【相棒18】第6話ネタバレ 右京が失明!?催涙スプレーの罠、犯人の狙いは?


水谷豊&反町隆史のドラマ『相棒』シーズン18第6話「右京の目」のネタバレあらすじと感想についてまとめています。ゲストに山崎一が登場。
空室のはずなのに不審な物音がする古いアパートの一室を調べに訪れた右京は、目に大怪我を負ってしまう。
そんな中、あるマンションの建設予定地で男性の遺体が発見された。不可解な罠と殺人事件が繋がっていく。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

参考⇒相棒シーズン17を見逃した人はまずこちらをチェック!

第6話「右京の目」ゲスト俳優キャスト

■ 真山誠一(山崎一)
和江の上司。

■ 白川友里(佐藤寛子)
区役所のケースワーカー。

■ 江波和江(山本道子)
清掃員。

■ 竹村誠(遠山俊也)
テイトーハウジング品田支店の支店長。

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第6話「右京の目」ネタバレ・あらすじをラスト結末まで

起:右京が失明!?アパートに仕掛けられた催涙スプレーの罠

右京は、清掃員として働く顔馴染みの江波和江に頼まれ、冠城と共に古いアパート「富士山町ハイツ」の一室を訪れる。

空室のはずなのに不審な物音がするので、中を調べてほしいという。以前ホームレスの人が中で亡くなっていたことがあったからだ。

右京たちは和江に鍵を開けてもらい、部屋に入ったが、中には誰もいない。

机には高級メロンの箱が置かれていた。和江がその箱を開けようとしたのを右京が制し、代わりに開けると、催涙スプレーが仕掛けられていた。

催涙スプレーの直撃をくらい、右京は目に大怪我を負ってしまう。

そこへ、品田区役所のケースワーカー・白川友里が現れた。

救急車を待つより、近くの総合病院へ直接行った方が速いという和江のアドバイスで、右京は白川に付き添いを頼み、病院へ向かった。

処置を終え、冠城に連れられ帰ろうとした右京は、目が見えない少女・片倉りなに声を掛けられる。

りなは、もうすぐ手術をして目が見えるようになるかもしれないという。

右京は、冠城から現場について報告を受けた。

ベランダの鍵が開いており、逃走も侵入も可能だった。

冠城が気になったのは408号室の住人・野川猛だ。オンライントレードをやっていると言うが、部屋の中は真っ暗だった。

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右京は、仕掛けられていた催涙スプレーは誰かを狙った罠で、部屋に呼び寄せ、箱を開けさせ、視力を奪って襲う計画だったのではないかと考えていた。

右京は視力が戻るまで1週間程度時間を要するとの診断を受けたが、翌日には特命係に姿を見せる。

そこへ、青木が催涙スプレーの成分表を持ってきた。

使われていたのはクロロアセトフェノン、各国の警察が暴動鎮圧に使う催涙剤に使われる物質で、通常よりはるかに高い濃度だった。

さらに箱も手が込んでおり、開けた人にだけスプレーがかかる仕組みになっていた。

ユーチューバーたちが宝探しと称してマンションの建設予定地に勝手に入り、男性の遺体を発見するという動画をアップした。

右京と冠城も遺体発見現場へ向かう。

男性は首を絞めて殺されているが、抵抗した痕がない。

右京は遺体から、アクリルニトリルの匂いを嗅ぎ取る。

アクリロニトリルは工業用の化学物質で、吸入すると意識障害などを引き起こすことがある。

右京は、被害者はアクリロニトリルを嗅がされ、意識を失った状態で絞殺されたのではないかと推測。

さらに、罠が仕掛けられていた古アパートも、遺体発見現場も不動産会社テイトーハウジングが関連していることに気づき、疑惑を抱く。

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承:テイトーハウジングの闇、森田と竹村支店長が揉めていた理由

伊丹たちがテイトーハウジングを訪ねたところ、被害者の身元が判明した。

被害者は、テイトーハウジングの営業・森田遊真

品田支店では常に営業成績トップの優秀な営業マンだった。

冠城が調べたところ、野川は引っ越してきたのは3年前で、ほとんど部屋から出ず、近隣住民との関係もない。

右京の怪我に責任を感じた和江は、勤め先の上司・真山をともない改めて右京に謝罪する。

花畑管理サービスでは建物の管理なら何でも請け負っており、真山はこの区域で50件くらい管理している。

和江は、走って逃げ去る不審な人物の妙な足音を聞いたという新証言をもたらす。

トン、ズルーンという変なリズムの走り方だったという。

和江は白川友里も一緒にその逃げる足音を聞いたというが、白川友里は聞いていないという。

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右京は病院で、りなに再会する。

りなは母親とは一緒ではなく、一人で白杖を持って病院に来たという。

りな「杖で床を叩くと、音の響き方でお部屋の広さもわかるし、人がいる気配も何となくだけどわかるんだ」

りなは、右京の目が早く良くなるようにと、手作りのビーズでできたキーホルダーをプレゼントする。

右京は手触りからくまのキーホルダーかと思ったが、りなは「パンダだよ」と答えるのだった。

一方、冠城はテイトーハウジングの女性社員に接触する。

森田の事件で聞き込みに行った際、何か話したそうにしていた女性だ。

彼女の話では、1か月くらい前、森田は取ってきた入居者の保証人が全部デタラメだったことで、支店長の竹村と揉めていた。

森田は、契約を破棄すれば支店の売上が最下位になると、竹村を脅していたのだ。

伊丹たちは竹村を事情聴取するが、竹村は殺害を否定。

だが、テイトーハウジングが扱う大倉樹脂の品田倉庫から、アクリロニトリルという合成樹脂に使う材料が盗まれている。

一課は竹村の仕業ではないかと疑うが・・・。

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転:和江の上司・真山の不審な行動

冠城が竹村の走り方を確認したところ、竹村は足を引きずってはいなかった。つまり、竹村は犯人ではない。

森田が斡旋していた物件は、築年数が古い物件や事故物件など、借り手がつきにくいものばかりだった。

しかも、賃貸契約を結んでいる人たちの多くは、生活保護受給者だ。

右京は、森田は身寄りのない人たちを空き部屋に住まわせ、その生活保護で支給された金を搾取していたのではないかと推測。

わかっているだけでも30人近くいる。

森田だけでは不可能だ。監視が必要になる。

冠城は富士山町ハイツに住む中村の部屋に乗り込み、中を捜索すると、監視カメラが見つかった。監視していたのは、408号室の野川猛だ。

冠城に気付かれたことを知った野川は、速攻逃げ出した。

一方、右京は、富士山町ハイツも、大倉樹脂の品田倉庫も、いずれも管理会社は花畑管理サービスだったことに気づく。

和江は全てわかったと真山に電話し、右京に話すと言うと、真山は森田を殺害した場所へ和江を呼び出した。

和江を殺すつもりで準備した真山が現れると、そこには右京と冠城が待ち伏せていた。

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結:事件の真相と生活保護受給者を搾取する犯人グループの正体

真山は、路上生活者、身寄りのない人を探してきては、生活保護を受けさせた上で、森田の会社の所有する物件に住まわせていた。

そして、管理費等の名目で、金を巻き上げる。

実際は彼らを部屋に閉じ込め、カメラで監視し、外部の人間に秘密を漏らさないよう脅していたのだ。

生活保護の受給額はおよそ13万円。その中から10万円を搾取し、そこから3万円の家賃を払ったとしても、残りは7万円。

それが30人ということは、年間2,520万円。3年に渡ってこれを続けてきた。

金の取り分で揉め、森田を殺害したのだ。

しかし、体格も年齢も、圧倒的に森田が優位だ。そこで真山は、森田を罠にかけることにした。

メロンの箱に催涙スプレーを仕込み、動きを封じ、殺害する計画を立てた。

右京が目を負傷した部屋には、実は真山が潜んでいたのだ。

だかそこへ右京たちが現れたため、真山は慌ててベランダから逃走した。

ベランダから飛び降りた際、右足を痛めていた。

そして、そのまま足を引きずって逃げる様子を和江に目撃されたのだ。

計画に失敗した真山は、すぐに別の方法を考えた。

管理している倉庫の中からアクリロニトリルを盗み出し、森田を呼び出した。

そして、森田を抵抗できないようにして、首を絞めて殺害した。

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刃物を出し、なおも逃走しようとする真山。

りなの言葉を思い出した右京は、杖で床を叩く。そして、りなからもらったビーズのキーホルダーをばらして辺りにまき、それを踏んだ足音で真山の位置を突き止めた。

真山を逮捕し、廃ビルの外に出ると、右京の目に無事視力が戻っていた。

右京と冠城は、白川友里を逮捕するため、品田区役所の福祉課を訪れた。

森田と真山が金を搾取していた生活保護受給者の担当は全て、白川だった。

真山は共犯については口を割っていない。

不動産仲介会社の森田、管理会社の真山、そして福祉課の白川がいなければ、生活保護の搾取など不可能だ。

白川の役割は、生活保護を申請しに来た人たちの中から、条件に合う人を真山や森田に紹介すること。そして、生活保護の申請に許可を出すこと。

あの日、事の成り行きを見届けるため、白川は中村の部屋にいたのだ。

しかし、真山の計画は失敗した。

慌てて空き部屋へ駆け付けた白川は、右京たちが刑事だと知って激しく動揺する。

「私、そんなに悪いことしてますか?」と開き直る白川を、右京は一括する。

右京「あなたは自らの欲のために、救われるべき人たちを利用してきたんですよ。そんなことが許されるわけないじゃありませんか」

右京は、パンダのキーホルダーのお礼に、手術の成功を願ってうさぎのキーホルダーをプレゼントする。

和江に作ってもらったものだ。

目が見えるようになったら本物のパンダを見たいというりなに、右京は「見たらきっと驚くと思いますよ」と返すのだった。

次は⇒第7話「ご縁」ネタバレと感想 伊丹と青木の婚活パーティー!アポ電強盗の犯人の正体

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第6話「右京の目」感想

自ら催涙スプレーをあびにいく右京さん。

・・・下手か!

なんていうかもう・・・。

両目あんな処置されてる患者さんって実際にいるんでしょうか?もう今週の相棒はコメディとしか・・・。

森田-白川-真山のラインは白川が登場した時点から読めたし、ラストの「目が見えないけど音で犯人の位置を嗅ぎ取る」演出ももう手垢ベッタベタ過ぎて・・・。

あと総じて右京さんが不気味過ぎた。
ラストの笑いといい、
ちょっとあれは左文字っぽいというか、なんか右京さんのキャラがシーズン18に入ってどうした!?というくらい崩壊してきている気が・・・。