6月13日に最終回を迎えた福山雅治主演月9ドラマ『ラヴソング』。
月9最低視聴率を更新し続け、打ち切り?とのウワサもありましたが、ラスト、藤原さくらの喉の手術はどうなる・・・!?声を失ってしまうのか・・・!?
ラヴソング最終回内容ネタバレ&感想です。
面白くなかった理由もまとめてみました。
目次
ラヴソングついに最終回
10話全部見終えて、感想としては
福山雅治の自己満ドラマだったなと・・・。
恋愛ドラマにも、ヒューマンドラマにも舵をきることなく、
ただただ、毎週福山雅治がテレビに映ってればいいとしかスタッフは考えてないんじゃないか?というようなドラマでした・・・。
たったひとつの恋が
たったひとつの歌が
人生を変えていく
ドラマのあおりが完全に詐欺でしたね・・・。
これ、藤原さくらのことかと思ってたんですが、
福山雅治のことだったんですね?
藤原さくらと出会って、
大した才能もないおっさんだけど、音楽で飯が食えるようになったよ!
という話でした。
ラヴソング平均視聴率は?
初回(第1話):10.6%
第2話:9.1%
第3話:9.4%
第4話:8.5%
第5話:8.4%
第6話:6.8%
第7話:6.8%
第8話:7.4%
第9話:8.0%
第10話(最終回): %
深夜ドラマか?というような1ケタ視聴率ですね・・・。
早くも第6話で「月9」史上最低視聴率を記録。
すごい勢いで前クールの月9歴代最低『いつ恋』をぶっちぎっていったので、
さすがにびっくりしました。
→月9『いつ恋』低視聴率の理由は放射能騒動にあり!?炎上狙いのゲスいミス!!
視聴率がどんどん下がっていくのを見て、
「あ~みんな離脱してるな~私も離脱してえ~」と思いながらも、
根性で見続けた10回でした。
いや、最後まで見たみなさん、お疲れ様でした。
途中で離脱した人、正解です。
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ラヴソング6月13日最終回内容ネタバレ&感想
全10回の中で最終回が一番ひどかったです。
今まで張ってきた伏線やストーリーを全部放り投げて、
適当に終わらせました・・・。
これが一番ひどい視聴者への裏切りですね、もう・・・。
結論から言うと、7話ラストで突如発覚した、藤原さくらの喉の悪性肉腫。
手術はあっさり成功します。
声失うとか歌えなくなるかもとか、何だったの・・・!?
が、福山雅治への恋を断ち切れなかった藤原さくらは、
みんなの前から姿を消し、
一人で新しい生活を始めます。
2年後の2018年。
福山雅治はシェリルの作曲家としてそれなりに売れる曲を作り、音楽で飯を食えるようになったようです。
シェリルが藤原さくらの『好きよ 好きよ 好きよ』をカバーしたいと言い出し、
版権の問題で藤原さくらに会いに行く福山雅治。
藤原さくらがまだ路上ライブで『好きよ 好きよ 好きよ』を歌っていることを知った福山雅治は、カバーはやめるよう音楽会社に伝えます。
そして路上ライブする藤原さくらの隣に、
菅田将暉の姿があり、
福山雅治は藤原さくらに声をかけることなく、
その場を去ります。
結局2人とも、バラバラにそれぞれの道を歩んでいく---ラスト。
ナ ニ コ レ ・・・???
ラヴソングが面白くなかった5つの理由
主人公の病気
最終回で適当に処理されたものその1:主人公の喉の手術。
7話ラストで突如発覚した、藤原さくらの喉の悪性肉腫。
出ました。
またしても超安直展開。
テコ入れがクソ過ぎる・・・。
やっと歌うことで自分を表現できた吃音の女の子を病気にして、
「声を失うかもしれない」という状況に追い込む、
安い作りに怒りすら覚えました・・・。
でも、正直、藤原さくらの病気が発覚してからの方が、ドラマは良かったです。
福山雅治の出番が減ったからか?
菅田将暉「お前の幸せを邪魔しとうないんよ!あいつの気持ちわかってやれや!」
このセリフはすごい泣けた・・・。
「病気で泣かす」作戦なのは明らかなんですが、
それでも菅田将暉、夏帆、そして藤原さくらの演技が良かったです。
泣けない藤原さくらの代わりに泣く菅田将暉とか。
手術に合わせて藤原さくらのために結婚式早めるとか、
もうドラマじゃん!な展開なんですけど、
良かった・・・。
しかい最終回、手術は冒頭であっさり成功。
ここ3話位、声を失うかどうかで散々悩んでた主人公が馬鹿みたいです。
そりゃ、当然成功して欲しかったんですよ。
して欲しかったんですけど・・・!!
もっとやりようがいくらでもあっただろ!!と・・・。
なんか、ドラマの中で手術は割りとどーでも良いエピソードだったんだよ、みたいな扱いなのが許せないんですよね・・・。
入院中の病室で福山雅治がギター弾いて歌うという、
お前何やってんだ、なグダグダシーンで引っ張りつつも、
ふっつ~に手術シーンは飛ばして、
成功した後日談にいくし・・・。
ストーリーを藤原さくらに寄せろよ・・・!!と言いたい・・・。
福山雅治の動きとかどうでもいいから!!
結婚式のスピーチ
最終回で適当に処理されたものその2:親友の結婚式。
1話から、ずっとこの物語のテーマとして、
藤原さくらが吃音を克服したかったのは、
施設の時からのたった一人の親友・夏帆の結婚式でスピーチがしたかったから。
『ラヴソング』の核となる部分で、
藤原さくらが歌を覚え、吃音を克服し、
みんなとコミュニケーションできるようになって、
最後は親友の結婚式のスピーチも立派に務める。
ある意味一つのクライマックス的シーンになるはずでした。
なのに、超雑。
藤原さくらのスピーチ&歌は、なぜか突然の嵐に巻き込まれ、
適当に終わります。
今まで引っ張ってきたのは何だったんだよ・・・!!
藤原さくらが何話すんだろうって楽しみにしてたし、
だからこそ大切にしてほしいシーンだったのに・・・!!
タイトル『ラヴソング』なのにラブはなし
そして恋愛が内容にないならタイトルに『ラヴソング』とつけるな。
これ、最大の敗因ですね。
いくら藤原さくらと福山雅治に年齢差あれど、
タイトルが『ラヴソング』な以上、当然視聴者は期待します。
→藤原さくらの父親はどんな人?出身高校はどこ?月9は福山雅治のバーター!?
「気持ち悪い」だの何だの言われていましたが、
それなりにお約束展開はしてくるものと思ってました。
一切、しませんでした。
ええ?
もう何が『ラヴソング』なの?
藤原さくらのただの『片思いソング』じゃねーか!!
夏帆「なんでさくらのことちゃんと捨ててやんなかったの!あの子失恋すらできなかったんだよ!」
と最終回で福山雅治を突き飛ばしますが、
まさにそう。
藤原さくらの一途で真剣な恋は、見てて応援したくなる感じで、
相手が福山雅治なのがどうよ、だったけど、
でも年上の先生に惹かれるテンプレに乗りつつも、
その一生懸命さはとても好感が持てました。
藤原さくらの好意を、
拒否するでもなく、受け入れるでもなく、
のらりくらりかわし続け、まさに「音楽だけ」利用し続ける福山雅治。
いや~・・・もう、何なの!?と。
ドラマの中では福山雅治の曲だけ評価されて、
藤原さくらの歌はなぜ評価されないのか、
全く理解できないんですよね・・・。
そもそも音楽で飯が食えるようになったきっかけの曲は、
水野美紀のお姉さんと一緒に作ってた曲で、
20年前に出来てたはずなのに、
当時のスタッフにどんだけ見る目がなかったんだよっていう・・・。
藤原さくらの演技は?
当初、『ラヴソング』が面白くない理由は「藤原さくらが演技が下手」なんて言われたりもしていましたが、
藤原さくらはよく頑張ってたと思います。
それは評価したい。
出たドラマが悪かった・・・。
あと、3話くらいまで、
歌のシーンを多用しすぎて、
あからさまに藤原さくらのプロモーションをやってしまったことでしょう。
これでかなり視聴者は離れた・・・。
→月9『ラヴソング』低視聴率の理由は裏番組?第3話ネタバレ&感想!
福山雅治
最大の敗因。
というか、面白くなかった原因は全部この人です。
このドラマで何がしたかったの??
自分のプロモーション??
そのくらい、
とにかく”カッコいい福山雅治”を描こうと終始したドラマでした。
別に視聴者は今さら”カッコいい福山雅治”なんて期待してないと思うんですが・・・。
福山マンセードラマが作りたいならネットテレビででもやっとけ!
と言いたい・・・。
しかも、『ラヴソング』と銘打たれたドラマで、
福山雅治「できるだけ恋愛色を薄めたい。ヒロインとの結婚はなし。ヒロインとのラブシーンも必要最小限に」
なんて条件つけるくらいなら、出なきゃ良かったのに・・・。
福山雅治にとって音楽って、
カッコ悪くても泥臭くてもしがみついてたい夢なんじゃないのか?
福山雅治から、音楽に対する真摯さも、必死さも、何も伝わってこなかった・・・。
中途半端にクールを気取って、
延々音楽に対する未練も断ち切れない、
魅力ゼロのただの腐った中年男・・・。
水野美紀も早く別の男見つけた方がいい・・・!!
藤原さくらの主題歌
ドラマの内容とは別に、
藤原さくらの曲はどれもすごく良かったです!
前評判通りのスモーキーボイスが独特で、印象的でした。
→藤原さくらの父親はどんな人?出身高校はどこ?月9は福山雅治のバーター!?
藤原さくらは、これから歌手としての活動に期待ですね~!
soup
好きよ 好きよ 好きよ
500マイル