【相棒18】第5話ネタバレ 冠城の元カノ佐藤江梨子がスノウだった理由


水谷豊&反町隆史のドラマ『相棒』シーズン18第5話「さらば愛しき人よ」のネタバレあらすじと感想についてまとめています。ゲストに佐藤江梨子が登場。
人気覆面詩人の『スノウ』が殺害されたが、実はスノウの正体は冠城の元カノ・竹田ユキだった。ユキはなぜ冠城の写真を大事に持ち続けていたのか。
そして、覆面作家であることをひた隠しにしていた理由とは・・・。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

参考⇒相棒シーズン17を見逃した人はまずこちらをチェック!

第5話「さらば愛しき人よ」ゲスト俳優キャスト

■ 竹田ユキ(佐藤江梨子)
冠城の元カノ。本名は南侑希。

■ 金子愼也(水橋研二)
コーヒー店の店主。

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第5話「さらば愛しき人よ」ネタバレ・あらすじをラスト結末まで

起:冠城の元カノ・竹田ユキが殺人犯!?

青酸カリの中毒死で『スノウ』というペンネームを持つ人気覆面詩人の女性が殺害された。名前は石川真悠子

現場から冠城の写真が発見されたため、伊丹たちが事情を聞くと、スノウの正体は遺体で発見された女性ではなく、竹田ユキという名の別人だという。

しかも竹田ユキは、数年前に別れた冠城の元恋人だった。

被害者と同居していたユキが姿を消していることから、捜査一課は容疑者としてユキの行方を追うことに。

一方、冠城はユキと出会い、逢瀬を重ねたコーヒー店を数年ぶりに訪れる。

顔馴染みの店主・金子に、ユキの連絡先を教えてもらうためだ。

遺留品の中に、コーヒーミルがあった。ユキは、冠城がプレゼントしたコーヒーミルを、今も大事に持っていたのだ。

自分を振ったはずの彼女がなぜ・・・。疑問に思う冠城。

金子に聞いた連絡先に連絡するが、通じない。

偶然ユキが落としたノートを見た冠城は、ユキが自殺しようとしているのではと考え、

冠城「何があったか知らないけど、君の力になれると」

と声を掛けた。

ノートにメモしていたのは詩のフレーズだった。

冠城の強い正義感が、2人の距離を近づけ、それから話をするようになっていった。

ユキは詩を書くようになったきっかけについて、

ユキ「私には必要だったんです。気づいたら、言葉を吐き出すようになっていて、それが私を支えて。だから、また書いて。今はそれが私の生きる力になってる。詩を書くことで、私は生きていられる」

と語る。そんなユキを、冠城は放っておけなくなっていた。

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承:スノウの謎

右京と冠城は、石川真悠子がスノウを名乗っていた理由を探るため、詩集の発行元の出版社を訪ねた。

すると、出版の契約をめぐってトラブルが起きていたことが判明する。

ロジェ出版の三次社長は、竹田ユキについては知らないという。

詩を持ち込んできたのは石川真悠子で、彼女と契約を交わしたという。印税の振込先も彼女の口座だ。

一昨日、いきなり「スノウとしての活動はもうやめたい」とメールが送られてきた。

何度連絡しても電話に出ないため、今朝直接訪ねていったという。

スノウは一切素性を公表していないが、スノウの正体については、絶対に口外しないというのが契約の条件だった。

スノウの詩集を全て読んだ右京は、竹田ユキの中には深い闇があるように感じていた。

一方で、2年後に発売された詩集に、冠城の写真が挟まれていたことが気に掛かっていた。

幸せは時に感性を鈍らせる。冠城と交際していた時期、スノウの詩集は発売されていない。

もしかしたら、冠城は彼女のことを思い、自ら身を引いたのではないか。

そんな中、防犯カメラの映像から、石川真悠子が殺される前日に、竹田ユキが石川真悠子の口座から一千万を引き出していたことが判明した。

捜査一課は、竹田ユキが石川真悠子を殺して逃亡していると考えていた。

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転:ユキの前科、父親を殺した過去

青木の調べで、竹田ユキは偽名だったことがわかった。

本名は南侑希。竹田は母方の名字だ。

侑希がスノウとして頑なに素性を隠していたのは、実の父親を殺した前科があったからだった。

手口は石川真悠子と同じ、青酸カリだ。

侑希の父親・南郷平は、地元の名家の長男で、34歳で市議会議員に当選した。しかし家では母親とユキに激しいDVを振るう男だった。

このままでは母も自分もいつか殺されてしまうという危機感から、侑希は15歳の時、父親の食事に青酸カリを混入して殺害。

しかし裁判で、母親は夫からのDVはなかったと主張した。

そのせいで侑希は懲役4年以上7年以下の不定期刑が確定してしまう。

侑希が詩を書くのは、そういうどうしようもない感情を吐き出し、生きるためだった。

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石川真悠子は、南侑希の同級生だった。

事件当時、南侑希が父親から暴力を受けていたことを証言し、情状酌量を訴えていた。

辛い思いをして生きて来た南侑希を見かねた石川真悠子は、一緒に暮らし、表向きスノウとしての代役を引き受けていたのだろう。

侑希がそんな石川真悠子を殺すとは、冠城にはどうしても思えなかった。

そこへ、侑希から「私のことはもう探さないでください」とメッセージが来た。

冠城はすぐに連絡するが、つながらない。

冠城は、侑希のおばを訪ねた。

おばによると、侑希の母親は南家の人たちから口止めされ、裁判で嘘の証言をしたのだった。

裁判でDVはなかったと証言すれば、その後の生活の面倒は見るからと、言いくるめられた。

母親が亡くなる1年前、病室に訪ねて来た侑希は、母親に愛する人を奪ってしまったことを泣いて侘びた。

一周忌で会った際、侑希は前科がばれてまた迷惑をかけるかもしれないと話していた。

しかし、「もう大丈夫だから心配しないで」と月曜に電話があったという。

月曜は一千万を引き出した日だ。

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結:事件の真相と真犯人の正体

冠城は、コーヒー店を訪れ、金子を問い詰めた。スノウの正体を知っていたのは、自分以外に金子しかいない。

保全写真を見返した右京は、あることに気付く。

石川真悠子を殺したのも金子だ。

現場の流しに落ちていた薄茶色の粉は、シルバースキンだ。

コーヒー豆をひいた時に出るカスで、雑味の原因になる。普通はそのままドリップしてしまうが、金子はついプロとしてのいつもの習慣で、少しでもそれを取り除こうとしたのだろう。

そして、現場に落ちた。

侑希に密かに想いを寄せていた金子は、ツイッターで侑希の前科を暴露しようとしていた。

彼女を自由にし、過去から解き放つためだという自分勝手な金子の行動で、侑希はどんどん追い詰められていっていた。

そしてあの日、もう周囲の人に迷惑を掛けたくないからと、金子に銀行からおろした1,000万円を口止め料として渡し、自分の過去の書き込みをやめてくれるよう頼んだ。

しかし逆上した金子は、侑希の首を締めて殺害。

侑希の遺体はスーツケースに入れ、山中に遺棄していた。

掘り起こされた侑希の遺体を前に、ニヤニヤと笑う金子。冠城はやりきれない。

次は⇒第6話「右京の目」ネタバレと感想 右京が失明!?古アパートに仕掛けられた罠

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第5話「さらば愛しき人よ」感想

冠城さんのエピソードは大体ハズレ・・・。

もう金子の動機が
ユキを殺してあまつさえも殺すのは一体・・・?
しかもそれをユキの仕業に見せかける理由がわからん・・・。

そもそも金子はどうやってユキの過去を知ったんでしょうか。
本人があれだけひた隠しにし、親族とも縁を切って生活していた以上、警察でもない限りそうそうユキの過去を知る方法はないはず。
しかも何十年も前の犯罪なのに・・・。

ラストの遺体を掘り起こすシーンは『相棒』らしからぬ安いサスペンスドラマみたいでやだなあ・・・とちょっとこちらもやるせなくなりました・・・。

とりあえず今回は佐藤江梨子年取ったなあ・・・くらい。