トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル』(MI)ネタバレあらすじと感想についてまとめています。
チェコのプラハでの作戦中にIMFのメンバーが全滅し、内通者に仕立て上げられてしまったイーサン・ハント。内通者の正体を暴くべく、武器商人マックスと取引し、CIAにリストを盗みに入る。内通者「ヨブ」の正体はジムか、キトリッジか、サラか!?
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。
目次
登場人物&俳優キャスト
1996年アメリカ映画
上映時間110分
監督:ブライアン・デ・パルマ
■ イーサン・ハント(トム・クルーズ)
IMFの諜報員。
■ ジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)
IMFのリーダー。
■ クレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)
ジムの妻。
■ ジャック(エミリオ・エステベス)
ハッカー。
■ サラ・デイヴィス(クリスティン・スコット・トーマス)
工作員。
■ ハンナ・ウイリアムズ(インゲボルガ・ダクネイト)
ゴリツィンの監視役。
■ フランツ・クリーガー(ジャン・レノ)
元CIA。
■ ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
元CIA。天才ハッカー。後にイーサンの相棒的存在になる。
■ ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)
CIA。
■ アレクサンドル・ゴリツィン(マーセル・ユーレス)
プラハの米大使館員。東欧に潜入しているCIA諜報員のリスト”NOC”を盗んだ。
チェコの武器商人。
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ミッション:インポッシブルのネタバレあらすじをラスト結末まで
起:プラハ作戦でIMFのチーム全滅!?
イーサン・ハントは、極秘組織Impossible Mission Force、通称「IMF」に所属する諜報員だ。
キエフで潜入捜査していたイーサンは、作戦終了後、すぐさま次の任務へと赴いていた。
IMFのリーダーであるジムに、当局から指令が入る。任務は、東欧に潜入しているCIA諜報員のリスト「NOC(ノック)」を盗んだプラハの米大使館員ゴリツィンと、情報の買い手を捕らえること。
だが、盗まれたのは暗号名の情報だけで、本名のリストは別にあった。ゴリツィンは、リストを入手するため、翌日の大使館で行われるパーティに現れるという。ジムの指示で、イーサンらIMFのメンバーは、チェコ共和国のプラハにやって来た。
作戦はイーサンとサラがゴリツィンの盗みの現場を証拠として撮影し、ハンナに渡す手はずになっていた。イーサンはマスクを使ってワルツァー上院議員になりすまし、潜入することに。そんなイーサンに、ジャックはサポートアイテムとしてガム型爆弾を手渡す。
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ゴリツィンは予定通り部屋に侵入し、フロッピーディスクにデータをコピーした。その現場の撮影に成功したイーサンとサラは裏口から脱出を試みるが、実はジムの作戦は敵に筒抜けだった。
ジャックが潜んでいたエレベーターが突如上昇を始め、ジャックは圧死してしまう。
一方、自分に尾行がついていることに気付いたジムは、メンバーに作戦中止を言い渡す。なおもゴリツィンを追うイーサン。しかしジムは銃弾に倒れ、ハンナとクレアの乗った車は爆発炎上。メンバーはイーサンを除いて全滅してしまう。
その映像を手元のカメラで見たイーサンは、サラに作戦の中止を告げる。だが、サラはジムの指示で無線を切っていた。ゴリツィンの尾行を続けるも、ゴリツィンは何者かに刺されて死んでいた。さらに、サラも同じ相手に刺殺されてしまう。
サラとゴリツィンの死体を発見したイーサンは、ゴリツィンの胸ポケットからフロッピーディスクが抜き取られていることに気付く。リストは混乱の中盗まれてしまっていた。
イーサンは公衆電話からCIA本部のキトリッジに連絡を取った。すると、キトリッジは既にプラハ入りしており、1時間後にグリーン地点で落ち合おうと言う。
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承:内通者はイーサン・ハント!?武器商人マックスと接触
キトリッジとグリーン地点のカフェで落ち合ったイーサンは、IMFに内通者がいると聞かされる。実は2年ほど前からIMFの作戦が外部に漏れており、今回の作戦はその内通者を暴くために仕組まれたものだった。つまり、ゴリツィンは囮で、盗まれたリストは偽物だったのだ。
内通者に「NOC」のリストを盗ませたのは、武器商人のマックスだ。マックスはスパイを言葉巧みに寝返らせ、コマとして使っていた。
結果、イーサンだけが生き残ったことで、キトリッジはイーサンを内通者と見なす。愕然とするイーサンは、カフェの水槽を爆破して逃走。濡れ衣を晴らし自身の無実を証明するため、自分の手で内通者を突き止めることにする。
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アジトへたどり着いたイーサンは、内通者をあぶり出すため、マックスへの接触を試みる。マックスは今回の作戦を「Job3-14作戦」と呼び、ゴリツィンと交渉していた。イーサンはアジトにあった聖書の背表紙から、「Job」が「ヨブ記」を意味していることに気付く。
そこで「Job3-14」に関係するところへ片っ端から「マックスへ ファイルは偽物」というメールを送り、マックスからの連絡を待つことにした。
そこへクレアがやって来た。イーサンは車の爆発から逃れたクレアを疑い、ボディチェックを行う。
マックスから連絡があり、イーサンはマックスと落ち合うことに。現れたマックスは、男性ではなく初老の女性だった。
イーサンはマックスに奪ったリストはCIAが用意した偽物だったことを伝え、取り引きを持ちかける。全世界のNOCリストを盗み出してくる代わりに、1000万ドルと内通者「ヨブなる人物」を要求。マックスはこの取引を了承した。
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転:CIAターミナルへ潜入!不可能ミッション
NOCリストを盗み出すため、イーサンはCIAの解雇職員2名をスカウトした。CIAを解雇されたタフガイのクリーガーと天才ハッカーのルーサーだ。
クレアも加えた4人で作戦に取り掛かった。NOCリストが保管されているCIAのターミナルは、最高峰の厳重警備だ。
入室できるのは男性職員のダンロー・ウィリアムのみで、声紋スキャン、6桁のアクセス・コード、網膜スキャンと複数のチェックがある。人がいない時は音声探知機、温度変化探知装置、圧力変化探知装置が作動しており、天井にあるダクト口にはレーザー・ネットが張られていた。
この厳重警備を突破するため、まずイーサンとクリーガー、クレアの3人が消防隊に変装してターミナルに潜入。ルーサーは外で後方支援だ。そしてクレアがダンローの飲み物に薬物を入れ、ダンローが席を立ったすきに、イーサンとクリーガーが天井にあるダクトから部屋の中へ侵入した。
イーサンはケーブルに吊るされながら、辛くもNOCリストのダウンロードに成功した。
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クリーガーは何とかイーサンを引き上げるも、持っていたナイフが落ち、部屋に残ってしまう。そのせいでNOCリストを盗まれたことがすぐにキトリッジに知れる。
キトリッジはイーサンの母マーガレットと叔父のドナルドを麻薬密売容疑でFBIに逮捕させ、イーサンをおびき出そうとする。
一方、イーサンたちはイギリスのロンドンに向かっていた。
クリーガーはリストの入ったフロッピーを手に、自分も交渉の場に行かせることをイーサンに要求する。だがイーサンはクリーガーに本物のフロッピーを渡すと思うかと挑発。怒ったクリーガーはフロッピーを捨てて立ち去った。
実は、クリーガーが持っていたのは本物のフロッピーだったのだ。イーサンはごみ箱からフロッピーを回収してルーサーに渡し、預かってくれるよう頼む。
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テレビのニュースで母と叔父の逮捕を知ったイーサンは、キトリッジをおびき寄せるため、公衆電話からキトリッジに電話をかけた。そしてわざと逆探知させ、自分がロンドンにいることを知らせた。
そこへ、死んだはずのジムが現れた。驚くイーサンに、ジムはキトリッジが黒幕だと告げる。
イーサンは「つじつまが合う」と言いながらも、内心ではジムが内通者ではないかと疑っていた。
理由は、アジトから持ってきた聖書に「シカゴ ドレイク・ホテル」のスタンプがあったことだ。プラハでの作戦時、ジムはシカゴでの新人研修があったため、メンバーより遅れてアジトに到着した。だがイーサンが再びアジトへ戻ってきた時には、既にスタンプ入りの聖書がアジトに置かれていたのだ。
ジムは一体どのタイミングで聖書をアジトに置いたのか?つまり、ジムはプラハに先着していた可能性が高い。
そして作戦時、ジャックのいるエレベーターを遠隔操作して、自分は発砲音と血のりで偽装して橋から落ちた。ゴリツィンとサラを殺害したのは、おそらくクリーガーだ。ハンナとクレアの乗った車の爆破は、クレアの仕業だったとすれば。
しかし、クレアも内通者であるという確証はなかった。
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結:明かされた内通者「ヨブ」の正体
ロンドン発パリ行きの特急列車TGVユーロスターの車内で、マックスと取引を行うことになったイーサン。
列車は発車し、イーサンはマックスにリストの入ったディスクを渡した。マックスは約束の金は倉庫にあり、そこに内通者の「ヨブ」も姿を現すと告げる。
中身を確認し、本物と確信したマックスは、即座にデータ転送しようとするが、ルーザーが携帯電話で妨害電波を出しており転送できない。
だがキトリッジが車内に乗り込んできたせいで、ルーサーは席を離れざるを得なくなる。本物の内通者を知らしめるため、イーサンはキトリッジにも列車のチケットを送っていたのだ。
しかもルーサーが携帯を席に忘れたと勘違いした乗務員が、携帯をルーサーの元に持ってきてしまったせいで妨害電波は消え、マックスが転送に入ってしまう。
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一方、イーサンはクレアを荷物車両に向かわせる。銀色のブリーフケースに、報酬の金が入っていた。クレアは荷物車両にいたジムに、イーサンを殺す必要はないのではないかと告げる。
だがそのジムは、イーサンの変装だった。クレアが内通者なのか見極めるため、イーサンはジムに変装していたのだ。
そこへ貨物車両に潜伏していた、本物のジムがやって来た。イーサンは眼鏡についたカメラから映像をキトリッジに送った腕時計に転送し、ジムの生存を知らせた。腕時計の映像を見たキトリッジは、ジムこそが本当の内通者だと悟る。
プラハでメンバーが全滅したのも、ジムが情報をリークしたのが原因だった。ジムは「冷戦後、自分のようなスパイは用済みになる」と思い、仲間を売ることにしたのだ。
ジムは制止する妻のクレアを射殺し、イーサンを殴って逃亡。外ではクリーガーはヘリコプターで列車を追尾していた。
ジムを追跡する中、トンネルが近いことを知ったイーサンは、ヘリのケーブルを列車にくくりつけ、ヘリが離脱できないようにした。列車はヘリごとトンネルに突入。ジムはヘリへと乗り移るも、イーサンがガム型爆弾でヘリを爆破した。
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爆破の反動を利用して、イーサンは列車に戻った。列車は緊急停止となり、キトリッジは、マックスを逮捕した。列車がトンネルに入ったことで通信が途切れ、マックスはデータの転送に失敗していた。
イーサンは身の潔白を証明したことで、イーサンの母と叔父は釈放され、法務省からは正式に謝罪がなされた。ルーサーは今回の働きにより、復職がかなう。
ルーサーに今後のことを尋ねられ、イーサンは「つくづく嫌になった」とIMFを去ることを告げる。
ルーサーとかたい握手を交わして別れたイーサンは、飛行機で旅に出た。だがその機内で、客室乗務員の女性から映画を勧められる。「まさか」という顔をするイーサン。
イーサンの予想通り、IMFから一方的に指令が送られてきた。当局はイーサンをジムの後任と認め、作戦のリーダーとして新たな指令を出すのだった。
MI2へ続く⇒ミッション:インポッシブル2ネタバレあらすじラスト結末
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ミッション:インポッシブル感想
今見ても色あせない圧倒的な面白さ。
特にトム・クルーズがワイヤーで吊るされるシーンはワクワクしますね。ネズミでくしゃみしたりナイフ落としたり、MIのジャン・レノはポンコツ過ぎですが(笑)おかげで笑えます。
何度も薬を盛られるダンローが不憫でならない・・・。
本作の日本公開が1996年7月13日だったことから、7月13日は「イーサン・ハントの日」とされるほど、トム・クルーズはMIでその人気を不動のものとします。
一方で、テレビドラマ版でリーダーだったジム・フェルプスが裏切り者になったことで、オリジナル版『スパイ大作戦』にフェルプス役で出演したピーター・グレイブスやバーニー役のグレッグ・モリス、テレビシリーズでローラン・ハンドを演じたマーティン・ランドーは映画版に対して批判的だったそうです。
が、内通者はキトリッジ?→実はジム、という二重構造があってこそ、MIの面白さは増したので、これはこれで良かったのではないかと。
今なお身体を張ったアクションで観客を楽しませてくれるトム・クルーズには脱帽です。
最新作『フォールアウト』で、高層ビルからビルへとジャンプするシーンの撮影中に骨折した彼ですが、そのシーンはそのまま使われているとのこと。ぜひ劇場で確認したいですね・・・!
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