【相棒18】第4話「声なき声」ネタバレと感想 かとく職員の転落事件の犯人は中川?


水谷豊&反町隆史のドラマ『相棒』シーズン18第4話「声なき声」のネタバレあらすじと感想についてまとめています。ゲストに長谷川朝晴が登場。
厚生労働省の過重労働撲滅特別対策班、通称”かとく”の職員が転落死体で発見され、現場にジャーナリストの中川が姿を見せた。
中川が現在追っている遊具による児童の死亡事故が、かとく職員の転落事件と関係し・・・。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

参考⇒相棒シーズン17を見逃した人はまずこちらをチェック!

第4話「声なき声」ゲスト俳優キャスト

■ 中川敬一郎(長谷川朝晴)
ジャーナリスト。

■ 風間楓子(芦名星)
「週刊フォトス」の記者。

■ 片桐晃一(山本圭祐)
厚生労働省の過重労働撲滅特別対策班、通称”かとく”の職員。

■ 立花典子(クノ真季子)
かとく初の女性リーダー。

■ 西嶋隆哉(佐々木一平)
中川の運営するニュースサイト「トゥルース」の配信者。

■ 松下涼介(井上康)
代議士。厚労族。

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第4話「声なき声」ネタバレ・あらすじをラスト結末まで

起:”かとく”職員の片桐死亡事件に絡むジャーナリスト・中川

厚生労働省の過重労働撲滅特別対策班、通称”かとく”の職員・片桐晃一が転落死体で発見された。

かとくのメンバーは、特別司法警察職員として違法な事業所を検察庁に送検する権限があるため、口封じに殺された可能性も考えられた。

捜査に乗り出した右京と冠城は、現場の野次馬の中に、真実を伝えるジャーナリストとして名を馳せている中川敬一郎がいるのを見つける。

中川は遺体の顔を見ていないにもかかわらず、遺体の身元が片桐だとわかっていた。

中川が、片桐と面識があることに不穏な空気を感じた2人は、中川と古い知り合いだという『週刊フォトス』の記者・風間楓子に話を聞く。

すると、中川が最近、遊具による児童の死亡事故を取材していたことがわかる。

当初は児童の遊び方に問題があったかのように報道されていたが、実は学校側が整備点検を怠っていたことが原因だったと判明した事件だ。

それを最初に突き止めたのが中川だった。

右京は中川が何を探ろうとしていたのかを調べることにし、冠城はかとくの線から洗うことに。

冠城は元官僚という経験を活かし、かとくの女性リーダー立花から信頼を得て、片桐が調べていた告発メールのリストを入手することに成功する。

片桐は告発メールの裏取りをしていたが、告発者にはなかなか会ってもらえずにいたようだ。

一方、右京は遊具事故のあった小学校を訪れ、教師から話を聞く。

彼は、校長が亡くなった児童の遊び方に責任があったかのように答えたことに憤慨していた。

その遊具を購入したのは昨年の3月だ。設置から事故までそんなに時間は経っていない。

製造元はヤクトー工業だ。

中川も同じようなことを調べていたことが判明する。

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承:片桐の転落死と遊具事故の意外な接点

青木に調べてもらったところ、遊具の撤去作業を行ったのもヤクトー工業だった。

右京がヤクトー工業を訪ねると、冠城も現れた。

片桐が調べていた匿名の告発メールに、ヤクトー工業について書かれたものがあったのだ。

かとく職員の転落死と児童の死亡事故。

一見接点がなさそうなふたつの事件に意外な繋がりが見えて来た。

事故のあった遊具は、1年の保証期間のものだった。

社長の話では、引き取った遊具は既に解体してしまっているという。

しかも、社長は物置だという部屋に、多数の外国人労働者を隠していた。

右京たちが帰った後、社長は即つながりのある代議士に連絡を取った。

即座に刑事部長を通じ、右京たちにこれ以上捜査をしないよう圧力が掛かった。

告発メールにあったグエンという社員は、遊具事故の3日後に自殺していた。

グエンはべトムから来た外国人技能実習生だ。

社長が警察の目から隠したのは、おそらく外国人技能実習生たちだろう。

右京は中川の運営するニュースサイト「トゥルース」をチェックするが、現場に出くわしたにもかかわらず、片桐の謎の転落死については大して何も書かれていなかった。

右京は、中川が誰かから何かしらの圧力を受けている、もしくは、中川自身がこの事件に関わっていると考えていた。

中川は私見が入ることを懸念したからだと言うが・・・。

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転:ヤクトー工業と政治家・松下涼介の闇

風間楓子に調べてもらったところ、ヤクトー工業のバックには厚労族の松下涼介がついていることが判明した。

かとくも外国人技能実習制度も、厚労省の息がかかっている。

探られたくない腹があるのだろう。

松下の後援会会長とヤクトー工業の社長は大学の先輩・後輩の間柄で、松下はヤクトー工業に捜査のメスが入るのを何としてでも阻止したがっていた。

実は、ヤクトー工業は次の閣僚入りを狙う松下の違法な政治献金の受け皿になっているのだ。

技能実習制度は、本来は日本で学んだ技術を帰国後に母国に役立てるための人づくりを目的とした制度だ。

だが、ヤクトー工業のように、安い労働力を確保するために悪用する企業が後をたたない。

右京と冠城は、ヤクトー工業の技能実習生たちに話を聞くことに。

実習生たちは、朝から夜中まで仕事をさせられ、疲れていた。しかし社長は働かなければ国へ送り返すと脅し、休ませなかった。

そんな中、遊具事故が起き、グエンは自分のミスだと思い詰め、自殺してしまった。

遊具事故は外国人技能実習制度を悪用した、過重労働が引き起こした人的事故の可能性が高い。

彼らの話から、グエンは遺書を残していたことがわかる。

そして遺書を片桐に託し、全て中川にも話していた。

だったらなぜ、中川は記事にしなかったのか。

一方、西嶋が片桐の靴を持ち去り、公園のゴミ箱に捨てたことが防犯カメラの映像から判明し、西嶋が捜査一課に連行された。

しかし、西嶋は頑なに完全黙秘を貫いていた。

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結:事件の真相とグエンの遺書

立花は松下から圧力を掛けられていた。外国人技能実習制度を取り入れている企業の摘発を控えるようにと。

しかし職務に忠実であろうとする立花を、松下は「君一人ぐらいどこにでも飛ばせる」と脅していた。

他の職員には、

立花「あんな脅しには屈しません。私が全責任を持ちます」

と気丈に告げる立花。

片桐は悩んだ。

遺書を立花に渡せば、彼女はヤクトー工業の摘発に動こうとするだろう。だがそれは立花の立場を危うくする。

かとくを、立花を守りたかった片桐。

右京と冠城は、片桐が飛び降りた屋上で、中川に会った。

中川は、片桐は自殺だと考えていた。

というのも、片桐が自殺する前夜、中川はグエンが残した遺書を入手するため、片桐に会っていたからだ。

購入して間もない遊具が、点検を怠ったからといってそう簡単に結合部分が外れたりするのだろうか。

中川もまた製造過程に問題があったのではないかと疑念を抱き、ヤクトー工業について調べていた。

ヤクトー工業が外国人技能実習制度を悪用し、彼らに過重労働を強いている事実を知った。

そしてその実習生の一人・グエンが、遊具事故の直後に自殺したこと。

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さらに自殺する前にグエンが遺書を残したこと、そしてその遺書を彼らが片桐に託したことを知り、中川は自分にその遺書を渡すよう片桐に頼んでいた。

中川「あなたたちかとくは、過重労働者を救うために存在しているんじゃないんですか!」

片桐では埒が明かない、直接立花と話すという中川に、片桐は翌朝まで待ってくれるよう告げ、直後に屋上から飛び降りたのだ。

西嶋はその一部始終を見ていた。

片桐が自殺であることを知れば、中川が記事にはしないだろうと思い、片桐の靴を持ち去り、片桐の死を他殺に見せかけようとした。

だが、中川は記事にはしなかった。

中川は片桐を追い詰めたのは自分だと贖罪の念を抱き、片桐が命を賭してまで守ろうとしたものを、記事には出来なかった。

右京は、グエンの遺書を中川に見せた。

そこには「誰も助けてくれない」と、グエンの悲痛な思いが記されていた。

ジャーナリストとして声なき声を伝えるためにも、全ての真実を公表すべきだったと告げる。

風間楓子が松下涼介の不正疑惑と過重労働の実態を隠蔽したことを、フォトスで記事にした。

これで松下涼介は政治家生命を絶たれるだろう。ヤクトー工業にもかとくの摘発が入った。

一方、中川はジャーナリズムの世界から足を洗うことを決断した。

風間楓子の「ジャーナリストとしての責任放棄」という中川への批判記事は、彼女なりの最後の介錯だったのだろうと、右京は慮った。

5話ネタバレは⇒【相棒18】第5話「さらば愛しき人よ」ネタバレと感想 冠城の元カノ佐藤江梨子がスノウだった理由

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第4話「声なき声」感想

例によって毎度ハズレの官僚回。

官僚は自殺させておけばいいと思ってないか?というくらい、飛び降りが多いですよね。
ラスト、松下涼介の息のかかった人間が片桐を突き落としたとか、せめてもう一捻り欲しかった・・・。

というのもこれ、片桐が自殺する理由が全くわからないからです。
立花と片桐の関係性が大して語られてないにもかかわらず、立花のために自殺する理由とは??彼女は恋人か何かなんですか?
自分が左遷されるならわかります。
が、立花が左遷されようとどうでもよくないか?立花の左遷=かとくの立場悪化=自分も左遷されるから?
それにしてもまだいくらでも講じる手立てはあったはず。
政治家の圧力に屈したくないなら、公表すればいいし、いずれにせよ死ぬ前に何か、何かできただろうと。
なぜそうやすやすと飛び降りてしまうのか・・・。
「強い使命感を持って職務と向き合っている」ならなおさら。
なぜそうも安易に命を捨ててしまうのか、本当に理解できない。

自殺案件が2つ被さると悲痛なはずの死が軽く見えてしまうのも悲しい。

そして何より中川。
これほんっと、右京さんの嫌いな面が前面に出ました。
前回明菜ちゃんにあの言葉を掛けた右京さんとの差が激しすぎる。

中川は今回全く責められる立場にないと思うんです。
少なからず片桐を追い詰めた責任が自分にある以上、記事にするのはあまりに酷でしょう。
彼は別に隠蔽しようとしたわけではない。
ただ、消極姿勢を取っただけ。

なのにこれでジャーナリスト生命を絶たれるってひどすぎないか・・・?

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