【相棒18】第7話ネタバレ 伊丹と青木の婚活パーティー!アポ電強盗の犯人の正体


水谷豊&反町隆史のドラマ『相棒』シーズン18第7話「ご縁」のネタバレあらすじと感想についてまとめています。ゲストに河西健司が登場。
アポ電強盗が発生し、犯人は「代理婚活パーティー」から情報を得たのではないかと推理した右京は、青木の親代わりとして婚活パーティーに参加する。
伊丹と青木の恋の行方やいかに・・・!?
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

参考⇒相棒シーズン17を見逃した人はまずこちらをチェック!

第7話「ご縁」ゲスト俳優キャスト

■ 津田保(河西健司)
君枝が接触していた相手。のぞみという娘がいる。

■ 大井川君枝(山口美也子)
アポ電強盗の被害者。外科医の息子をもつ。

■ 阿久津貴子(松井紀美江)
君枝が接触していた相手。琴音という娘がいる。

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第7話「ご縁」ネタバレ・あらすじをラスト結末まで

起:アポ電強盗の鍵は代理婚活パーティー?伊丹と青木の恋の行方

伊丹が婚活デートに臨もうとした矢先、アポ電強盗が発生。捜査への合流を余儀なくされる。

被害者は、医師の息子を持つ大井川君枝

息子は横浜の病院で外科医として働いており、その息子の病院の弁護士を名乗る男から電話があったという。

通勤中の電車でぶつかって口論になった相手を殴って警察の取り調べを受けていると。

後遺症が残る可能性があり、示談金を用意できるか聞いてきた。

その電話を受けた直後、3人組の男が押し入ってきて2000万円もの現金を奪われたというのだ。

伊丹たちは、君枝が電話を怪しいとは思わなかったのか、不審に思うが、向こうは息子のことをよく知っており、息子に連絡してみると、つながらなかったため取り調べ中だと思ったという。

犯人は君枝の息子について非常によく調べている。連絡を取れないよう診察時間を調べた上で電話してきたのだろう。

多発する特殊詐欺に対し、中園参事官の指揮のもと、捜査一課・組対5課など課の垣根を超えた大捜査網がひかれた。

今年に入って今回と似た手口のアポ電強盗が6件あり、角田課長ら組対がいくつかの特殊詐欺グループの動きを追っていたところ、本件発生前にあるグループがネットで高額闇バイトを募集していたことがわかった。

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詐欺グループは、今は名簿を使わず、詐欺のターゲット情報をネットで募集している。

右京は君枝が息子の結婚相手を探すために参加していた「縁麗会」の代理婚活パーティーから、大井川家の情報が特殊詐欺犯に流れたのではないかと推理。

君枝に事情を尋ねると、パーティでは、気に入った相手同士でお互いのプロフィールシートを交換するそうだ。

子供たちが気に入ればデート、デートにならなければシートは相手に返す。

デートにならなかったため、シートは返してしまっていたが、君枝は名前だけ控えていた。

阿久津貴子という女性と、津田保という男性だ。

右京と冠城は、2人のうちどちらかから特殊詐欺グループに被害者の情報が渡ったと睨む。

疑惑の2人が同時に参加する代理婚活パーティーがあることを摑んだ右京は、青木の”親代わり”として参加。

スタッフとして会場に紛れ込んだ冠城と共に、2人の動向を探ることに。

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承:婚活パーティに潜入、怪しい2人に接触

阿久津貴子は金持ちそうな男親に積極的にアピールしていた。

津田保はプロフィールシートの交換を渋られることが多い。

どちらも婚活に熱心だ。

右京は阿久津貴子と津田保に接触をはかった。

阿久津貴子は小さなジュエリー会社を経営しているが、資金繰りが苦しく、6,000万の負債を抱えている。

返済は年内に迫っており、倒産の危機だ。

しかし6,000万だと情報を売ったところで焼け石に水だ。

一方、青木に調べてもらったところ、津田保は偽名だった。

携帯も架空名義のいわゆる飛ばし携帯だ。

右京は1回デートしてくれたら20万の謝礼金を支払うと、2人とデートの約束を取り付けた。

渋る青木を説得し、デートに行かせることに。

まずは阿久津貴子の娘、琴音だ。しかし、デート中に母親から連絡があり、再婚相手が見つかったのでお金の心配をしなくてよくなったから婚活をやめると言い残し、さっさと帰ってしまった。

阿久津貴子は自分に商品価値があることを知っていた。そういう人間が狙うのは資産家との結婚だ。犯罪ならば結婚詐欺のたぐいだろう。

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転:津田保の本名、娘ののぞみの死

次の津田保の娘、津田のぞみは、明らかに写真と別人が現れた。

目の前に20万円という餌を吊るされた津田は、それを手に入れたくて慌てて娘役を用意したのだろう。

右京と冠城は、本物ののぞみが勤務していたもえぎやま保育園を訪ねた。

本名は秋山のぞみ。

働き始めて2年目にがんが見つかり、1年後に死亡した。

もう5年前のことだ。

母親を早くに亡くし、父一人子一人だったため、秋山は娘を亡くし相当ショックを受けていたという。

その後、秋山はがんで子供を亡くした親たちが支え合う会に入ったとのことだ。

津田保の本名は秋山耕平と判明した。

しかし、秋山はなぜ亡くなった娘を詐欺に利用しているのか。

角田課長の調べで、のぞみになりすましていた女の正体がわかった。

広瀬乃愛、新興の半グレグループのリーダー・榊大地の女だ。

秋山が特殊詐欺のターゲット情報を榊たちに流していたので間違いない。

秋山の自宅アパートを訪ねた。

捕まえればいいという秋山に、右京はこの事件を終わらせてほしいと頼む。

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結:中園参事官がおとりに!秋山が警察に協力した理由

中園参事官が自宅まで提供し、囮となって犯人グループをおびき寄せ、金を持って逃げたところを、角田課長と伊丹たちが追跡。

榊のアジトに金を持っていったところを、一網打尽にした。

右京は、秋山の中に詐欺に対する怒りがあると気付いていた。

のぞみの死から必死で立ち上がったものの、足を悪くし、それまでの大工の仕事を続けられなくなった。

わずかな年金だけでは生活もままならず、足を引きずりながら警備の仕事を続けるしかなかった。

そんな秋山をさらなる絶望のどん底へと突き落とす事件が起きた。

秋山もまた、特殊詐欺の被害者だった。

がんで子供を亡くした親の会の名簿が、以前詐欺グループに悪用されたことがあったのだ。

のぞみの医療費の還付があると言われたが、実態は還付金詐欺だった。400万を奪われた。

妻も、娘も、残った財産も、根こそぎ奪われた。

そんな時、親の婚活をテレビで見た。

子供がいるだけで幸せなのに、金を払って結婚相手を探す奴らに腹が立ち、こいつらから金を取ってやろうと思った。

だが秋山が情報を売った大井川君枝も、夫を亡くし、女手一つで息子を育ててきた母親だった。

大井川君枝は、強盗にあった後遺症に苦しんでいた。

秋山「それでもまだ、家族も金もあるんだろう。不公平だ」

家族を失い、犯罪に走った秋山に対し、

右京「一生懸命汗水流して生きてきた人生を、あなたに捨ててほしくないと思っています。確かに世の中は不公平かもしれません。ですが、それを乗り越えることができれば、もう不公平ではありませんからね」

小さくてもいいから、妻や娘のために墓を立ててやりたいとずっと思っていた。

「出てからでも遅くないかな」と尋ねる秋山に、右京はうなずくのだった。

次は⇒第8・9話「檻の中」ネタバレと感想 右京の2課時代、皆藤に隠された秘密

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第7話「ご縁」感想

代理婚活パーティが笑えました(笑)
えげつないくらい青木の株を下げまくる右京さん

右京「年男はとても仕事熱心なようです。ただ、どうやら大義よりも利益で動くタイプのようでして」

これもう警察官として最もアウトのやつ・・・(笑)

河西健司さんが吐き捨てるように言った「不公平だ」が刺さりました。

右京さんの答えは詭弁だなと思うのですが、秋山が少しでも救われたなら良かった・・・。