モンテクリスト伯愛梨の両親を殺したのは幸男と香港マフィアのヴァンパ?

ディーン・フジオカ主演ドラマ『モンテ・クリスト伯』6話で、暖の協力者で幸男のマネージャーとして潜入している江田愛梨(桜井ユキ)と幸男の過去のつながりが判明。香港マフィアのバンパとは?愛梨の両親、俳優ショーン・リーを殺したのは幸男なのか?愛梨と暖は今後どうなるのか?原作小説のネタバレを踏まえながら、今後の展開を考察・予想していきます。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

愛梨の両親を殺したのは幸男と香港マフィアのヴァンパ?

愛梨は幸男に中国語で、「杀人犯(人殺し)」というFAXを送っています。

FAXを受け取った幸男は動揺し、マネージャーの愛梨に香港マフィアの「ヴァンパ」について知らないかと尋ねます。

幸男が思い出していた過去で、目の前で両親が殺されるのを見ていた幼い少女の正体こそ、江田愛梨です。

愛梨は香港の中国人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフです。
父親は有名俳優のショーン・リー。
ショーン・リー一家は十数年前に失踪したことにされていますが、実はヴァンパに殺されています。

暖が投獄された後、幸男は香港へ渡り、ショーンの付き人をしていました。
香港映画のオーディションのチラシを見ていましたよね。

香港でヴァンパに多額の借金をしていた幸男は、ショーン家族の留守宅に組織を招き入れます。宝飾品などを盗み出すことで借金をチャラにしようとしたのです。
しかし、そこにショーンたちが帰宅。組織のメンバーは、夫婦を殴り倒してしまいます。

直接手を下したのはヴァンパですが、愛梨にとって幸男は両親を殺した憎むべき相手です。
父親の信頼を裏切り、財産を奪い取った幸男に復讐するべく、愛梨はマネージャーとして幸男の近くで機会を伺っていたのでした。

原作小説では王家のはずのエデが奴隷の身分にまで貶められてしまうので、
⇒モンテクリスト伯原作小説ネタバレあらすじ 復讐劇のラスト結末は?
愛梨も水商売をさせられるくらいまで落とされたのかもしれません・・・。

最終的に幸男は愛梨に過去の罪を告発され、現在の芸能人としての地位も名声も、そしてすみれや明日花ら家族も、全て失うことになります。

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香港マフィア「ヴァンパ」の元ネタ

香港マフィア「ヴァンパ」の原作元ネタは、ルイジ・ヴァンパというイタリアの山賊です。

原作通りであれば、ラスト、神楽がヴァンパに捕らえられるのではないかと思います。
暖はヴァンパのボスと知り合いのはずです。
愛梨をそのつながりで助けたのではないでしょうか。

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愛梨の正体と過去、暖とは今後どうなる?

3話で愛梨が暖の協力者だったことが判明しましたが、暖の復讐の足を引っ張るのでは・・・!?と不安に思った人も多いのではないでしょうか。
稲森いずみ演じる留美がかなりエグいですからね・・・。
5話では暖の命令を無視してすみれを食事会に招いたり、勝手な動きも目立っています。

ただ、原作通りであれば、愛梨は単なる協力者とは一線を画します。

というのも、愛梨も両親を殺されたことで幸男を恨んでおり、暖とは幸男への復讐という共通の目的があります。
マネージャーとして幸男の近くにもぐりこんでいるのもそのためです。

さらに、愛梨は自分を助けてくれた暖に恩義を感じており、そう簡単には暖を裏切らないはずです。

ただ、ドラマだとすみれの存在が結構愛梨の嫉妬をかきたてているので、愛梨が暴走しないか、やや不安ですね・・・。

3話ラストで、

暖「私のやり方は、不満か?」

愛梨「こんな回りくどいことをする必要があるんですか?あの3人を直接狙った方が早いのに」

と言っているように、愛梨はさっさと殺してしまえばいいのにという考えです。
対して暖は、じっくり時間をかけて追い詰め、自分を陥れて得たもの全てを奪おうとしています。

愛梨の直情さが、思わぬ落とし穴にならないことを祈る・・・。

そしてこの2人、ラストでどうなるかと言うと、
原作通りであれば、復讐を終えた暖は、愛梨がずっと自分を愛してくれていたことに気づき、二人で新天地へ旅立ちます。

暖も復讐の道具として愛梨を救い、利用していたはずが、知らず知らずのうちに愛梨に深い愛情を抱いていきます。もっとも、暖の愛情は娘=家族に近いものでしたが・・・。
なので、ラスト愛梨は暖と恋人同士になると予想・・・!

ただ、原作のエデ姫のイメージとドラマの愛梨がかなりかけ離れているので、う~~~ん・・・ハッピーエンド的方向に向かうのか?不安もありますが・・・。

ラスト結末ネタバレは⇒モンテクリスト伯ネタバレ最終回結末 ドラマと原作ラストの違いは?