『魔女の宅急便』で気になるのが、最後キキが再び魔法を使えるようになり、ほうきで空を飛べるようになっても、猫のジジはしゃべらないままですよね。
ジジがしゃべらないのはなぜなのか?ジジが話せない理由とは?ジジの声優さんとあわせて、調べてみました!
キキの相棒ジジ
ジジはちょっぴり生意気な性格の、キキの相棒の黒猫です。
しゃべれる猫というわけではなく、キキが魔法の力でジジと会話をしています。
原作によると、魔女の家に女の子が生まれると同じ月日に生まれた猫を探し、大切なパートナーとして共に育てるという風習があるそうです。
後半、キキの魔法の力が弱まって会話ができなくなります。
※ちなみに原作では最後まで可能です。
終盤、鳴き声で話すジジにキキが微笑みで返す描写がされていますが、
明確に会話ができるようになったのかどうかはわかりません。
これは、キキの魔法の力が弱まったからなのでしょうか・・・?
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ジジが話せない理由は?
再び飛ぶことができるようになったキキですが、ジジはしゃべらないままです。
実はそれはキキの魔女の力が弱くなってしまったからではなく、
キキが新たな一歩を踏み出したからこそ、ジジが「ただの猫」に戻ったということなんですね。
鈴木敏夫プロデューサー「ジジはただのペットじゃなくて、もうひとりの自分なんですね。だからジジとの会話っていうのは、自分との 対話なんです。ラストでジジとしゃべれなくなるというのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っているわけです」
ふ、深い・・・!!
「自分との対話」か~。
確かに女の子なら、誰もが通る道のような気がします。
キキは、ジジという存在に頼らなくても、きちんとひとりでやっていける、立派な魔女へと成長していったということですね。
ジジが普通の猫に戻ってしまったのは、少し寂しいですが・・・。
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ジジの声優は?
佐久間レイさんが担当しています。
佐久間レイプロフィール
・1965年1月5日(51歳)
・東京都出身。
・B型。
1985年『夢の星のボタンノーズ』ピアス役で声優デビュー。
1989年『魔女の宅急便』公開当時は24歳でした。
出演作
・『それいけ!アンパンマン』バタコさん
・『とっとこハム太郎』マフラーちゃん、春名ヒロミ
・『おねがいマイメロディ』マイメロディ
幼女役から、色気を湛えた美女役・母親役、落ち着いた役柄から、高飛車な役柄・意地の悪い役柄まで、年齢面・性格面を問わず幅広いキャラクターを演じています。