【2022年版】黒川博行の新刊・新作情報まとめ!映像化作品の最新作まで全網羅

黒川博行の新作・新刊情報を、単行本・文庫本別にまとめました。
映画化、ドラマ化された映像化作品のあらすじもあわせてチェックしていきます。

黒川博行の最新刊

黒川博行の単行本新刊情報

単行本新刊リスト
  1. 『熔果』(2021年11月18日発売)
  2. 『騙る』(2020年12月14日発売)
  3. 『桃源』(2019年11月26日発売)

単行本の新刊を新しい順に3冊紹介していきます。

熔果(ようか)

消えた5億円の金塊を追え! 日本中の悪がシノギを削る、痛快クライムサスペンス。
白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。かつて大阪府警のマル暴刑事だった堀内と伊達は、事件の裏に下関港で発生した金塊密輸事件との繋がりを嗅ぎ取る。未だ押収されていない金塊の行方を追う二人に、ヤクザ、半グレ、汚職警官たちが襲い掛かる! 暴力と混沌の中でしか生きられない男たちを描くノワール小説の最高峰。

堀内・伊達シリーズの4作目です。

シリーズ一覧⇒堀内・伊達シリーズを読む順番!「悪果」から最新刊「熔果」まで4作品のあらすじを完全網羅

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騙る(かたる)

人間の尽きることない欲望をあぶりだす美術ミステリー!

大物彫刻家が遺した縮小模型、素人の蔵に眠っていた重文級の屏風、
デッドストックのヴィンテージ・アロハ……。
こいつは金になる――。
古美術業界の掘り出し物にたかる、欲深き人びと。
だましだまされ、最後に笑うのは誰?
著者の十八番、傑作美術ミステリー連作集!

価値を知らない素人に、親切を装って作品を売りさばく段取りをつけるが――「マケット」
阿漕なホストに画廊勤務があると知り、美術品を使って罠を仕掛ける――「上代裂」
技術の粋を集めてヴィンテージ・アロハの精巧な偽物を作るが――「ヒタチヤ ロイヤル」
資産家に偽物を掴ませた悪徳業者を懲らしめようと、ある策略をめぐらす――「乾隆御墨」
素人の蔵から重文級の屏風絵が出た。安く買いたたこうと芝居をうつが――「栖芳写し」
財政難に陥った美術館が極秘に青銅器のコレクションを売るという――「鶯文六花形盒子」

桃源

僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。

『ポパイ』連載のエッセイが一冊になりました!
ロックT/レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/ノヴェルティ……。村上春樹の段ボール箱で積み上がった膨大なTシャツコレクションをもとに、Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツを掲載。また村上春樹と野村訓市によるTシャツにまつわるスペシャルインタビューも収録。

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黒川博行の文庫本新刊情報

文庫本新刊リスト
  1. 『八号古墳に消えて』(2021年10月21日発売)
  2. 『泥濘』(2021年6月8日発売)
  3. 『絵が殺した』(2021年4月23日発売)

文庫本の新刊を、新しい順に3冊紹介していきます。

八号古墳に消えて

遺跡で起きた殺人。考古学界の闇に名物刑事コンビが切り込む!

考古学の権威・浅川教授の遺体が大阪・八尾の遺跡発掘現場で見つかった。体内に残された土の成分から、別の場所で殺された後に運ばれたことが判明。
考古学関係者の犯行が疑われ始める。捜査に乗り出したのは大阪府警の名物刑事、「黒さん」こと黒木と「マメちゃん」こと亀田の“黒マメ”コンビ。
やがて、浅川の裏の顔が明らかになり始めた矢先、またしても発掘現場で不可解な死が。手がかりは、失踪した研究者が残した写真。
そこには謎の古墳壁画が写されていた。能天気だが、やるときはやる二人組が学界の闇に隠された真相に迫る!

1988年刊行の大阪府警シリーズ4作目、角川文庫版(新装版)です。

シリーズ一覧⇒大阪府警シリーズを読む順番!ドラマ「黒豆コンビ」まで全9作品のあらすじを完全網羅

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泥濘(ぬかるみ)

「待たんかい。わしが躾をするのは、極道 と半グレと、性根の腐った堅気だけやぞ」
疫病神シリーズの名コンビ、桑原と二宮の 今度の標的は警察官OBが作る自称・親睦団体の「警慈会」。
老人ホームにオレオレ詐欺……。
老人を食い物にする腐り切った警察OBに二人は挑むが、二宮は拉致、桑原は銃撃を受け心肺停止になってしまう。

2018年刊行の疫病神シリーズ7作目が文庫化です。

シリーズ一覧⇒疫病神シリーズを読む順番!ドラマ・映画「破門」まで7作品のあらすじを完全網羅

絵が殺した

「わし、殺しが専門ですねん」 刑事コンビが美術業界の闇に迫る!

大阪の竹林で見つかった男の白骨死体。身元は京都の日本画家と判明する。だが、彼は丹後半島で転落死したはずだった。
大阪府警の刑事・吉永は、頼りない後輩の小沢と共に遠く離れた場所に死体が埋まっていた謎を追うことに。
事件の背後に大規模な贋作グループの存在が浮上するが、その矢先、更なる犠牲者が。
曲者揃いの画商たちに翻弄される吉永は、業界の闇を暴き、二転三転する事件の真相にたどり着くことができるのか?

1988年刊行の大阪府警シリーズ7作目、角川文庫版(新装版)です。

シリーズ一覧⇒大阪府警シリーズを読む順番!ドラマ「黒豆コンビ」まで全9作品のあらすじを完全網羅

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黒川博行の映像化最新情報

映画化『文福茶釜(ぶんぶんくちゃがま)』(2018年公開)

『文福茶釜』を原作に、佐々木蔵之介主演でドラマ化されています。

文福茶釜


 1時間26分  2018年公開

 あらすじ

騙しだまされの化かしあい。骨董ディーラーを生業とする佐保(駿河太郎)は、相棒の涼香(小芝風花)と共に、とある山あいにある蔵屋敷を訪れる。家主の留守中、老婆が一人でいたところを大阪民具研究会なる初出し屋に狙われ、亡き亭主が大事にしていた茶釜をだまし取られてしまったという。その茶釜は芦屋釜といい、元禄享保のころからの天下の名物で、本物なら価値は500万円を下らない!何も知らない老婆をだまし討ちにした、初出し屋のやりくちに激怒した佐保と涼香は、上司の菊池(赤井英和)も交えて茶釜の奪還を計画。しかし茶釜はすでに売り捌かれ、思いもかけず奪還不可能な状況に…。そこで、贋作の掛け軸を初出し屋に真筆として売りつけ、茶釜の価値以上の金額をだまし取ることを思いつく。果たして、騙しだまされの化かしあいに、佐保は勝てるのか?!

  スタッフ・キャスト

  • 佐保哲也:駿河太郎
  • 川島涼香:小芝風花
  • 菊池泰三:赤井英和
  • 藤原多喜:若井みどり
  • 牧野耕三:村上ショージ
  • 富岡寛治:内場勝則
  • 白幡悠:オール巨人
  • 尚古堂主人:月亭八方
  • 藤原利雄:星田英利
  • 山崎静代:山崎静代
  • 星野淳一:おかけんた
  • 工藤岳大:高井俊彦
  • 八田浩司
  • 山田かつろう
  • 田畑猛雄
  • 倉田あみ
  • 樋口みどりこ
  • 大須賀健剛
  • 泉祐介
  • 石田鮎美
  • 保田盛凱清

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ドラマ化『後妻業』(2019年放送)

映画化もされた『後妻業』が、2019年にドラマ化されました。

後妻業


 全9話  2019年放送

 あらすじ

“舞台は、大阪―。男をたぶらかす天才・武内小夜子は、結婚相談所を経営する柏木亨が陰で営む後妻業のエース。その美貌、話術、度胸で男を虜にし後妻となり、遺産を手に入れてきた。

  スタッフ・キャスト

  • 柏木亨:高橋克典
  • 中瀬朋美:木村多江
  • 黒澤博司:葉山奨之
  • 佐藤司郎:長谷川朝晴
  • 三好繭美:篠田麻里子
  • 橋口健太郎:平山祐介
  • 山本絵美里:田中道子
  • 新井欽司:河本準一
  • 西木尚子:濱田マリ
  • 松尾淳一郎
  • 瀬川頼子:とよた真帆
  • 中瀬耕造:泉谷しげる
  • 本多芳則:伊原剛志

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黒川博行のシリーズ一覧と読む順番

黒川博行はシリーズものが多いです。
各シリーズの読む順番を一覧にまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 『疫病神』(1997年3月1日発売)
  2. 『国境』(2001年11月1日発売)
  3. 『暗礁』(2005年10月25日発売)
  4. 『螻蛄』(2009年7月1日発売)
  5. 『破門』(2014年2月1日発売)
  6. 『喧嘩』(2016年12月6日発売)
  7. 『泥濘』(2018年6月29日発売)

詳しくは⇒疫病神シリーズを読む順番!ドラマ・映画「破門」まで7作品のあらすじを完全網羅

  1. 『悪果』(2007年9月1日発売)
  2. 『繚乱』(2012年11月16日発売)
  3. 『果鋭』(2017年3月16日発売)
  4. 『熔果』(2021年11月18日)

詳しくは⇒堀内・伊達シリーズを読む順番!「悪果」から最新刊「熔果」まで4作品のあらすじを完全網羅

  1. 『二度のお別れ』(1984年9月1日発売)
  2. 『雨に殺せば』(1985年6月1日発売)
  3. 『海の稜線』(1987年4月1日発売)
  4. 『八号古墳に消えて』(1988年9月1日発売)
  5. 『切断』(1989年2月1日発売)
  6. 『ドアの向こうに』(1989年5月1日発売)
  7. 『絵が殺した』(1990年6月1日発売)
  8. 『アニーの冷たい朝』(1990年11月1日発売)
  9. 『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』(1991年10月1日発売)

詳しくは⇒大阪府警シリーズを読む順番!ドラマ「黒豆コンビ」まで全9作品のあらすじを完全網羅

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黒川博行の売上ランキング

1位:疫病神シリーズ

発行部数:シリーズ累計110万部(PRTIMESより)

「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」
映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが――。
第151回直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

シリーズ一覧⇒疫病神シリーズを読む順番!ドラマ・映画「破門」まで7作品のあらすじを完全網羅

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