【下町ロケット】ゴーストのネタバレと最終回結末 裏切り者の正体は!?

阿部寛主演ドラマ『下町ロケット ゴースト』のネタバレあらすじと感想についてまとめています。
ロケットの夢、そして人工弁ガウディの夢を叶えた佃製作所の社長・佃航平。だが帝国重工の財前からスターダスト計画が終わるかもしれないと告げられ、落ち込む佃。そんな時、殿村の実家の農家でトラクターを見て、トラクター用トランスミッションの開発に乗り出すことを決意する。
2015年に放送された前作シーズン1(ロケット編・ガウディ計画編)のあらすじを簡単におさらいし、池井戸潤の原作小説もあわせてチェックしていきます。
最終回ラストまでネタバレしていきますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

登場人物&俳優キャスト

佃製作所

■ 佃 航平(阿部寛)
小型エンジンを開発・販売する佃製作所の二代目社長。宇宙科学開発機構の研究員であったが、ロケット打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、父が遺した町工場を継いだ。
  
■ 山崎 光彦(安田顕)
技術開発部の部長。航平の大学時代の後輩で、その腕を見込まれて技術開発部のリーダーとして7年前に佃製作所へ招かれた。
  
■ 殿村 直弘(立川談春)
経理部長。元白水銀行の銀行員。
  
■ 立花 洋介(竹内涼真)
技術開発部の若手技術者。
  
■ 軽部真樹男(徳重聡)
エンジニア。
  

■ 神谷 修一(恵俊彰)
神谷・坂井法律事務所の代表。知財関係の訴訟のエキスパートである凄腕の弁護士。

佃の家族

■ 佃 利菜(土屋太鳳)
航平の一人娘。父のロケットへの情熱に感化されて、帝国重工に就職。

■ 和泉 沙耶(真矢ミキ)
航平の元妻。航平と同じ大学で、佃が院生の時に学生結婚する。

■ 佃 和枝(倍賞美津子)
航平の母。

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帝国重工

■ 藤間 秀樹(杉良太郎)
帝国重工の社長。“スターダスト計画”を成功させ、帝国重工を宇宙航空分野で世界のリーディング・カンパニーにすることを目標に掲げている。
  
■ 財前 道生(吉川晃司)
宇宙航空部の部長。入社以来順調にエリートコースを歩んできて、純国産ロケット開発計画“スターダスト計画”を担当。
  
■ 水原 重治(木下ほうか)
宇宙航空部の本部長で、財前の直属の上司。
  
■ 的場 俊一(神田正輝)
帝国重工の取締役であり、次期社長候補。「スターダスト計画」に懐疑的であり、ロケット開発計画に反対する“反藤間派”として不穏な動きを見せる。
  
■ 奥沢 靖之(福澤 朗)
機械製造部長。的場の側近で島津の元上司。

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ギア・ゴースト

■ 伊丹 大(尾上菊之助)
ベンチャー企業「ギアゴースト」社長。帝国重工の元社員で、機械事業部で事業企画を担当していた経歴を持つ。
  
■ 島津 裕(イモトアヤコ)
副社長兼技術者。帝国重工の元社員で、天才エンジニアと呼ばれていた。
  
■ 柏田 宏樹(馬場 徹)
エンジニア。
  
■ 坂本 菜々緒(菅野莉央)
エンジニア。
  
■ 末長 孝明(中村梅雀)
顧問弁護士。

■ 辰野(六角精児)
大森バルブの営業部長。

■ 重田 登志行(古舘伊知郎)
小型エンジンメーカー「ダイダロス」の代表取締役。

■ 中川 京一(池畑慎之介)
ケーマシナリーの顧問弁護士。国内最大手である田村・大川法律事務所所属。技術系の企業法務の分野では名の知れた優秀な弁護士。

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『下町ロケット』前作(2015年)の簡単なあらすじ

ロケット編(1~5話)

7年前、ロケット打ち上げ失敗の責任を取り、宇宙科学開発機構を追われた佃航平は、父親が遺した下町の工場「佃製作所」で経営者として第二の人生を送っていた。

佃はあきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ佃製作所の業績は下降気味になっていく。

一方、初の純国産ロケットの開発を目指し、「スターダスト計画」を進めてきた帝国重工。苦難の末に完成させた、ロケットエンジンの要とも言うべきバルブシステムの特許が、佃製作所によって2週間先に申請されていたことが発覚する。

特許の買い取りを提案する財前に対し、佃はバルブシステムの部品供給を願い出る。

製品テストをはじめ、数々の難関をクリアした佃製バルブの品質を認めた財前は、ロケットのキーパーツの完全内製化を掲げる藤間社長を説得。

ついに、佃製バルブを搭載したロケットが打ち上げられた。

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ガウディ計画編(6~10話)

ロケットへの夢を実現させた佃は、北陸医科大学の一村教授からその技術力を見込まれ、心臓手術用の人工弁「ガウディ」の開発を依頼される。

だが佃製作所をライバル視する椎名社長率いるサヤマ製作所の登場により、スターダスト計画へのバルブシステムの供給を奪われ、佃製作所は窮地に追いやられていく。

一村と対立する貴船教授が推進する人工心臓「コアハート」の取引をも佃製作所から横取りしようと画策する椎名。

そんな中、コアハートの臨床治験第一号となった患者が死亡してしまう。死亡事故をもみ消そうとする貴船教授と椎名に対し、医療ジャーナリスト・咲間と共に、徹底抗戦する佃。

コアハートのデータ偽装が発覚し、椎名は逮捕された。そして、子供たちの命を救うため、佃製作所は一丸となってガウディの開発を成功させた。

詳細は⇒【下町ロケット】前作のネタバレをガウディ編ラスト結末まで

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『下町ロケット ゴースト』あらすじ・ネタバレをラスト結末まで

1話:佃の新たな夢、トラクター用トランスミッション開発へ

佃航平は元宇宙科学開発機構の研究員だったが、ロケットの打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」で経営者として第二の人生を送っていた。

一度はあきらめかけた夢であったロケット製造を、自社が開発したバルブシステムを使用し、日本を代表する大企業・帝国重工の純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」により実現。さらに、心臓手術用の人工弁「ガウディ」の開発にも成功し、佃製作所の経営は順調だった。

スターダスト計画発足から20年。
10年前に第一号機となる純国産ロケットの打ち上げに成功して以後、着実に実績を重ねてきた「帝国重工」だったが、今大きな岐路に立たされていた。

ヘイスティングス社の買収の失敗などによる大幅な赤字により、次期社長候補の的場を中心に藤間社長の経営責任を問う声が強まっていた。もし的場が社長になれば、採算の取れないロケット事業は縮小どころかなくなってしまうだろう。

スターダスト計画は次回で終わるかもしれないと財前から告げられた佃は、大きなショックを受ける。ロケット製造に関わることは佃の夢であるとともに、今や「ロケット品質」を掲げる佃製作所社員たちの精神的支柱にもなっていたからだ。

そして残された1機、ヤタガラス7号機の打ち上げを前に、財前は的場から担当を外されてしまう。しかも後任はいない。

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そこへ追いうちをかけるように、大口取引先農機具メーカー「ヤマタニ製作所」から小型エンジンの取引削減を告げられる。

佃製作所に代わって低価格モデルを供給するのは「ダイダロス」だ。ダイダロスは「安さは一流、技術は二流」をスローガンに、新規の顧客に食い込んで急速に業績を伸ばしていた。

性能よりもコスト重視という考えに、技術力が売りの佃製作所は存在意義が揺らぎ始め、佃は強い危機感を抱く。

そんな中、佃製作所の経理部長・殿村の父親が倒れた。殿村の実家は三百年続く農家。父親の看病と畑仕事の手伝いに、週末ごとに帰省する殿村を見舞う佃と山崎。

殿村に頼み、トラクターを運転する佃。トラクターで耕しただけでは作業ムラができるため、殿村はトラクターの後を付いてクワを入れていた。父親が倒れた原因も、この作業ムラにあった。

翌朝、佃はトラクターのエンジン部分を分解し、あることに気づく。作業ムラができる原因は、ロータリーの回転数が一定ではないこと、つまりトランスミッションの性能の問題だ。

トランスミッションとは?

変速機のこと。大小いくつもの歯車の組み合わせでできており、エンジンの動力を走行に適した回転数に変速する装置。自転車、自動車、船舶、鉄道、エスカレーターなど、様々な機器に組み込まれている。

高性能のトランスミッションを開発できないかと提案する佃。一見畑違いに思えるが、トランスミッションにとって重要なパーツはバルブだ。

ロケットエンジンで培ったバルブのノウハウを活かし、エンジンとトランスミッション、両方を活かせるメーカーになる。佃の中に新たな夢が生まれた瞬間だった。

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ヤマタニ製作所のトランスミッションの外注先は「ギアゴースト」。創業5年で年商100億を超えるベンチャー企業だ。社長の伊丹と副社長の島津は帝国重工の元社員で、島津は当時天才エンジニアと名高かった技術者だ。

佃と山崎は早速ギアゴーストを訪れる。ギアゴーストは製造はせず、あくまで企画設計会社だ。全ての部品製造と組み立ては外注先の契約企業に発注している。アメリカのApple社のような、製品をプロデュースする会社だ。

ロケットのキーデバイスの完全内製化を掲げる帝国重工とはまるで真逆だ。伊丹も島津も帝国重工のそういう非効率的なやり方になじめず、独立したという。

トランスミッションの全パーツがコンペ形式。

伊丹「評価は公正で、会社の規模にかかわらず、その時に最善の方を選ぶ。これがギアゴーストのビジネスモデルであり、信念ですから」

展示されていたアイチモータースで採用された「T2」を見た佃たちはその技術力に驚く。T2を企画設計したのは島津だった。

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佃は「私の夢はトランスミッションメーカーになることです」と、ギアゴーストへの宣戦布告とも取れる発言をする。そんな佃に、トラクターのバルブはある種ロケットのバルブよりも難しいと忠告する島津。しかも、コンペの相手はバルブの帝王「大森バルブ」だ。

早速佃はプロジェクトチームを立ち上げた。リーダーは軽部、チームメンバーは加納と立花。

立花はスペック勝負になると踏むが、コストと納期の厳しい条件が課されている。チームリーダーの軽部は定時で帰宅し、立花の設計図には「やぼったい。やり直し」と言うだけで、全くアドバイスしてくれない。確かにコストオーバーだが、苦戦する立花は軽部の態度についにキレる。そんな立花に、軽部は

軽部「もっとオリジナリティ出せよ!あのバルブには、お前ららしさがどこにもねえ」

ロケット品質の原点にかえるため、立花たちは福島の一村教授(今田耕司)の元を訪れる。

ガウディを入れた子供たちのサッカーの試合を見に行き、そこで立花は「ガウディ」の臨床患者第一号となった少年、中島聖人(庵原匠悟)と再会する。彼らの姿に、初心を新たにする佃たち。

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一方、コンペ前に、大森バルブはハイスペックバルブの試作品を完成させ、ギアゴーストに持ち込んだ。実際はコストオーバーのバルブを採用せねば、T2のバルブ供給を止めると脅す辰野だったが、島津の助言でヒントを得て一旦持ち帰ることにする。

コンペ一週間前。立花の設計に、ついに軽部がゴーサインを出した。総力を上げて取り組み、ついに試作品が完成した。

だがコンペ当日、モーター技研で行われた数値検査は、圧倒的に大森バルブが上だった。勝ち誇る辰野に、島津が待ったを掛けた。

パーツ数は大森バルブが491の部品なのに対し、佃製作所は153。つまり、強度が強いのだ。土を掘り起こして進むトラクターに何より必要なのは、壊れないことだ。スペックの数字を追って繊細なバルブになればなるほど、わずかな衝撃で不具合が起きてしまう。それでは意味がない。

佃製作所のバルブは、大地を走るトラクターに乗せて完成する。

ギアゴーストのトランスミッションとのベストマッチを狙った、ユーザーのために作られたバルブだったのだ。伊丹は佃製作所のバルブの採用を決定した。

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2話:中川の特許侵害訴訟再び!クロスライセンス契約なるか

次回打ち上げのY2ロケット(ヤタガラス7号機)に、現状エンジンから、次々回の打ち上げのR3ロケットに搭載予定だった新型エンジンを搭載することが、急遽藤間社長の意向で決定した。

相変わらずキーデバイスの内製化に固執する帝国重工は、秘密裏に新型バルブシステムの開発を進めるも、やはり佃製作所の特許なしでは、安定的なバルブを開発することができずにいた。

そこで、水原本部長は再び佃製作所にバルブ製作を依頼してきた。だが時間がない上に、相当難しい作業で、要求された低コストに対応するのも至難の業だ。おまけに開発費も掛かる。

一方、ギアゴーストのコンペで大森バルブに勝利した佃製作所であったが、ギアゴーストがライバル企業のケーマシナリーから特許侵害の指摘を受け、コンペの話が白紙になろうとしていた。

特許侵害を指摘したケーマシナリーに話を持ち掛けたのは、佃製作所とも因縁のある弁護士・中川だった。

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問題となったのはギアゴーストのトランスミッションT2の副変速機だ。島津の申請前の調査では何も問題はなかったはずだが、不運にも“空白の18か月”にあたってしまった。

特許は出願後、18か月経過しないと公開にならない。島津の調査はちょうどその公開前の期間にあり、チェックから漏れてしまったのだ。

損害賠償額は、ケーマシナリーが本来得るはずのライセンス料15億。とてもギアゴーストに支払える額ではない。だが中川は、2週間以内に支払わないなら法廷で争うと宣告する。

伊丹は金策に駆け回るも、出資してくれる会社は現れない。

その話を聞いた佃は、自社の顧問弁護士である神谷に相談する。神谷は対抗手段として、クロスライセンス契約を提案する。ケーマシナリーがギアゴーストの特許を侵害している可能性を探るというものだ。特許の使用許可を互いに交換し合うことで、特許の使用料も相殺されて減額される。

佃はすぐにクロスライセンス契約の可能性についてギアゴーストに伝えようとするが、神谷は佃製作所がギアゴーストに出資する気はないかと尋ねる。うまくいけば、ギアゴーストをタダ同然で買収できるというのだ。

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神谷の提案は、ケーマシナリーがギアゴーストの特許を侵害していないか、佃製作所で独自に調べ、何か見つかればそのことを隠したまま、ケーマシナリーの15億の損害賠償を肩代わりする代わりに、ギアゴーストを買収して傘下に入れるというものだった。

早速軽部が作業の指揮をとり、部品の解体と調査を行うリバースエンジニアリングが開始された。ケーマシナリーが扱う膨大なトランスミッションの数百というパーツを検証し、ギアゴーストの特許を侵害していないか探す地道な作業だ。

一方、ロケットのバルブシステムも厳しい納期と条件の中、耐久テストがクリアできず苦戦していた。

そんな時、偶然ボウリング場で会った島津から、トランスミッション作りへの夢と情熱を聞いた佃。利菜から帝国重工での島津についての話を聞く。

かつて帝国重工の自動車のトランスミッション部門にいた島津は、新しいトランスミッション案をどんどん提案するも、上司に嫌われ、その斬新なアイデアを採用されずにいた。

やがて、島津は”帝国重工の墓場”と言われる総務部施設管理課に飛ばされた。ちょうどそこへ、機械事業部で斬新な企画を立て続けに出していた伊丹も飛ばされて来た。

帝国重工で大活躍していた2人が、最後は存在感のない、幽霊のような扱いを受けていた。だから、社名が「ギアゴースト」なのだ。幽霊のような扱いを受けていた2人が、トランスミッションで勝負を懸ける。

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2人の思いを知った佃は、クロスライセンス契約の可能性を伊丹と島津に教え、ギアコーストに全面協力することにする。

だがロケットバルブの開発が難航する中、人手が二分されてしまい、社内は不穏な空気になっていく。軽部は佃に「どちらか1つにしてくださいよ。バルブかトランスミッションか」と訴える。

効率化を意識し、形状測定に投影機を使うことにした立花たちだったが、検証の終わったものを再度調べる柏田に、立花は激昂する。

立花「特許申請の際に見落としがあったからこんなことになってんでしょ」

そんな立花に、島津は佃たちの発想を認めた上で、互いのやり方をミックスし、作業の分類を提案する。

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そしてバルブシステムは、島津が紹介してくれた小さな町工場の素材を採用したところ、ついに耐久テストで基準値をクリアした。しかも、コストも従来より2割抑えられる。

これだけの素材を惜しみなく提供できる島津を、佃は技術者として称えた。そして佃製作所、ギアゴースト一丸となって取り組み、ラスト1個。立花がT2に使用されているポケットリリーフと、ケーマシナリーのそれの形状が酷似していることに気付く。

形状は全く同じだ。だが、素材が違う。ケーマシナリーは複数のパーツを組み合わせたのだ。形状が全く同じでも、パーツの数が異なれば、同じものとは見なされない。島津の特許はそこまでカバーしきれていない。特許侵害にはならない。

この結果に、佃はギアゴーストを絶対に見殺しにしてはならないと考え、殿村らの反対を押し切り、15億の出資を引き受けることを決断する。

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3話:帝国重工の信用調査

ギアゴーストの協力のもと、新作バルブシステムの開発も順調に進み、最後の難関である燃焼実験のみとなっていた。

その燃焼実験も無事クリア。佃製バルブが新型エンジンに搭載されることが確定的となった矢先、的場は佃製作所がギアゴーストを買収しようとしていることを知り、信用調査を仕掛ける。

8年前、かつて伊丹が帝国重工にいた頃。業績悪化により存続の危機に立たされていた機械事業部は、下請け会社にコストダウンを要求せざるを得なかった。

だが伊丹が頼んでいた下請け会社の会長は、当時の帝国重工の会長・藤岡と大学の同窓で、強い発言力を持ちなかなか要求に対応してくれずにいた。

そんな中、テコ入れとして部長に就任したのが的場だった。的場はその下請け会社を切り捨て、非常とも言える「公正さ」を貫くことで、業績を回復させ、帝国重工を立て直していった。

その的場が、今佃製作所に牙を向こうをしていた。

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伊丹が買収意向表明書を見ているのを盗み見た坂本は、そのことを柏田に密告した。ギアゴーストが佃製作所に買収されることを知った柏田は、「中小企業の下請けなんて冗談じゃない」と激昂する。

一部上場企業になれると言った伊丹の言葉を信じてついてきたはずだった。

一方、ボロボロの社屋で、たった3人の社員になっても社員を見捨てることのなかった父親の背中を見てきた伊丹は、佃製作所に迷惑を掛けることに耐えきれず、買収話を辞そうと考え始めていた。

そんな伊丹を、佃は殿村の実家の田植えに誘う。

最初は乗り気でなかった伊丹だったが、機械の故障により手作業で田植えをすることになり、裸足で大地を踏みしめた瞬間、景色が変わって見えた。

田植え機の故障の原因はトランスミッションだった。島津が修理を手掛け、何とか機械による田植えが再開できたが、田植え機は真っ直ぐ植えられていないことに気付く。理由はやはりトランスミッションだ。

トラクター、コンバイン、田植え機・・・どれも農家の人にとっては何百万もする一生ものの買い物だ。自分が手掛けているものの到達点を改めて認識できた伊丹は、佃に礼を言う。

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信用調査の当日、殿村が自宅を出ようとすると、父・正弘(山本學)が倒れてしまい、緊急手術に。殿村不在のなか、帝国重工の審査部信用管理室の安本(古坂大魔王)に詰められる佃製作所メンバーは、指示された覚えのない書類の不備で窮地に立たされる。

父親に「行ってやれ」と促され、殿村が時間ギリギリで信用調査に駆け付けた。そして安本に、ギアゴーストと合併後の長期計画書を見せる。長期計画書が既にできていたことに、安本は驚く。殿村は想定しうる全ての書類を準備していたのだ。

佃は佃製のバルブシステムがなければ帝国重工のロケットは飛ばないこと、さらにはその技術を競合他社に売り渡すと安本に宣言する。

帝国重工にとって、新型エンジンが実現すれば、10億の経費削減になる。すなわち佃製作所のバルブシステムは、10億の技術だ。そのことを認めた安本は、信用調査で佃製作所に問題なしと判断をくだした。

だが、ギアゴースト内から開発情報が漏れていることが判明する。内通者は伊丹と島津に非常に親しい人間だと指摘する神谷。

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4話:ギアゴーストの内通者!裏切り者の正体は

ケーマシナリーは、島津がT2の設計を完成させたわずか1週間後に、特許のクレームの補正を行っていた。

クレームの補正とは?
申請した特許が独占できる範囲を事後的に修正すること。

ケーマシナリーが副変速機に追加したクレームの補正こそが、ギアゴーストを特許侵害に位置づけることになったことから、ケーマシナリーとの内通者

だが伊丹は、たった30人の従業員の会社で、開発情報を横流しするような裏切り者が社員の中にいるとは思えないと、怒って事務所を出て行ってしまう。

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戻って来た伊丹と島津に、坂本は買収の書類を盗み見てしまったこと、そしてそのことを柏田に話してしまったことを打ち明ける。柏田が情報を漏洩したのではないかと疑い始める島津。

一方、神谷は島津が事務所に忘れたカバンを届けに行った際、ギアゴーストの本棚に『ロービジネス』という法律の業界誌があることに気付く。

調べたところ、『ロービジネス』は末長の知り合いが発行していた雑誌だった。伊丹たちも付き合いで購入していたのだろう。定期購読しており、毎号揃っているはずの『ロービジネス』が、6月号だけ抜け落ちていた。

6月号に掲載されていたのは、末長と中川の対談記事だった。

弁護士の末長こそが、ケーマシナリーとの内通者だったのだ。

『ロービジネス』は今は廃刊になっており、ウェブ上にも記事は乗っていない。つまり、6月号に掲載された対談記事だけが、2人のつながりを示す、唯一の証拠だった。

実は、末長は中川と同期の間柄だった。4年前、末長は中川からギアゴーストの情報を流す代わりに、報酬として3億を提示され、その誘いに乗ったのだった。

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ギアゴースト買収問題の裏に存在する末長の存在が明らかになり、ケーマシナリーとの特許侵害問題は裁判へと持ち込まれることになってしまう。

そんな中、ケーマシナリーから伊丹に連絡が入り、ギアゴーストを買収したっていると「ダイダロス」の重田が現れた。

重田は、かつて帝国重工時代に、的場が切り捨てた重田工業の社長だったのだ。

会長だった重田の父親は、失意のうちに死に、その後重田は父親にも隠していた資産で小型エンジンを製造する会社を買収し、「ダイダロス」として再起を図った。

そして重田が次に目をつけたのがトランスミッション、つまりギアゴーストだ。

ダイダロスはケーマシナリーとの紛争とその賠償など、かかる費用の一切を負担する代わりに、ギアゴーストの全株式の無償譲渡を希望してきた。伊丹には社長を続投させるが、従業員の雇用は保証されない。

帝国重工時代にした下請け切りをずっと後悔してきた伊丹は、この申し出を一旦は断った。

重田「ただ私は、どうしてもギアゴーストがほしい。あの伊丹という男も。邪魔なのは佃製作所ですね」

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実は、ダイダロスの重田もケーマシナリー、中川、そして末長と繋がっていた

ギアゴーストが自分たちの関係に気付くことは絶対になく、最終的にはダイダロスを選ぶことになるだろうという末長。中川も「この裁判は我々の勝ちですよ」と自信満々だ。

重田「これで全員が得をする。ウィンウィンならぬ、ウィン・ウィン・ウィン・ウィンですね」

一方、伊丹は先日の無礼を神谷に謝罪すると共に、ギアゴーストの代理人を願い出る。末長との顧問契約は打ち切ると。

神谷は島津がかなり多くの特許を出願しているにもかかわらず、問題の副変速機の特許については申請していないのが気にかかっていた。島津が「以前から知られている技術の応用だと思った」のはなぜか?

佃製作所は大量の論文を取り寄せ、島津がそう思った理由を調べていた。

佃は利菜の言葉をヒントに、島津の母校である東京技術大学の書庫で島津が開発した副変速機の技術の元になる論文を見つける。25年前、当時の大学院生が書いた論文だった。それを大学時代に目にしていた島津は、以前から知られている技術の応用だと思ったのだ。

この論文を発見できたことにより、神谷はギアゴーストの弁護を引き受けた。

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殿村は退院したばかりの父親に代わり、実家で農作業を手伝っていた。だが結局今年限りで田んぼを手放すことになり、父親の正弘は「潮時だ」と口では言いながらも、一人家を抜け出し、田んぼに向かって祈っていた。

田んぼが大好きで、未だに口を開けば田んぼのことばかり。

殿村は以前父親に言われた、「農家で食べていくのは難しい。だからお前には大学まで出させたんだ。田んぼをやめるのはお前のせいじゃない。俺が自分で決めたんだ」という言葉は、父親が自分自身に言っていたのだと気付く。

そんな父親の姿を見た殿村は、佃製作所を辞め、田んぼを継ぐことを心に決めた。

佃製作所で過ごせたからこそ、物作りの楽しさを知ることができた。ずっと銀行員のままだったら、田んぼを継ぐことなんて思いもしなかった。父親の米作りに対する情熱の、欠片も理解できなかった。

「何が一番大切なものか、教えてくれたのは社長です」という殿村に、佃はナカシマ工業から訴えられ、社長を辞めようとしていた時のことを覚えているかと語り掛ける。

佃「あの時殿がいてくれなかったら、今の佃製作所はなかった。殿には感謝したい。佃製作所を救ってくれた恩人だ。だから今度は、俺にお前の背中を押させてくれよ」

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5話:さらなる裏切り発覚!?ダイダロス重田の狙い

的場の指示でスターダスト計画から離れることになった財前の次に進む道は、ロケットに関わる新事業開発の部署だった。

この10年、ロケット開発一筋に生きてきて「新しい場所で果たして自分がをすべきか、何ができるのか、正直想像もつかない」と言う財前。そんな財前を、佃は「稲刈りに行きませんか」と誘う。

佃製作所の社員たちと殿村家の稲刈りを手伝うことになった財前は、改めて重要なことに気づかされる。

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ついにギアゴーストはケーマシナリーとの特許侵害訴訟・第一回口頭弁論の日を迎えた。

時間ギリギリに現れた神谷は、提出期限までに間に合わなかった準備書面を、その場で提出する。

提出したのは、島津が参考にしていた東京技術大学・栗田省吾准教授が2004年に発表した論文「CVTにおける小型プーリーの性能最適化について」だ。

栗田准教授は昨日まで海外で学会に出席していたため、神谷は直接空港まで出向いて栗田准教授をつかまえ、論文を広く世の中の技術発展のために公開した旨を確認して来たのだ。

つまり、栗田准教授の論文に記された技術情報は、誰が使用しても特許侵害にはならない。誰でも、どんな技術者でも自由に使える技術情報だ。

根幹部分をこの論文によっているケーマシナリーの特許はそもそも無効であり、ギアゴースト製の副変速機は特許侵害ではないと神谷は主張する。

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さらに神谷は、ケーマシナリーの特許申請の正当性についても疑問を呈した。

ギアゴースト製の副変速機は、栗田准教授の論文で発表された構造と技術に、ギアゴースト独自の解釈とノウハウにより修正を加えたものだが、その修正部分にまでケーマシナリーの特許が及んでいるのは極めて不自然な偶然だ。

神谷はギアゴースト内部からの技術情報の不正な流出の傍証として、ボイスレコーダーを提出する。

佃が「証拠がないなら、新しい証拠を出してもらうってのはどうでしょう」と提案し、島津が忘れ物しやすいのを利用し、末長の事務所にわざとカバンを忘れ、そこに仕込んで、末長が中川と連絡を取っている証拠を録音したものだった。

録音の会話を「記憶にない」ととぼける中川だったが、神谷は末長に本人と確認した旨の確認書を既に取っていた。末長は電話の相手が中川であったこと、そして中川に頼まれてギアゴーストの開発情報を無断で流出させたことも認めていた。

ケーマシナリーが侵害を主張する特許は、これらの不正な手段により獲得されたものであることを証明するものだ。

これにより、ギアゴースト側の主張が全面的に認められ、15億の損害賠償は回避されることとなった。

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だが直後、佃は島津からギアゴーストがダイダロスと資本提携をしたと聞かされる。突然のことに驚く佃。

実は的場という共通の敵を持つ伊丹を誘い入れることが、重田の狙いだったのだ。

的場と伊丹が重田工業を倒産させた後、千人近い期間工が路頭に迷ったという新聞記事が出て、世間に帝国重工批判が巻き起こった。

的場はそうした社会的イメージを気にする上層部におもねる形で、伊丹をスケープゴートにし抜本的改革の鞘を納めてみせた。

だから伊丹が出した企画書を課長たちに徹底的に批判させ、事業部から排除し、伊丹を見せしめにすることで自分は違うと主張したのだ。

重田は「的場だけは絶対に許さない」と言い、伊丹も的場に騙されて打ち捨てられた同じ被害者だと、「復讐を果たすためにゴーストとして蘇ったのではないのか」と言葉巧みに伊丹を説き伏せる。

的場への復讐に取り憑かれた伊丹は、もはやかつての伊丹ではなかった。ダイダロスとの業務提携を止める島津を、「島ちゃんはもう必要ない」という伊丹。

自分の説得にも耳を貸さない伊丹に、島津はギアゴーストを退社したのだった。

6話~11話ヤタガラス編ネタバレは⇒ヤタガラス最終回ネタバレと結末 島津はギアゴーストに戻るのか

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『下町ロケット』ゴースト&ヤタガラス原作小説

池井戸潤の原作小説『下町ロケット』は現在4作発売されています。

前作の原作となったのがシリーズ1作目と2作目『ガウディ計画』。

そして今回シーズン2の原作となるのが『ゴースト』

そして最新作『ヤタガラス』です。

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『下町ロケット ゴースト』感想

1話

相変わらず1話から非常にテンションの高いドラマでした・・・。
疲れた・・・。

直前に前作2015年分の10話をざーっと見返しててもなかなかなハイペース&ハイテンション。
間開いて見た人は初っ端からこのテンションについてこれたんだろうか・・・。
もうちょっとラストに向けて徐々にスパートしていってくれても良かったかな~~と思わなくもないですが。

とはいえ前作の名シーンがブワワッと盛り込まれてて、
なんかもう財前さんとの思い出走馬灯のように思い出すのホントやめて・・・!!
涙止まらねえや・・・。

財前さんと藤間社長の出番がめっきり減りそうで涙しかない・・・。

佃製作所社員の熱意は確かにスゲエ。
スゲエと思うんですが、
毎度毎度徹夜で会社に泊まり込みとかやるせないな・・・と思ってたら、
軽部みたいな社員もいたんだとホッとしました。

定時で帰って何が悪い・・・!!

立花、お前まず残業当たり前みたいに言うのやめような・・・。
ガウディ開発して調子乗ってた立花の鼻っ柱を折ってくれた軽部に拍手。

『ブラックペアン』といい、竹内涼真は「無駄にプライドは高いけど未熟な若手」役多いですね。

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キャラは六角精児とか神田正輝がわかりやす~い悪役で(笑)
そこに尾上菊之助キャラめちゃくちゃ薄いな・・・!!という感じで、埋没してましたね・・・。
伊丹社長の信念もブレブレだしなあ・・・。技術面がわからなさ過ぎる社長。

そして「クマ野郎」ことイモト。

イモト泣くの早くね・・・??
というか、なぜ泣く・・・!?!?

藤間社長の言葉でボロボロ出た涙が一瞬で引っ込んで、逆にドン引いたシーンでした。
佃が副所長と握手っておかしくないか・・・?そこ社長でしょ??

あと特許侵害訴訟の展開はもういい・・・!!

中川、最終話で「二度とあそことは関わりたくないんでね」言ってたくせにてめえ・・・!

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2話

いよいよ圧倒的ポンコツ軍団と化した帝国重工。
裏で勝手に秘密裏に作りながら、できないから下請けに作ってください、しかも「速く安く」って、クソか!!!
無茶ぶりにも程がある・・・!!

財前と藤間社長がいない帝国重工は間もなく崩壊すると思う。

社長ポンコツとか言ってすまんかった・・・。
最後の啖呵は鬼カッコよかった。
あなたが社長の理由がわかった。

そしてイモト。
あれだけの過去を背負ってたなら、1話の涙も納得です。

あとなぜ島津役にイモトがキャスティングされたか、今回佃との車のシーン見て腑に落ちました。
これちょっとでも女というか、色を意識させる人だと完全にアウトなんですよね。作品の雰囲気が一気に壊れてしまう。
島津はたぶん独身だろうと思うんですが、そんな彼女が家庭のある佃を送っていくのはいろいろ問題。
2回目は社長一緒でちょっとホッとしました。
島津は男性でも良かった気はする。

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中村梅雀さんが主役の2時間サスペンス大好きなので、
梅雀さんがクロスライセンス契約も思いつかないポンコツ弁護士なハズがないと信じる。
たぶんコレ、わかってて選択肢として提示してないんじゃないかと思います。
でないと顧問弁護士なのに買収話蚊帳の外ってあり得ないだろ・・・。絶対何らかの伏線ではないかと睨む(笑)

軽部が「頼むぞ!」って社長に言われて「はあ・・・」とか気のなさそうな返事してるのは、究極のツンデレだと思います。
デレた時がかわいすぎる軽部。

そして一話で軽部に懐いた立花。
世渡り上手だな・・・!
彼は技術者としての才能というよりも、その世渡り上手な処世術でやっていくんじゃないでしょうか。

そしてケーマシナリーと繋がってる帝国重工の人間。
ギアゴースト徹底して潰したがってる人の正体予想は、ほぼ奥沢部長一択ですね。
「的場の側近で島津の元上司」だもん。明らかにイモト潰したいやん・・・。

それにしても何故にケーマシナリーの知財部長に内場さんを使ったのか・・・。
ケーマシナリーって大阪の会社なの・・・?

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3話

ツッコミどころ山盛りな3話でしたが、
とりあえず・・・
田植えなめんな。

「昔は家族総出でやったもんだ」って今も家族総出でやってるわ。

いくら機械が導入されても手作業で植えなきゃならない部分ってあるんですよ。
あとね、曲がらないように棒ついたり、既にいろいろ田植え機械にも改善は施されてきているのよ。
つまりはメーカーの努力ということで、
なんでこの世界はメーカーが修理に来てくれないんだよっていう。
田植え予定してた日に植えられないとか一大事なのに、呑気に「手で植えるしかないですね」とか農家の発言とは思えない。
メーカーが修理に来てくれるまで100%作業はストップするしかない。

きょうびこの日本で裸足で田植えとかファンタジーでしかないです。
素足で田んぼなんか入ったら足が死にます。
苗を植えると同時に肥料も撒くからかぶれてえらいことなるんですよ。ついでにタニシとか虫に喰われてえげつないことなる。

ドラマの演出ってことは100も承知なんですが、農業馬鹿にしてるとしか思えない安直描写に呆れます・・・。
今回の田植えはまさに、都会から来て「わ~田んぼ~キャッキャッ」と大地に感動する、都会っ子のベッタベタな描写ですけど、あれ感動する人いるのか・・・?

トラクターのトランスミッション開発、っていう時点でロマンないなあ・・・と思ってたのが的中。
たぶんロケットもいろいろ過剰演出やウソ演出はてんこ盛りだったと思うんですけど、たぶん実際ロケット開発に携わってる人は見ないから。
農家って意外といると思うんだけどなあ・・・。

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そしてこの期に及んでの信用調査。
モデルは完全『半沢直樹』の裁量臨店、ピコ太郎の演技も小木曽を演じた緋田康人さんのモロパクときた。
裁量臨店が面白かったのは半沢を潰そうとする本社の意向が最後にひっくり返されるカタルシスが半端なかったからで、
そもそもなぜにここまで帝国重工はいちゃもんつけてくるのか。
佃製作所のバルブなかったらロケット飛ばないんでしょ?
富山が「昨日の燃焼試験いくら掛かったと思ってるんですか」って言ってましたけど、燃焼実験までやってるのにもう1回バルブ選定から開始って、どんだけ経費の無駄遣いだ。
財前・藤間社長不在の帝国重工がポンコツ過ぎて本気でウンザリする・・・。

モニタに写った書類の鏡文字サクッと読める坂本の特殊能力。
視力良すぎ。
そして買収の相手方までよく読めたな・・・!?

そして中尾彬が強気すぎる謎。

裁判やら特許侵害はもういいから、物づくりにシフトしていって欲しい・・・。

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4話

いつものうるさいくらいの芝居が封印されて、すごく「静」の芝居が染み入る4話でした。
殿さんのオヤジさんの言葉や、奥さんの言葉に泣かされる・・・。

「中川京一を完膚なきまでに叩きのめしましょう」と豪語しておきながらまだ何かあるんですか神谷先生・・・!!
わずか1話の中で「私は負ける裁判はやりません」って3回言ったよ、神谷先生・・・。

そして次回は財前がよもやのスリーピーススーツでスタイリッシュ稲刈り。
やっぱり農作業ナメてるんだぜ・・・。