨーダらジェダイ評議会は約1000年前に滅びたはずのシスが活動を活発化したことに驚愕。クワイ＝ガンの遺言を聞き入れ、特例としてアナキンの修行を許可。オビ＝ワンはジェダイ・ナイトに昇格し、アナキンをパダワンとした。

ナブーでは勝利を祝う式典が行われていた。元老院最高議長に選出されたパルパティーンはアナキンに目をかけ、ボス・ナスは平和が訪れたことを高らかに宣言するのだった。

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