レオナルド・ディカプリオが念願のオスカーを手にした映画『レヴェナント:蘇えりし者』のキャストやあらすじ、ネタバレを徹底解説。
『レヴァナント』の意味、実話を元にした原作やロケ地などもあわせてチェックしていきます。
目次
映画『レヴァナント』あらすじ&ネタバレ
予告編
タイトル『レヴァナント』の意味
原題はThe Revenant。
「生死をさまよって帰還した人」という意味です。
日本の副題に「蘇えりし者」ってついてますね。
まさにレオナルド・ディカプリオ演じる主人公のヒュー・グラスが数回生と死の境を行ったり来たりする、血みどろで凄惨なサバイバルのドラマです。
女性はちょっと苦手な人いるかもしれません・・・。
原作
作家マイケル・パンクの小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』(The Revenant: A Novel of Revenge)で、
アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、
彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いています。
あらすじとネタバレ
1823年、毛皮狩りのトラッパーとして厳冬の西武の森で動物のワナを仕掛けている最中、レオナルド・ディカプリオ演じるヒュー・グラスは巨大な熊に襲われ、ひとり素手で熊と格闘。
瀕死の重傷を負います。
グループのキャプテンに死んだら葬れと命令された強欲なフィッツジェラルド(トム・ハーディ)と彼の子分ジムは、
まだ息があるグラスを埋めてしまいます。
山の中の獣のような本能をを持つグラスは、地中からはい出し、
寒い時は馬の死体の腹を切って内臓を捨て、まだ暖かい馬の体内に入って寒さをしのいだり、
ナマの肉や、凍った川に入って魚をとって飢えをしのぎます。
幸運にも出会ったたインディアンのメディスン・マンから薬草をもらったりの世話を受けて、
必死に置き去りにした狩猟団を追いかけます。引用元:foxmovies-jp.com
途中でインディアンの妻との間に生まれた息子が虐待されている現場や、
助けてくれたメディスン・マンが殺されて木に吊るされている光景に、
憎悪と復讐の決意が強くなっていくグラス。
一方、基地に戻ったフィッツジェラルドは、キャプテンからボーナスをもらいますが、
子分のジムは、罪悪感にさいなまれて受け取れません。
そしてやっとのことで基地にたどり着き、
復讐の鬼と化したグラスのとった行動とは・・・!?
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『レヴァナント』見どころ&裏話
アカデミー賞3冠!
2016年の第88回アカデミー賞で
主演男優賞・監督賞・撮影賞と3冠に輝いた『レヴァナント』。
⇒アカデミー賞2016結果発表!レオナルド・ディカプリオ悲願達成!
The best lines from the Oscars acceptance speeches https://t.co/NzHtiPw1hZ pic.twitter.com/lbBgEmKKi2
— ABC News (@ABC) 2016年2月29日
主演のレオナルド・ディカプリオは5回目のノミネートで念願のオスカーを手にしました。
⇒レオナルド・ディカプリオアカデミー賞ノミネート作品まとめ!オスカーがとれなかった理由とは?
監督のアレハンドロ・G・イニャリトゥは『バードマン』に引き続き、2年連続の受賞です。
ロケ地(撮影場所)は?
カナダのアルバータだったのが、暖冬でアルゼンチンにロケを移したそうです。
環境保護のプロのレオは地球温暖化を目の当たりにしたそう。
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実はクリスチャン・ベールが演じる予定だった!?
ハリウッドでいろんな人の手垢がついた脚本が回ってくるのはよくあることのようですが、
『レヴァナント』も当初はバットマンシリーズのクリスチャン・ベールが演じる予定だったそうです。
それが二転三転して、レオの元へ。
確かに内容的にクリスチャン・ベールを最初にキャスティングするのはよくわかる・・・。
ベールは雰囲気が極寒の地で戦うのにぴったりです。
でも結果的にレオで良かったんじゃないかな~と思います。
内容のハードな映画で、冷たく厳しいだけじゃ辛いですからね。
レオのどこかあったかい、そして弱々しい雰囲気も良かったんじゃないでしょうか。
トム・ハーディが悪役
強欲な悪役フィッツジェラルドを、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で主役のマックス・ロカタンスキーを演じたトム・ハーディが演じています。
トム・ハーディの悪役は超楽しみです!
レオの復讐の行方がどうなるのか!?
トム・ハーディとの対決は見どころですね~。
音楽は坂本龍一
ドラマチックに寒く悲壮な音楽を担当したのは、日本が誇る巨匠・坂本龍一と
ドイツのアルバ・ノト、ブライス・デスナー。
坂本龍一さんのシャープな曲は寒さを表現するのにぴったりですからね~。