マーベル映画『ドクター・ストレンジ』の簡単なあらすじと詳細ネタバレ、感想についてまとめています。
交通事故で外科医としての栄光と両手を失ったストレンジは、最後の希望を求めてカマー・タージを訪れ、そこで”至高の魔術師”エンシェント・ワンと出会う。
最初は魔術への不審を隠せないストレンジだったが、異次元世界を次々と体験したことで、エンシェント・ワンの弟子となり、魔術師の修行を開始する。
だが世界はカエシリウスが呼び寄せた暗黒次元・ドルマムゥとの戦いを間近に控えていた・・・。
ソーが登場し、『バトルロイヤル』『インフィニティ・ウォー』へとつながるエンドロール情報まであわせてチェックしていきます!
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。
参考⇒ドクター・ストレンジをおさらいしたい人はまずこちらをチェック!
目次
登場人物&俳優キャスト
2016年アメリカ映画
上映時間115分
監督:スコット・デリクソン
■ スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
ドクター・ストレンジ。事故でその輝けるキャリアも技術も失った天才外科医。治療の望みを求めて向かったカマー・タージで、未知なる世界に遭遇し、魔術師として生まれ変わる。
■ エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)
カマー・タージの謎めいた指導者。至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ。年齢不詳のケルト人。
■ モルド(キウェテル・イジョフォー)
ストレンジの兄弟子。エンシェント・ワンの元、魔術修行を積む忠実な弟子。
■ ウォン(ベネディクト・ウォン)
カマー・タージの図書館の守護者で、魔術書物の番人。
■ カエシリウス(マッツ・ミケルセン)
闇の魔術に魅せられた魔術師。
■ ルシアン(スコット・アドキンス)
ストロング・ゼロッツ。カエシリウスが率いるゼロッツの一員。魔力・体力ともに強力な戦士。
■ クリスティーン・パーマー(レイチェル・マクアダムス)
ストレンジの同僚で元恋人。救命救急医。
■ ニコデマス・ウエスト(マイケル・スタールバーグ)
ストレンジやクリスティーンの同僚の医師。事故にあったストレンジの治療に当たった。
■ ジョナサン・パングボーン( ベンジャミン・ブラット)
かつて事故で下半身不随となったが、カマー・タージで奇跡の全快を成し遂げる。
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『ドクター・ストレンジ』簡単なあらすじ
突然の交通事故で、”神の手”と呼ばれた両手を機能を失い、外科医として再起不能となったストレンジ。
快復を諦めきれないストレンジは、一縷の望みをかけ、カトマンズのカマー・タージを訪れる。
だがそこは治療施設などではなく、人智を超えた神秘の力を修行する場所だった。
ストレンジは神秘なるものに対する懐疑心を隠そうともせずに、科学的治療の望みを絶たれた怒りをぶつける。
謎めいた指導者エンシェント・ワンは、そんなストレンジに静かに向き合い、瞬時にして多元宇宙を体験させる。
異次元世界を次々と体験していったストレンジは、全てを知っていると思い上がっていた傲慢な自分を思い知り、未知なるものへの畏敬の念に震えた。
そしてエンシェント・ワンに弟子入りし、魔術師としての修行に励むことに。
だが、世界は破滅への序曲を奏で始めていた。
エンシェント・ワンに反逆し、カマー・タージを去ったかつての弟子カエシリウスが、暗黒次元・ドルマムゥを呼び寄せようとしていたのだ。
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『ドクター・ストレンジ』詳細ネタバレをラスト結末まで
起:失った天才外科医としての栄光、カマー・タージでのエンシェント・ワンとの出会い
蔵書を守っていた書庫番の前に、闇の魔術集団「ゼロッツ」が現れた。
書庫番は縛り上げられ、一人の男が彼の首をはねた。そして、『カリオストロの書』を開くと、儀式のページを破り取った。
禁断の儀式を実行しようとしている男の名はカエシリウス。闇の魔術に魅入られた魔術師だ。
そこへ、カマー・タージの指導者エンシェント・ワンが現れ、カエシリウスに忠告する。
エンシェント・ワン「マスター・カエシリウス。その儀式は後悔しか生みませんよ」
カエシリウスたちは外へと逃走するが、エンシェント・ワンによってミラー次元へと閉じ込められた。
迫り来るエンシェント・ワンに、カエシリウスはスリング・リングで光の出入り口(ゲートウェイ)を開き、姿を消した。
***
ニューヨークの病院に君臨する天才神経外科医スティーヴン・ストレンジ。
音楽をかけ、ジョークを連発しながらの手術はもはや神の領域で、誰もが彼の技術にひれ伏した。
端正なルックスとスタイリッシュなたたずまい、溢れる知性と深い教養。”パーフェクト”な彼には欠点などない。
ただ一つ、鼻持ちならない傲慢さを除いては。
だがストレンジの輝かしいキャリア突然終わりを告げる。
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爆速で崖を走行中、運転中のストレンジはスマホに一瞬気を取られ、事故が起きた。
ヘリが急行するも、神経の修復には手遅れの状態だった。骨にピンを11本入れ、複数の靭帯断裂、両手の神経を損傷。11時間ものオペの末、ストレンジは”神の手”と崇められていた両手の機能を失った。
包帯は取れたが、両手の震えは止まらない。外科医として復帰するため、高額な手術を繰り返すも、全ては無駄だった。
あくまで完治することに固執し続け、荒廃していくストレンジに、ただ一人寄り添ってくれていたクリスティーンすらも立ち去ってしまう。
医学に見放され、財産も底をついたストレンジは絶望のどん底にあった。あれほどあった趣味の高級時計のコレクションも、今や一つの時計を残すだけだ。
リハビリなど無駄だというストレンジ。これほど神経を損傷しながら回復したやつはいないと。
だが理学療法士は、「一人いる」という。工場の事故で背骨が折れて下半身不随になり、車イスで肩も痛めたが、数年後歩いているのを見たと。
「ウソだ。治療記録を見せろ」というストレンジに、彼は「その傲慢さが治るなら捜しますよ」と返した。
治療記録を見たストレンジは、ジョナサン・パングボーンに会いに行く。
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パングボーンを見たストレンジは驚愕する。C7とC8を完全損傷していたパングボーンが、元気にバスケットボールをしていたのだ。
絶望の淵から戻ってきたパングボーンに、震える両手を見せ、「私も戻りたい」というストレンジ。
体を諦め、意識を高めるしかないと思ったパングボーンは、導師や聖女に会いに行った。そして師と出会った。意識は高まり、魂は深まった。結果、体が治ったという。
その場所は「カマー・タージ」。
ストレンジは、有り金をはたいてネパールのカトマンズへと向かった。
カマー・タージを探してあてもなく歩き回るストレンジを、一人の男がつけていた。
男は、ストレンジが時計を狙った暴漢に囲まれ、暴行されていたところを助けてくれた。
たった一つ残った、クリスティーンから貰った大事な時計は粉々になってしまったが、男はストレンジをカマー・タージへといざなった。
礼をわきまえないストレンジに、男は「常識はすべて捨てろ」と忠告する。
エンシェント・ワンはストレンジがドクターであったこと、7回手術を繰り返したこと、すべてを見通していた。
パングボーンを治してはいない、歩けると信じさせたというエンシェント・ワン。
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ストレンジは神経細胞を自己修復させる方法を期待するが、彼女は「魂で治す方法を知っているだけだ」と答える。
苦労の末にたどり着いたところは、治療施設などではなく、人智を超えた神秘の力を修行する場だった。
ストレンジは神秘なるものに対する懐疑心を隠そうともせずに、「魂なんてものはない!」と科学的治療の望みを絶たれた怒りをぶつける。
エンシェント・ワンはそんなストレンジに静かに向き合い、無知を悟らせるため、アストラル体にした。
肉体を離れた魂が存在する場所、アストラル界。
なおも出されたお茶に幻覚剤が入っていたのではと疑うストレンジに、エンシェント・ワンは瞬時にして見たことのない世界を体験させ、物質的な宇宙がすべてではないと説く。
エンシェント・ワン「現実とは?感覚を超えた先に何が?存在の根底で意識と物質が出会う。思考が現実を形作る」
この宇宙は無数の中の1つ。終わりのない世界 善意に満ち命を育むものや、悪意と欲望に溢れたものもある。
ドルマムゥが支配する、暗黒の世界だ。万物の誕生より古くからある力が待ち受ける。
エンシェント・ワン「この多元宇宙(マルチバース)にあなたが存在する意義とは?」
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異次元世界を次々と体験していったストレンジは、全てを知っていると思い上がっていた傲慢な自分を思い知り、未知なるものへの畏敬の念に震えた。
現実に戻ると即座に「私を弟子に」と頼むも、エンシェント・ワンに追い出されてしまう。
カマー・タージの扉は閉じられてしまった。
諦めきれず、扉の前で粘り続けるストレンジ。
扉の外に5時間もいるストレンジを入れてやるよう、モルドはエンシェント・ワンに進言する。
だがエンシェント・ワンは身に覚えがあると告げる。頑固、傲慢、野心。カエシリウスだ。また弟子を暗黒の力に渡すことはできない。
しかし、モルドはカエシリウスがあのページを読み解く前に、ストレンジのような男が必要だと説く。
ついに扉が開かれた。
モルドはストレンジを部屋に案内し、「shamballa」と書かれた紙を渡す。Wi-Fiのパスワードだ。
翌日から、魔術の修行が始まった。
魔術の言葉は、文明と同じくらい古い。古代の魔術師達は呪文と呼んだ。エネルギーを異なる次元から引き出し、呪文を唱え、盾や武器を呼び出し、魔術を放つのだ。
エンシェント・ワンは、魔術を扱えるようになるには、医学と同じく研究と実践を重ねるしかないとストレンジに説く。
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承:闇の魔術師カエシリウスがサンクタムを襲撃
ストレンジは図書館で、書庫番のウォンと出会う。
『見えぬ太陽の書』『新天文学』『帝権経典』『ソロモンの鍵』、全て読んだというストレンジを、ウォンはマスター専用の書庫に案内する。ウォンが許可すれば使える書庫だ。
『根本原理入門』から始めるようアドバイスしてくれた。サンスクリット語や古語のヴェーダ語で書かれた難書だが・・・。
そこにはエンシェントワンの蔵書もあった。読むのは自由だが禁断の儀式がある。至高の魔術師しか理解できない書だ。
ストレンジがその中の一冊を手に取ると、ページが破られていた。『カリオストロの書』、時間の研究所書。
書庫番を殺し、カエシリウスが儀式のページを盗んで以来、蔵書はウォンが守っていた。
一方、カエシリウスはまさに闇の儀式を実行しようとしていた。
カエシリウス「裏切り者を倒す力を得る時が来た。世界を裏切った者を」
呪文を唱えると、目元が黒くひび割れ、額にドルマムゥの紋章が赤く浮かび上がった。闇の深淵からドルマムゥがこちらを見据える。
そしてカエシリウスはドルマムゥの強大な魔力を会得した。
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修行は何事もうまくいかず、ストレンジは経験したことのなかった挫折を味わう。
多元宇宙での移動が可能となるスリング・リング。だが他の弟子たちと違い、ストレンジがいくら円を描いても、一向にゲートは現れない。
そこへエンシェント・ワンが現れた。できないのは手のせいだというストレンジに、エンシェント・ワンは手は無関係だと告げる。
その証拠に、右手のないマスター・ハミヤは見事に魔術を操ってみせた。
エンシェント・ワンはストレンジをゲートを通じてエベレストへと連れて行く。
景色は美しいが、雪山のエベレストの気温では、人間は30分で全身の機能が停止する。この過酷な環境下に、エンシェント・ワンはストレンジを置き去りにしてゲートを閉じた。
助けに向かおうとする守る道エンシェントワンが止める。
この荒療治に、何とかストレンジはゲートウェイを開いて戻ってみせた。
月日は流れ、ストレンジのローブはグレイからエンジへと変わっていた。震える手で電気カミソリを使い、ヒゲをそるストレンジ。
図書館で『アストラル投射の本』を借りようとするが、ウォンに「お前には早い」と貸してもらえない。
ストレンジはスリング・リングを使ってゲートを開き、密かに蔵書を借りていき、アストラル体で読書をしていた。
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覚えが早いストレンジに、安全な場所で修行するよう、エンシェント・ワンはミラー次元へと導いた。
外からは感知できず、現実世界に影響もない、ミラー次元の中で修行や監視をする。 脅威の封じ込めにも使えるが、出入りにはリングが必要だ。
ストレンジはエンシェント・ワンが一体何歳なのか、何者なのか、疑問を持ち始める。
そんなストレンジに、モルドは「師を信じろ。道を誤るな」と諭す。カエシリウスのようにはなるなと。
最愛の家族を亡くし、カマー・タージへやって来たカエシリウスは、生きる意味を魔術に探し求めた。だが師の教えに背き、闇の魔術に魅入られ、数人の弟子を連れカマー・タージを去った。
モルドはレリックを手にした。扱いやすくするため、強力すぎる魔術を封じ込めてある道具だ。リビング・トライビュナルの棒、ワトゥームの杖、ヴァルトーのブーツ。
ストレンジは自分も欲しいと言うが、それはレリックが決めるという。
モルドはヴァルトーのブーツで空中を飛び、ストレンジに攻撃を仕掛けた。
モルド「いつかその日が来る」
カエシリウスと戦わねばならない、その日が。
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カエシリウスが実行しようとしていたのは何の儀式なのか、気に掛かっていたストレンジは、ウォンの不在時に図書館に忍び込み、『カリオストロの書』を盗み見る。
そして、安置されていた「アガモットの目」を手にし、書に書かれた通りに使ってみた。
手をかざすと食べかけのリンゴが芯となり、反対にひねると食べる前のまっさらなリンゴに戻った。
使い方を把握したストレンジは、破られたページの復元を試みる。
だがそこへモルドとウォンが現れた。モルドは「その儀式は厳禁だ」と激昂する。
時間を操れば、分岐が生じる。異次元の扉が開き、タイムループが起きてしまうのだ。同じ瞬間を繰り返せば、存在さえ危うくなる。
時空連続体を断ち切ったストレンジは死ぬところだったと、ウォンも忠告する。自然の摂理を侵さず、守れと。
しかし同時に、難解な呪文をよく覚えたと2人は驚いていた。
ストレンジは映像のように記憶できると言うが、記憶力だけで出来はしない。 「魔術師の申し子」いうウォンに、 ストレンジは「この手すら直せないのに?」と返す。
一体自分たちは何者なのか。問うストレンジに、ウォンは魔術師の歴史を語り始めた。
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物理的な脅威と戦うアベンジャーズに対し、魔術師は神秘的な脅威と戦って来た。
エンシェント・ワンは至高の魔術師の継承者。初代は何千年も昔の魔術の父・アガモット。「アガモットの目」を作った人だ。
アガモットは3つの聖域=サンクタムを置いた。
カマー・タージの3つの扉は、今や大都市となった香港、ニューヨーク、ロンドン、それぞれのサンクタムに通じていた。
3つのサンクタムが地球に結界を張り、 魔術師がサンクタムを守っている。異次元の脅威、ドルマムゥから。
ドルマムゥは暗黒次元の主で、時間を超越する暗黒の支配者にして宇宙の破壊者だ。無限の力を持ち飽くなき欲で、全ての宇宙を暗黒次元に取り込もうとしている。 最大の狙いは地球だ。
盗まれたページはドルマムゥと繋がり、暗黒の力を得る儀式だった。
手を治しに来ただけのストレンジは、この件には関わらないと決意するが、その時鐘の音が鳴り響いた。ロンドンだ。
ロンドンのサンクタムがカエシリウスに襲撃され、魔術師が扉を通じてカマー・タージへと逃げて来たのだ。
だが次の瞬間、カエシリウスの攻撃でストレンジはどこかへ飛ばされてしまった。
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転:エンシェント・ワンに隠された秘密
モルドやウォンの姿もない。外へ出てみると住所はブレーカー通り177A。ニューヨークのサンクタムだ。
サンクタムには数々の魔法のレリックが収納されていた。その中には赤いマントもあった。
そこへ、ゲートウェイを通って、弟子たちを率いてカエシリウスが現れた。
サンクタムの主はあえなく殺されてしまう。それを止めに入ったストレンジも標的にされた。
襲い来るカエシリウスの弟子たちに抗戦するも、空間を自在に移動して攻撃を仕掛けて来る彼らに、ストレンジは防戦一方だ。それでも様々な空間へと通じる扉を駆使し、弟子の何人かを追いやる。
しかし、カエシリウスにレリックが使えないことを見抜かれ、絶対絶命となったその時。
カエシリウスがストレンジにとどめを刺そうとしたのを、ケースを割られて外に出た赤いマントが止めた。
意思ある者のように動く不思議な赤いマントは、階段から階下へと突き落とされたストレンジに浮遊してまといつき、助けてくれた。
だがストレンジが武器を取ろうとすると、なぜか邪魔をする。
代わりにサイトラックのクリムゾン・バンドを使えと合図する。3000年前のバビロンで作られた拘束具だ。
マントがカエシリウスを攻撃したすきに、ストレンジは拘束具を投げつけ、カエシリウスを拘束した。
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すべては老い、すべては死ぬ。いつか太陽は消滅し、我々の世界も滅びる。だが暗黒次元は、時間を超越している。我々の世界もその一部になることで理想郷となり得る。誰もが等しく永遠の命を得る、美しい楽園。
死は屈辱だというカエシリウスは、世界を支配する気はなく、進化の究極であるドルマムゥに委ねるだけだと告げる。
傷を癒やすために訪れたカマータージは救いの場所だ。だが救いではなく、エンシェント・ワンに手品を見せられる。 真の魔術は教えない。
カエシリウスはストレンジに「あの長寿の理由がわかるか?」と問い掛ける。
そう、『カリオストロの書』の儀式だ。
ドルマムゥは破壊者ではなく世界の救済者だと説くカエシリウス。その力でエンシェント・ワンを倒し、サンクタムを破壊してドルマムゥを迎え入れる。
カエシリウスが笑った。ストレンジの指にスリング・リングがない。その一瞬のすきを突いて、ストレンジはゲートウェイを通じて戻ったルシアンに一撃を食らわされた。
マントがルシアンを抑えてくれているすきに、スリング・リングを取り返したストレンジは、クリスティーンのいる病院へと向かう。
突然現れたストレンジに戸惑うクリスティーンに、彼女だけでオペを頼む。
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ルシアンに刺され、心タンポナーデを起こしていた。出血は心膜の中。
ストレンジはアストラル体となってクリスティーンに指示を出す。
だが、ルシアンもアストラル体となってストレンジを追って来た。ゼロッツ随一の戦士に、押されるストレンジ。
心停止してしまったストレンジに、クリスティーンが電気ショックを施した。すると、そのエネルギーでストレンジの頭を掴んでいたルシアンも吹き飛ばされた。
ストレンジは蘇生したにもかかわらず、もう一度電圧を上げて電気ショックを施すよう指示。その衝撃でルシアンのアストラル体は消滅した。
傷を縫うクリスティーンに、ストレンジは「君が正しかった」と自分の愚かさを詫び、もっと君を大切にすべきだったと告げる。
オペが終わり、すぐに動こうとするストレンジをクリスティーンは止めるが、カエシリウスを止めなくてはならない。
ストレンジがカルト集団にハマっていると思い込んでいたクリスティーンは、清掃室の光るゲートを見て驚く。
ニューヨークのサンクタムに戻ると、ルシアンは絶命していた。
既にカエシリウスの姿はなく、拘束具を解いて逃げた後だった。
モルドとエンシェント・ワンも来ていた。気まぐれな”浮遊マント”がストレンジを認めたことに驚く2人。
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カエシリウスはミラー次元の外の現実世界で、空間や物質を操っていた。ストレンジからそのことを聞かされ、エンシェント・ワンは驚愕する。
ロンドンが陥落した今、ニューヨークと香港のサンクタムで暗黒次元から守っている。ニューヨークを守ったストレンジに、ここを任せると告げ、エンシェント・ワンはストレンジをマスターと認めた。
だがストレンジは、
ストレンジ「違う。ドクターだ。マスターでもミスターでもない。ドクターだ」
と返す。
医者になった時命を救うと誓ったのに、人を殺してしまった。二度とごめんだというストレンジ。
しかしエンシェント・ワンは、ストレンジが1つの命を救うために医者になったことを見抜いていた。自分自身の命を。死さえも思い通りになるというのは、高慢なエゴだというエンシェント・ワン。
だがドルマムゥなら?ドルマムゥは永遠の命を与えてくれる。
ストレンジは「あなたは?」と問い掛けた。長寿の源は、暗黒次元の力を使っているからだ。
ストレンジはモルドにエンシェント・ワンを信用するなと忠告するが、モルドは反発する。ストレンジこそ勇気のない腰抜けで、ストレンジが守ったのはサンクタムではなく自分の命だと。
他に方法があるはずだというストレンジに、モルドは「迷わず殺せ」と返した。
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そこへカエシリウスが戻ってきた。
ストレンジはカエシリウスたちをミラー次元へと閉じ込め、カエシリウスのリングを奪い、モルドと共に外へ出た。
ゲートウェイを使って逃げようとするが、カエシリウスがそれを阻む。
空間と物質を自在に操るカエシリウスに、ゲートはことごとく閉じられてしまう。
暗黒次元の力でカエシリウスの力は強大になっている。ミラー次元に閉じ込めたのが逆に仇となった。このままでは殺される。
ストレンジを捕まえたカエシリウスは、リングを奪い返し、とどめを刺そうとした。
だがエンシェント・ワンが現れ、これを止めた。
エンシェント・ワンの額にドルマムゥの紋章が浮き出ているのを見たモルドは、激しく動揺する。
ストレンジとモルドを逃し、エンシェント・ワンはかつての弟子カエシリウスと対峙する。
全てはカエシリウスを守るためだった。カエシリウスはドルマムゥの正体を知らない。“永遠の命”は楽園ではなく苦しみだと諭すエンシェント・ワン。
しかしカエシリウスはその言葉に耳を貸すことなく、部下ごとその刃でエンシェント・ワンを貫き、ゲートへ彼女の体を投げ込んだ。
ストレンジとモルドはエンシェント・ワンの後を追った。
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結:暗黒次元ドルマムゥをタイム・ストーンで撃退
現実世界へ戻されたエンシェント・ワンは、地面に叩きつけられた。
ストレンジは気絶心筋で危険な状態にあるエンシェント・ワンを病院へ運び、再びクリスティーンに協力を頼む。ストレンジはメスを手に取るが、やはり手が震えて持てない。脳圧を下げるよう、ニックに託した。
心停止だ。ブレるモニターに、ストレンジはエンシェント・ワンがアストラル体となって出ていったことを知る。
体に戻らなければ。もう時間がない。
エンシェント・ワン「何年も時間を見てきました。この瞬間を・・・でもこの先は見えない」
闇の未来を何度食い止めても、また次から次へと危機は訪れる。そして必ずここへ。でもこの先は、見えない。
エンシェント・ワンは未来を、ストレンジの可能性に見出していた。ストレンジには善の心があると。世に秀でたのは成功を求めたからではなく、失敗を恐れたからだ。だから名医になれた。
しかしそれが妨げになっている。傲慢さと恐れのせいで、最も大切な教えを学べずにいる。
エンシェント・ワン「人のためにあれ」
パングボーンを治したのは、彼自身だ。次元と繋がり、力を取り込んだのだ。パングボーンは絶えず魔術で歩いていた。ストレンジが望めば、彼の手も治せる。
エンシェント・ワンも暗黒次元の力は避けたかったが、より大きな善のために教えに背いた。
だがモルドは認めない。モルドは若い頃に苦労したせいで魂が硬い。ストレンジは柔軟だが、強さに欠ける。ドルマムゥを倒すには2人の力が必要だ。
まだ準備が出来ていないというストレンジに、
エンシェント・ワン「誰しもそうです。私たちは時を選べません。死があるから人生が輝く」
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エンシェント・ワンは死んだ。
すべてを諦めかけていたストレンジに、クリスティーンは言った。「手がダメになっても終わりじゃない」と。命を救う道は他にもある。
一方、カエシリウスたちが最後のサンクタムを落とすべく、香港へと現れた。ウォンが迎撃に向かうが、
「お前は歴史の闇に消える」
ストレンジはカマー・タージへと戻った。
エンシェント・ワンの死を伝えるも、モルドは「お前が正しかった。とんだ偽善者だった」と言う。
ストレンジは正しい目的のために力を使っていたとエンシェント・ワンをかばうが、モルドは認めない。ツケは回ってくる。彼女の偽善がドルマムゥを呼んだ。カエシリウスの反逆は彼女のせいだ。
ストレンジ「死んでも戦う日が来ると言ったな。今日がそうだ」
自分一人では阻止できない。ストレンジはモルドを説得し、ゲートウェイを開いて香港へ向かう。
だが既に遅かった。香港サンクタムは崩壊し、香港の街もろとも暗黒次元にのまれようとしていた。
ドルマムゥが来る。もはや手遅れだ。止められない。
ストレンジ「方法はある」
ストレンジはアガモットの目を開いた。タイム・ストーンを使って、時を巻き戻す。まだ間に合う。
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カエシリウスはストレンジがしようとしていることを察し、攻撃するが、ストレンジが一瞬早かった。
倒壊した建物が元へと戻っていく。モルドと連携し、カエシリウスを壁へと閉じ込めた。
ドルマムゥは必ずまた来る。今度こそ守る。
しかし、壁から脱出したカエシリウスの攻撃を受けてストレンジの魔術が崩され、時が止まった。
カエシリウス「必然は覆せない。美しい。時間を超越した世界。死さえも」
カエシリウスの言葉にあることに気付いたストレンジは、自ら暗黒次元へと突入していった。
力に屈し、お前たちを見捨てたというカエシリウス。本当にそうなのか。
暗黒次元で、ストレンジはドルマムゥと対峙する。
ストレンジ「ドルマムゥ。取引に来た」
「お前たちの世界はもう俺のものだ」と勝利宣言をするドルマムゥに、ストレンジはあえなく消滅させられてしまう。
だが時が巻き戻った。
ドルマムゥはストレンジを殺すが、再び時が戻りストレンジが現れた。
永遠にループする時間だ。
「永遠には続けられんぞ」というドルマムゥ。しかし、この瞬間から永遠に抜け出せない。「永遠の死を味わわせてやる」というドルマムゥに、
ストレンジ「代わりに地球の人々は殺すな」
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ストレンジは絶対にドルマムゥには勝てない。だが、負けることはできる。何度でも、永遠に。
ついにドルマムゥが根負けした。
永遠のループを終わりにし、自由にする代わりに
ストレンジ「ゼロッツの奴らをつまみ出し、地球から手を引け。二度と来るな。応じればやめてやる」
ドルマムゥはこの取引に応じた。
カエシリウスたちゼロッツが暗黒次元に引き寄せられていく。
ストレンジ「本ごと盗むんだったな。注意書きは呪文のあとに載ってる」
ドルマムゥは暗黒次元と共に地球を去り、香港の街とサンクタムは元通りに戻った。
しかし、自然の摂理を侵し、掟を破った自分たちにもいずれ必ず報いは来る。モルドは「私は別の道を行く」と袂を分かち、姿を消した。
ストレンジはアガモットの目を再び安置してあった場所に戻した。
「賢い選択だ」というウォン。
ウォン「お前にインフィニティ・ストーンはまだ早い」
魔術の才能はあるが修行が足りない。エンシェント・ワンの死はすぐ広まる。至高の魔術師はもういない。準備が必要だ。
「大丈夫だ」とウォンに返し、ストレンジはニューヨーク・サンクタムへと戻った。
震える両手はまだ戻らない。だが。止まっていた時間は動き始めた。
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エンドロール後:ソー登場!『バトルロイヤル』への伏線
ソー「地球にも魔法使いがいるのか」
お茶を勧められ、断ったソーの手には、気付かないうちにビールが握られていた。飲み干すと、再び満タンに増えていく。
ストレンジはこの世界の脅威になる存在を調べていた。ソーの義弟ロキも要注意人物だ。
ソーは父オーディンを探してニューヨークへロキを連れて来ていた。
オーディンが見つかればアスガルドへすぐに帰るというソーに、ストレンジは「手を貸そう」と告げる。
『バトルロイヤル』へ⇒【マイティー・ソー バトルロイヤル】ネタバレをあらすじ~ラスト結末まで 曲&小ネタの解説も
***
工具を使って仕事をするパングボーンの元に、モルドが現れた。
モルド「何か月もかかってやっと悟った。魔術師の真の目的を。あるべき姿をねじ曲げ、力を盗み、自然を侵すことだ。お前のように」
「これは俺の力だ」と言うパングボーン。
しかし、モルドは「力には目的が要る」とパングボーンに襲い掛かった。そして、パングボーンの力を奪い取った。
「なぜこんなことを」と尋ねるパングボーンに、モルドは「世界の間違いに気づいたからだ」と答える。
モルド「魔術師が多すぎる」
Doctor Strange will return(ドクター・ストレンジは帰ってくる)。
『インフィニティ・ウォー』へ⇒『インフィニティ・ウォー』ネタバレとあらすじ ラスト結末はキャプテンが◯◯!?
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『ドクター・ストレンジ』考察&解説
ドルマムゥを諦めさせたタイムループの仕組み
ストレンジの
ストレンジ「ドルマムゥ。取引に来た」
から始まるエンドレスタイムループ。
時間を超越するドルマムゥが相手だからこそ成立するタイムループです。
ストレンジがタイムストーンを使ってドルマムゥを特定の次元に固定。
↓
ドルマムゥがストレンジを殺す。
↓
ストレンジが生き返る。
↓
「取引に来た」のエンドレスループ。
ストレンジが使っているのはタイム・ストーンの力です。
で、これを見ると
タイム・ストーンの力>ドルマムゥの暗黒次元の力?
にも見えるんですが、
ストレンジがドルマムゥに勝てはしないところを見ると、やはり暗黒次元の力は強大なのでしょう。
ただし、ストレンジも「永遠に負け続ける」ことは可能なため、
ドルマムゥをこの次元に留めおくことはできる。
ドルマムゥがこのループから逃れるには、
- ストレンジがタイムストーンの力を解除。
- ストレンジが勝利し、自分が消滅する。
の2択しかないため、
結局ドルマムゥが根負けするしかなかったわけです。
ストレンジと2人きりの次元に留め置かれては、支配も何もあったもんじゃない。
タイム・ストーンの力を使った上手い手だな~~~と思います。
さすがストレンジ。
インフィニティ・ストーンの詳細は⇒インフィニティ・ストーンの種類・色・能力まとめ
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ウォンが聞いていたビヨンセの曲は?
ウォンが警備しながら聞いていたのは、ビヨンセの「Single Ladies」です。
⇒Single Ladies (Put a Ring On It) – Beyoncé
ウォン「お前には早い」
ストレンジ「どうかなビヨンセ。知ってるだろ?大スターだぞ」
のビヨンセネタを受けて、
ストレンジの話を聞いていないようで意外とちゃんと聞いてるウォン(笑)
そして早速聞いてる!
こういうところは順応性高いですよね、ウォン。
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『ドクター・ストレンジ』感想
マーベル久々の新単体タイトルでめちゃくちゃ面白かったです・・・!
ガチで『アイアンマン』に匹敵する面白さ。
カンバーバッチが主演でヴィランがマッツって、キャスティングされた時点で期待値MAXだったんですが、期待を裏切らない、それ以上の衝撃でした。
ラストのタイムループに持ち込んでドルマムゥを倒す倒し方もすごく斬新だし。
まずキャスティングが最高すぎる・・・!
エンシェント・ワンがティルダ・スウィントンは最強の布陣だと思います。
神秘的な雰囲気がとにかく合ってる・・・!
『コンスタンティン』のガブリエル思い出すなあ・・・。
そしてまさかスコット・アドキンス見られると思ってなかったので感動です。
セリフほとんどなかったけど・・・!彼の蹴りが見られて大満足です。
どうせならヴァン・ダムも連れてきて欲しかった・・・。いやマッツとモロかぶるか・・・。
ストレンジの世界観は、魔術とか不思議な力を使っているように見えて、結構モダンというか現代的でリアリティがあって。
ウォンがビヨンセ聞いてたり、
モルドが
モルド「未開人じゃないぞ」
って言っているように、Wi-Fiやパソコンが使えたり、その辺は結構柔軟なんですよね~カマー・タージ。
サンスクリット語がGoogle翻訳で事足りるなんてそんなバカな・・・(笑)
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そして何より映像が美しかった・・・!
最初は3D酔いしそうだなあ・・・と不安だったんですが、全然そんなことはなく。
地平線がはっきりしてるからですかね?全然大丈夫でした。
『インセプション』の夢の世界をさらに推し進めて現代のCG技術で実現させるとこうなるのか~と、美しすぎる映像美に感動でした。
ビルが本当に美しい。
マッツがバンバン割ってくれちゃったけど(笑)それもまた美しい。
崩れ方がもう芸術です。
ストレンジはこの後『インフィニティ・ウォー』でアベンジャーズに合流してサノスと戦うんですが、
まあむちゃくちゃ成長しますよね・・・。
ストレンジのポテンシャルを見抜いたエンシェント・ワンの目は確かだった・・・。
過去最高のソーサラー・スプリームじゃない?
対して『007』のル・シッフル以来、カマセ感が半端ないマッツ・・・。
今回もも~~いろいろ突っ込みどころは満載でしたね~~。
まずストレンジが言う通り、なぜ本ごと盗まなかった・・・!?!?
本そんな重いの!?ページ破るんじゃなくて本ごと盗む方が早くね!?
そして解読できてるようで全然解読できてない・・・!!!
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撮影のインスタとか見てるとマッツがひたすら屈伸してて・・・(ホロリ)
あのエフェクトは死ぬほどカッコいい・・・!!
監督天才かと思いました。
でも地面バーン!でエンシェント・ワンに押し返されるカエシリウス。
そして空間歪め倒して全力で走ってもストレンジになかなか追いつけないポンコツな感じ・・・!!
カエシリウス「いつカマー・タージに?ミスター・・・」
ストレンジ「ドクターだ」
カエシリウス「ミスター・ドクター」
ストレンジ「ストレンジだ」
お前が最初にドクター言うからやー!!!
めっちゃカエシリウス混乱しとるやん・・・!!
最初の自己紹介でこんな職業押しな人いないからだよ・・・!
でも目クルクル動かすマッツ素敵・・・。
カエシリウス「そうか。どうでもいい」
結局この混乱は続き
カエシリウス「ミスター・ドクター」
ストレンジ「私の名前はドクター・スティーヴン・ストレンジだ」
カエシリウス「医師か」
やっと意思の疎通・・・!!
ちょっとカエシリウス、アホの子なんじゃないかと思った一幕でした。
でもまあこれはストレンジが悪いよね。
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カマー・タージはカルトだと信じて疑わないクリスティーン(笑)
『インフィニティ・ウォー』でもトニーがストレンジと初めて会った時、
トニー「何かの勧誘か?」
って言ってたしなあ・・・。
ゲートウェイ使った勧誘って・・・!
ウォンの笑いのツボ謎すぎ・・・!
ラスト、真面目にストレンジが言ったセリフに大爆笑。「ウケる」ってウォーン!(笑)
モルドのダークサイド落ちは、
こういう感じを見るたび、『幽遊白書』の
「これだからクソマジメな奴は始末が悪いよな。極端から極端へ走りやがるからな」ってセリフを思い出すんですよね~~~。
信じ切ってた分、裏切られた時のダークサイドへの堕ち方がエグい。
それはカエシリウスも同じだったんじゃないかと思います。
でも『インフィニティ・ウォー』見る限り、ストレンジ2の敵がモルドだと全然ストレンジに釣り合わないんだけどどうするんだろう・・・。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』みたいに、別次元から敵連れてくるのかな・・・。
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