宮崎駿監督のジブリ映画『ハウルの動く城』のあらすじを、1分でわかるように、短く簡潔にまとめてみました。帽子屋ソフィーと魔法使いハウルの恋の物語を簡単におさらいしたい時に活用してください!
1分でわかる!『ハウルの動く城』の簡単なあらすじ
父親が遺した帽子屋を継いだソフィーは、帽子作りに明け暮れるつまらない日々を送っていた。
妹のレティーが働くパン屋のチェザーリへ行こうと街へ向かう途中、兵隊たちに絡まれたところを、魔法使いのハウルに助けられる。
ハウルは若い女性の心臓を食べるというウワサのある悪名高い魔法使いだったが、親切にソフィーを助けてくれた上、チェザーリの店まで送ってくれた。
美しく優しいハウルに、ソフィーは一瞬で心を奪われる。
しかしその夜、荒地の魔女が現れ、ソフィーは呪いで90歳のおばあさんの姿に変えられてしまう。
ここにはいられないと帽子屋を飛び出したソフィーは、旅の途中、助けたカカシの案内でハウルの城に転がり込む。
そこで出会ったのは、ハウルと契約を交わした火の悪魔カルシファー。
カルシファーは、自分にかけられた呪いを解いてくれれば、ソフィーの呪いも解いてやると取引を持ちかける。
行くあてのないソフィーは、ハウルの城で掃除婦として働くことに。
ハウルの弟子マルクルとも仲良くなり、ハウルの城での生活に充実感を抱き始めるソフィー。
だが戦争が始まり、ハウルは王様から戦争に召集されてしまう。
王様の話を断るため、ソフィーはハウルに頼まれ、ハウルの母親のフリをして王宮に乗り込む。
そこでソフィーは、ハウルの師匠で王室づき魔法使いのサリマンと対峙する。
王国のために尽くさないのであればハウルから力を奪い取るというサリマンに、ソフィーは真っ向から反発。わがままで臆病だけれど、自由に生きたいというハウルの意思を信じる。
そこへ国王に変装したハウルが現れ、サリマンとの全面対決に。
今まで逃げてばかりだったハウルだったが、ソフィーを守るために戦うことを決意する。
ハウルの過去をかいま見たソフィーは、カルシファーの正体が流れ星だったことを知る。
流れ星として命が尽きようとしていたカルシファーを、かわいそうに思ったハウルは、カルシファーを生かすために自分の心臓を渡していたのだ。
ソフィーはハウルに心臓を返し、悪魔の契約は解除され、カルシファーは自由になった。
ソフィーの呪いも無事解け、心を取り戻したハウルとの恋はハッピーエンドを迎える。