誉田哲也の『ジウシリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから読めばいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番を紹介します。
黒木メイサと多部未華子のW主演ドラマ『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』情報もあわせてチェックしていきます。
- 単行本・文庫本:第9作『歌舞伎町ゲノム』(2021年10月19日発売)
目次
誉田哲也の小説『ジウシリーズ』を読む順番はコレだ!
ジウシリーズは、全9作品あります。
- 『ジウI 警視庁特殊犯捜査係』(2005年12月15日発売)
- 『ジウII 警視庁特殊急襲部隊』(2006年3月25日発売)
- 『ジウIII 新世界秩序』(2006年8月25日発売)
- 『国境事変』(2007年11月1日発売)
- 『ハング』(2009年9月16日発売)
- 『歌舞伎町セブン』(2010年11月1日発売)
- 『歌舞伎町ダムド』(2014年9月24日発売)
- 『ノワール 硝子の太陽』(2016年5月11日発売)
- 『歌舞伎町ゲノム』(2019年1月18日発売)
※全て文庫本が発売されています。
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発行順=時系列順になっているので、発行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
ここからはシリーズについて簡単に解説していきます。
ジウサーガは、大きく分けて
- ジウシリーズ3部作
- スピンオフ
- 歌舞伎町セブンシリーズ
の3つのシリーズに分けられます。
『ジウ』と同一の世界観で作られた、作品群の総称。
『ジウ』以外にも、『ジウ』と同じ世界観で描かれた小説がいくつかあります。
まず、基本となるのが、ジウシリーズ3部作です。
厳密に言うと、ジウシリーズはこの3冊だけを指します。
これ以後の作品は、主人公が変わります。
『国境事変』は、『ジウ』に登場した東弘樹刑事が主役のスピンオフ作品。
時系列は『ジウ』から2年後になります。
『ハング』は、次の歌舞伎町セブンシリーズに続く引きの一冊。
内容的に直接関係がないようにも見えますが、飛ばすと次の『歌舞伎町セブン』につながらないので、順番通り読んでいくのがおすすめです。
そして、『ジウ』の6年後から始まるのが、歌舞伎町セブンシリーズ。
2022年現在、ジウサーガの小説はこの9作品です。
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ジウI 警視庁特殊犯捜査係
ある夏の午後、都内の住宅街で人質篭城事件が発生した。所轄署や機動捜査隊が現場を固める中、本庁からは、門倉美咲巡査が所属する捜査一課特殊犯捜査第二係も出動。篭城事件や誘拐事件の現場作戦活動を担当するSITは、すぐに犯人との交渉を始める。だが、長引く篭城に、本庁警備部が特殊急襲部隊を待機させ、SITに無言の圧力をかける…。夜を迎え、差入れ役を命じられた美咲は犯人のもとへ向かった―。この瞬間、すべての歯車が回りだし、新たな巨大事件の姿が現れ始める。
ジウII 警視庁特殊急襲部隊
連続児童誘拐事件の黒幕・ジウを威信にかけて追う警視庁。実行犯の取り調べを続ける東警部補と門倉巡査は、〈新世界秩序〉という巨大な闇の存在に気づき、更なる事件の予兆に戦慄する。一方、特進を果たした伊崎巡査は特殊急襲部隊を離れ、所轄に異動するが、そこにも不気味な影が迫っていた!
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ジウIII 新世界秩序
新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。〈新世界秩序〉を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか? そして美咲と基子は――!? シリーズ完結篇。
国境事変
新宿で在日朝鮮人が殺害された。”G4”の存在を隠匿しようとする公安は独自捜査を開始するが、捜査一課の東警部補は不審な人脈を探り始める。在日朝鮮人殺害事件の捜査で対立する公安外事二課と捜査一課。公安部の川尻、刑事部の東はそれぞれの信念を胸に国境の島へと向かった。刑事と公安、決して交わるはずのない男達は激しくぶつかりながらも、国家と人命の危機を察し、銃声轟く国境の島・対馬へと向かう――警察官の矜持と信念を描く、渾身の長篇小説。
時系列は、『ジウ』から2年後です。
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ハング
宝飾店オーナー殺人事件の再捜査を行った警視庁捜査一課の堀田班は、自供により容疑者を逮捕した。だが直後に班は解散を命じられ、公判では自白強要があったと証言されてしまう。歪んでいく真実、蝕まれていく日常。刑事たちは仲間を、愛する人を巨大な闇から守ることができるのか。誉田作品史上、もっともハードな警察小説。
歌舞伎町セブン
歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして、不穏な空気とともに広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」……。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。病死と思われていたが、陣内は殺人であることに気づく。都市伝説であった「歌舞伎町セブン」が今、蘇る。戦慄のダークヒーロー小説。
時系列は、『ジウ』から6年後です。
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歌舞伎町ダムド
日本中を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から7年。伝説となった犯罪者〈ジウ〉に自らを重ねる新たな怪物〈ダムド〉が現れた。吹き荒れる殺戮の嵐、再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、新宿署の東警部補に迫る危険……。謎の男と対峙するのは、アナーキーなダークヒーロー「歌舞伎町セブン」!
200万部超の大人気シリーズ〈ジウ〉サーガ第7弾!
『ジウ』『国境事変』『ハング』そして『歌舞伎町セブン』、すべての物語がここに繋がる――。
ノワール 硝子の太陽
〈ジウ〉サーガ×姫川玲子 誉田哲也の二大人気シリーズが、衝撃のコラボレーション!
沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した2月、新宿署の東弘樹警部補は、「左翼の親玉」を取調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男――社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切るべく、東とセブンの共闘が始まる! 『硝子の太陽N ノワール』を改題。掌篇小説「歌舞伎町の女―再会―」を収録。
同じく誉田哲也の『姫川玲子シリーズ』とのコラボ小説です。
『ルージュ~硝子の太陽~』と同時進行しています。
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歌舞伎町ゲノム
新宿の街に巣くう毒虫どもを仕置きするという「歌舞伎町セブン」。その彼らの元に舞い込む依頼とは……。「復讐」という言葉を借りて、数々の人間模様を目の当たりにする彼ら。そのとき「歌舞伎町セブン」のメンバーはどう動くのか。新メンバーも加入し、不気味で謎めいた巨大組織「NWO」もまた、動き出す! シリーズ最新作。
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ドラマ『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』情報
第1作『ジウI 警視庁特殊犯捜査係』を原作に、黒木メイサと多部未華子のW主演でドラマ化されています。
警視庁特殊犯捜査係
あらすじ
4月某日午後4時5分―
男児営利誘拐事件を捜査していた警視庁刑事部捜査一課の東弘樹(北村有起哉)は男児の母・田辺春子(堀内敬子)の身代金受け渡し現場にいた。
一瞬目を離した隙に、犯人に身代金が入ったバッグを奪われた東。誘拐された男児は無事保護されたものの犯人を取り逃がした彼の責任は大きかった。
そしてその現場で、東は謎の金髪少年を目撃していた。
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査第二係の伊崎基子(黒木メイサ)と門倉美咲(多部未華子)。互いにまったく相容れない性格のふたりが所属する通称”SIT”は、誘拐や立てこもりなど、現在進行形の犯罪の捜査をする部署で、基子は突入班、美咲は交渉班に所属していた。ある日、警視庁管内で人質立てこもり事件が発生。岡村(深水元基)という男がナイフで女性を脅し、地域自治会館に立てこもったとの情報に、基子、美咲らは現場に急行する。現場付近の最前線、被害者の車の陰にはアサルトスーツに身を包んだ基子、そして美咲は主任の川俣(モロ師岡)とともに会館前に待機する。本部ではSITの係長・麻井憲介(伊武雅刀)らが建物内の犯人に架電。交渉の結果、食事を差し入れることを承諾させる。「若い女が運んでくること」「建物の周りの警察官はすべて撤退すること」を条件に出された麻井は、その役目を美咲に託すことに。
スタッフ・キャスト
- 門倉 美咲 – 多部未華子
- 東 弘樹警部補 – 北村有起哉
- 雨宮 崇史巡査- 城田優
- ジウ – L (INFINITE)
刑事部 - 西脇 吾郎警視長(刑事部部長)- 矢島健一
- 遠山警部補(殺人犯捜査第十係主任) – 野間口徹
営利誘拐事件特別捜査本部 - 沼口巡査部長(殺人犯捜査第三係)- 飯田基祐
- 佐々木巡査部長(殺人犯捜査第三係) – 宮川一朗太
- 倉持巡査部長(殺人犯捜査第三係) – 猪狩賢二
- 萩島 巡査 – 増田修一
特殊犯捜査第二係(特二)【SIT】 - 麻井 憲介警部(係長) – 伊武雅刀
- 川俣 貞治警部補(主任) – モロ師岡
- 佐藤 伸朗警部補(交渉班主任) – 西村清孝
- 前島 景子巡査部長(交渉班 美咲の教育係) – 阿南敦子
- 藤田 幹夫巡査部長(制圧班) – 姜暢雄
- 園田 -巡査部長(制圧班) 小柳友
- 新藤巡査(制圧班) – 千代将太
- 嶋田巡査(制圧班) – 江澤大樹
- 中野巡査(制圧班) – 小森敬仁
特殊犯捜査第一係(特一) - 羽野警部(係長) – 北見誠
- 柴井 健一 巡査 – 永江祐貴
警備部 - 太田 信之警視長(警備部部長) – 石丸謙二郎
- 小野 茂夫 警部補(特殊急襲部隊(SAT) 第一小隊小隊長)- 光石研
- 橘 義博警部(特殊急襲部隊(SAT) 中隊長) – 高杉亘
新世界秩序【NWO】 - 宮路 忠雄 – 石坂浩二
- 白塗りの男(道化師) – 林佳
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