元ジャニーズJr.高垣俊也のツイッターで一命を取り留めたことがわかったアイドルの冨田真由さん。
しかし、全身約30ヶ所に及んだ刺し傷の後遺症が心配されます。岩崎友宏容疑者が、冨田さんの目や口、耳など顔を狙ったという情報も・・・。
このような惨劇を引き起こした背景には、警察のミスがいくつもありました。
実は事件当日、警察は冨田さんの自宅に警察官を向かわせ、現場への出動が遅れていたのです。
目次
冨田真由の容体・目や耳は?
元ジャニーズJr.高垣俊也のツイッターで一命を取り留めたことがわかったアイドルの冨田真由さん。
→高垣俊也wiki風プロフィール!冨田真由の彼氏で容態ツイートは売名行為?
しかし、全身の刺し傷を考えると、予断を許さない状況ではないかと思われます。
週刊文春の記事によると、刺し傷は首や背中など、約30ヶ所に及んでいました。
※5月24日の『日テレNEWS24』では20数か所と報道。
血溜まりの脇には、冨田さんの愛用するギターがケースごと無残に転がっていたそうです・・・。
会場の関係者「彼女の顔は血塗れで、最初は誰だか判別もつかなかった」
一部ネットでは目や口、耳を刺されたなどというむごい情報も上がっていますが、
顔を刺されていたのは間違いないようです・・・。
岩崎友宏容疑者が凶器として使用したのは、
インターネットで購入した刃渡り8.2センチの折りたたみナイフ。
岩崎友宏容疑者「ナイフは最近、インターネットで購入した。ナイフはズボンのポケットに入れていた」
ライブ会場に会場入りするところを、狙われた冨田さん。
引用元:akb48matomemory.com
身長180cmの大柄な岩崎容疑者に襲われた158cmの冨田さんは、ひとたまりもなかったでしょう・・・。
女の子の顔を刺すなんて・・・
本当に人間の犯行かと言いたい・・・。
110番通報で冨田真由の自宅に向かった!?
現場への出動遅れ
惨劇の裏で、警察は冨田さん自身の通報はなかったとウソの発表をしていましたが、
→冨田真由の容態左右?「助けて」と自分で通報!警察発表のウソ
他にもいくつもミスが明らかになってきました。
冨田さんから事前に相談を受けた武蔵野署が、
ライブ会場でトラブルが起きる可能性を知りながら、
緊急対応用のシステムにライブ会場の場所を入力していなかったことが新たにわかりました。
そのため、通報を受けた通信指令本部は、システムに登録された冨田さんの住所地を管轄する武蔵野署に連絡。
現場から約2キロ離れた冨田さんの自宅に警察官を向かわせていたのです。
システムにライブ会場登録せず
武蔵野署は5月20日に、
冨田さんから110番通報があれば名前や住所がわかるよう、
冨田さんの携帯番号を「犯罪被害防止等即時対応システム」に登録しました。
担当者は相談内容として、
「ライブ等に押し掛け、トラブルを起こす可能性がある」
と入力。
5月21日のライブがある場所は入力していませんでした。
何かトラブルが起きても出動する気はなかったんでしょうか・・・?
このため、事件のあった小金井市のライブ会場情報は共有されず。
冨田さんから通報を受けてもライブ会場がどこかわからないという、何ともマヌケな状態だったのです。
あげく、システムに登録されていた冨田さんの自宅に警察官を向かわせていました。
岩崎容疑者が冨田さんの自宅の場所を知っていたなら、完全なつきまとい行為なので、それを取り締まっていなかったならそれはそれで問題なのですが・・・。
そもそもシステムへの登録が遅過ぎないか?
5月9日に冨田さんから相談があったのに対し、
武蔵野署のシステム登録は5月20日。
11日間も登録せず放置していたなら、問題です・・・。
位置情報も確認せず
さらに、警視庁は、冨田さんの通報を受けた担当者が、
携帯電話の発信地を確認する作業をしていなかったことも明らかにしました。
それでライブ会場の場所がわからず、
登録されていた冨田さんの自宅に警察官を向かわせるなんて失態になったわけですね・・・。
結局、冨田さんの通報から1分45秒後に、目撃者が通報したやりとりで実際の現場を特定しました。
110番通報があれば、まず発信地を確認する手順となっており、通常なら数秒で大まかな場所がわかるそうです。
何のためのGPSだ・・・。
完全な怠慢ですね。
通報を受けた担当者も、
最初に相談を受けた警察官も、
人の命を預かる仕事という自覚がなさ過ぎる・・・。
警視庁は手順のミスを認め、今後システムに登録のある人から通報があれば、位置情報を自動的に表示するよう改めるそうです。
警視庁の対応の経緯まとめ
以下、朝日新聞デジタルからの引用です。
5月20日
武蔵野署が冨田さんの携帯電場番号を「犯罪被害防止等即時対応システム」に登録。
↓
5月21日
午後5時5分12秒
冨田さんが携帯で110番通報。
冨田さん「助けて、きゃー」
との悲鳴。
以降は応答なし。
↓
午後5時5分51秒
通信指令本部が、システムに登録された冨田さんの住所地を管轄する、武蔵野署に配備を司令。
警察官を冨田さんの自宅に向かわせる。
↓
午後5時6分57秒
目撃者から110番通報。
↓
午後5時9分14秒
小金井署に配備を司令。
小金井市の現場(ライブ会場)に警察官を向かわせる。
↓
午後5時12分14秒
小金井署員が現場に到着。
岩崎友宏容疑者を確保。
冨田さん自身の通報の方が1分早かったと発表していましたが、
→冨田真由の容態左右?「助けて」と自分で通報!警察発表のウソ
この1分の差により、ライブ会場への配備司令は5分近くも遅れています。
万が一冨田さんを狙った岩崎容疑者が逃亡でもしていたら、どうする気だったんでしょうか?
現場から逃亡しなかった岩崎容疑者
警察野怠慢のおかげで、
通報から警察の到着まで約5分も時間があったにもかかわらず、逃亡しなかった岩崎容疑者。
なぜ現場から逃げなかったのでしょうか?
3月1日に
死にたいって気持ちに押し潰されて死にそうだ
と書いていた岩崎容疑者。
→【岩崎友宏のツイッター時系列まとめ】裏ブログで「犯罪します」「憎い」と犯行示唆?
現場で自分も死ぬ気だったのでしょうか?
精神科医・片田珠美氏「彼は自殺願望を抱きながらも一人で死ぬのは嫌だと思っている。そこで彼女と無理心中しようと決意する。“拡大自殺”と呼ばれるものです」
おそらく岩崎容疑者は犯行を隠蔽する気がなかったのでしょうね・・・。
精神科医・片田珠美氏「自分の人生も終わらせたと受け取れます」
まとめ
今回の警察の対応のミスは何重にも重なっています。
・初動捜査のミス。(たらい回し)
・システム登録情報不足。
・位置情報確認ミス。
まず京都府警の対応ですね。
冨田さんの母親が、5月4日に京都府警に相談するも、
京都府警は本人の住所地の警察署に相談するよう指導しています。
→岩崎友宏容疑者逮捕時の顔画像!ツイッターで犯行予告、駅で待ち伏せの計画的犯行か
冨田さんのご両親は岩崎容疑者の住所地の警察署に相談すれば、
岩崎容疑者に直接注意してもらえるかもしれないと考えたのだと思います。
しかも京都府警から警視庁に連絡はしてくれないんですね?
素人考えですが、
この時点で口頭注意くらいできたんじゃないのかと言いたい・・・。
それが今回の事件の抑止になったかどうかは別ですが・・・。
そして、5月9日の武蔵野署の対応のまずさ。
冨田さんが岩崎容疑者の裏ブログに気付いていたかどうかはわかりませんが、
→【岩崎友宏のツイッター時系列まとめ】裏ブログで「犯罪します」「憎い」と犯行示唆?
これだけ自分の名前が頻繁に登場しているのですから、気付いていた可能性は十分にあったと思います。
ただ、ツイートだけ見ても、岩崎容疑者の異常性は明らかです。
警察は岩崎容疑者の裏ブログの情報開示請求くらいすべきだったのではないかと。
そうすれば岩崎容疑者が既に危険水域に達していたことは、十分認識できたはず・・・。
これだけの人間がよくまあこんなずさんな対応をしたなという感じです。
警察への不信感が募ってしまいます・・・。
ライブ会場の情報一言くらい、システムに入れられなかったのか・・・。
それともそんな危険があるのにライブするなら、自分の身は自分で守れということなのか・・・。
ストーカー行為の立証の難しさはわかりますが、
今後も警察が通り一遍の対応しかしてくれないなら、
第2、第3の犠牲者が出てしまってもおかしくありません・・・。