『エンドゲーム』サノスとの最後の戦いで、ストレンジが人差し指をアイアンマンことトニーに向けて立てた理由は?
実は、『インフィニティ・ウォー』でストレンジが見た1400万605分の1の勝機を意味していたのではないでしょうか。
『インフィニティ・ウォー』でストレンジが自らサノスにタイム・ストーンを渡した時から始まっていた伏線の回収について、考察していきます。
ラストまでのネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意ください。
参考⇒エンドゲームをおさらいしたい人はまずこちらをチェック!
目次
ストレンジが人差し指をアイアンマンに向けて立てた理由は?
『インフィニティ・ウォー』で、ストレンジがタイタンでサノスとの戦いを前に、タイム・ストーンで見た1400万605の未来のうち、こちらの勝利はたった1つでした。
『エンドゲーム』でトニーたちがタイムトラベルによりインフィニティ・ストーンを6つ揃え、失われた命を取り戻すことに成功。
しかし、2014年のサノスが9年の時を超えて2023年の現在へとやって来てしまいます。
トニー「これがそれか」
とトニーが尋ねると、ストレンジは
ストレンジ「今明かしたら実現しない」
と答えます。
勝利を確信し始めたトニーに対し、どこかすっきりしない表情のストレンジ。
そう、実はまだこの時点で、トニーが考えている「これ」と、ストレンジが言った「1400万605分の1」にはまだ差があるのです。
というのも、この時点でまだトニーは自身の死を確信はしていないから。
トニーが自身のパワード・スーツと同じ仕様でガントレットを作ったのは、おそらく再びサノスの手に石が渡ってしまった時への保険です。
万が一サノスがガントレットを手にした時に備えて、
自分の腕にインフィニティ・ストーンを移せる仕様にした。
また、ビデオメッセージを娘のモーガンに残していたのも、保険でした。
この時はまだサノスのタイムトラベルは予測できなかったので、自身のタイムトラベルへのリスクに対しての備えだったのでしょうが・・・。
スコットが出した案で、量子トンネルをアベンジャーズメンバーの誰かが通過し、石を元の場所へ戻す=サノスの手に渡らないのが理想ではありました。
しかし、サノスが量子トンネルを破壊し、キャロルを弾き飛ばし、いよいよガントレットを手にします。
しかも既にガントレットからパワー・ストーンを抜き取って使い始めている。
もうサノスが指を弾くのは時間の問題です。
ここで、ストレンジが静かに人差し指を立てます。
このストレンジの指が意味するのは、1400万605分の1。
「その時が来た」というトニーへの合図です。
このトニーが掛けた保険こそが、
実は1400万分の1の勝算だったと、
ストレンジが指を立てた時点でトニーは瞬時に理解したのだと思います。
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『インフィニティ・ウォー』からの伏線
ストレンジが見た1400万605分の1の勝算
タイタンで消える直前、
トニー「なぜ渡した?」
というトニーの問いに、ストレンジは
ストレンジ「トニー。他に道はなかった」
と答えていました。
タイム・ストーンを使ってやり直そうと、サノスがインフィニティ・ストーンを6つ揃えるのは避けられない。
→1回目の指パッチンは確実に起こる。
→宇宙の生命の半数が消滅。
→2回目の指パッチンで石消滅。
→トニーたちが量子世界を通じてタイムトラベルし、石を6つ揃える。
→サノスが2014年からタイムトラベルして2023年に現れ、ガントレットを手に入れようとする。
→トニーが指パッチン。
→サノス軍は消滅し、宇宙は守られるが、トニー死亡。
ここまでがストレンジが見た未来だと考えられます。
なので、ストレンジが蘇った時点で、
ほぼ見た未来に確定的に事態は進行していたのです。
そして、最後の戦いの中でトニーが死なない未来があるかもしれないと思いつつ、
やはりその時は来てしまった、ということでしょう。
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ストレンジが自らタイム・ストーンを手放した理由
2012年へタイムトラベルしたバナーが、ニューヨークのサンクタムを訪れ、エンシェント・ワンにタイム・ストーンを借りに行った際、
エンシェント・ワンは2つの理由で石を渡すことを拒否します。
1つは、この世界がこれから暗黒次元・ドルマムゥとの戦いを控えていること。
タイム・ストーンがなければストレンジは勝利できません。
もう1つは、
仮にバナーが言うように、過去の元の場所へ石を戻せば世界の分岐=パラレルワールドの出現は避けられるが、「死ねば石は戻せない」。
ですが、ストレンジが自ら石を自ら手放したと聞いて、エンシェント・ワンの考えが変わります。
つまり、ストレンジが自ら手放したのは、
仲間が石を借りに来たら、自分が手放したように、石を渡してほしいというエンシェント・ワンへのメッセージだったと考えられます。
だからこそ、エンシェント・ワンは
エンシェント・ワン「あるいは、私の・・・」
判断ミスではないかと考え、石をバナーに託したのです。
ストレンジが自ら石を手放さず、守り通していれば、当然エンシェント・ワンもバナーに石を渡すことはなかったでしょう。
なので、ストレンジの『インフィニティ・ウォー』での行動は全て、
トニーの死によるサノスの指パッチン回避までを見越した、伏線だったと言えます。
いや~~~~・・・、すごい!
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