【京極夏彦】百鬼夜行シリーズを読む順番!「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」原作など全17作のあらすじ

京極夏彦の小説『百鬼夜行シリーズ』を見る時はどんな順番で見るのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから見ればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの見る順番を紹介します。
堤真一主演の映画『姑獲鳥の夏』、アニメ『魍魎の匣』情報もあわせてチェックしていきます。

百鬼夜行シリーズの最新刊

百鬼夜行シリーズの刊行順一覧

百鬼夜行シリーズの刊行順一覧
※全て文庫本が発売されています。

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百鬼夜行シリーズを読む順番はコレだ!

百鬼夜行シリーズを読む順番
  1. 姑獲鳥の夏
  2. 魍魎の匣
  3. 狂骨の夢
  4. 鉄鼠の檻
  5. 絡新婦の理
  6. 塗仏の宴 宴の支度
  7. 塗仏の宴 宴の始末
  8. 陰摩羅鬼の瑕
  9. 邪魅の雫

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百鬼夜行シリーズを読む順番は、姑獲鳥の夏→魍魎の匣→狂骨の夢→鉄鼠の檻→絡新婦の理→塗仏の宴 宴の支度→宴の始末→陰摩羅鬼の瑕→邪魅の雫

本編は刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。

サイドストーリーやスピンオフの番外編は、本編を一通り読んだ後に読むのがおすすめです。

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スピンオフ番外編を読む順番

百鬼夜行シリーズのスピンオフを読む順番
  1. 百鬼夜行-陰
  2. 百鬼夜行-陽
  3. 百器徒然袋-雨
  4. 百器徒然袋-風
  5. 今昔続百鬼-雲
  6. 今昔百鬼拾遺 鬼
  7. 今昔百鬼拾遺 河童
  8. 今昔百鬼拾遺 天狗

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百鬼夜行シリーズのスピンオフを読む順番は、百鬼夜行-陰→陽→百器徒然袋-雨→風→今昔続百鬼-雲→今昔百鬼拾遺 鬼→河童→天狗

『百器徒然袋』は、榎木津礼二郎が主人公のスピンオフシリーズです。
中禅寺秋彦や関口巽、木場修太郎も登場しています。
時系列は、第8作『陰摩羅鬼の瑕』の直前~第9作『邪魅の雫』の後。
『風』は『雨の続編になっています。

『今昔続百鬼 雲』は、多々良勝五郎と沼上蓮次を主人公のスピンオフです。
『多々良先生行状記』という副題がついています。

『今昔百鬼拾遺』は、中禅寺敦子&呉美由紀が主人公の番外編シリーズです。
『鬼』『河童』『天狗』の3冊が1冊にまとまったのが『月』になります。

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百鬼夜行シリーズのあらすじ

姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)

この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。

魍魎の匣(もうりょうのはこ)

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。

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狂骨の夢(きょうこつのゆめ)

夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実(うつつ)の縺(もつ)れに悩む3人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏(どくろ)、山中での集団自決。遊民、伊佐間、文士、関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第3弾。

鉄鼠の檻(てっそのおり)

「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった……。

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絡新婦の理(じょろうぐものことわり)

「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう一人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた!

塗仏の宴 宴の支度(ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく)

「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。

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塗仏の宴 宴の始末

「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)

「花嫁が死ぬんですよ、呪いで」謎の洋館「鳥の城」の主、「伯爵」こと由良昂允は、四度も妻を婚礼の夜に失っていた。五人目の花嫁の命を守るべく、探偵・榎木津礼二郎と、小説家・関口巽は、昂允の依頼を受け、白樺湖に向かう。館の住人達の前にして、榎木津はいきなり叫んだ。「おお! そこに人殺しが居る!」

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邪魅の雫(じゃみのしずく)

「邪悪な陰謀が陰で渦巻いてるかもしれん」。榎木津の縁談が先方から悉く断られる。その理由を、榎木津の従兄にあたる今出川の命令で、益田は調べ始める。その頃、小松川署勤務の青木文蔵は、江戸川、大磯で発生した毒殺事件の関連を調査していた。そして、被害者の一人が榎木津の縁談相手の妹だったと判明する。

百鬼夜行-陰(ひゃっきやこう・いん)

「妖怪」はいずこより来るのか……。人の心は闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から怪しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を極端に畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家……。日常に潜む恐怖を描いた十作品を収録。

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百鬼夜行-陽(よう)

心中に棲む怪しきもの――。人はそれに恐れ惑う。存在しないきょうだいを探し。人でいることを放棄し。開けてはならぬ箱を開け。墓に灯る火を見つけ。物語は『鵺の碑』へと繋がっていく……。京極堂サイドストーリー第2弾。「雨女」「蛇帯」「目競」の3篇を収録。

百器徒然袋-雨(ひゃっきつれづれぶくろ)

調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の“下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸裂する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の3篇を収録。

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百器徒然袋-風

調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の“下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸裂する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の3篇を収録。

今昔続百鬼-雲(こんじゃくぞくひゃっき くも)

「あなた――妖怪お好きですか」。その男は真顔で尋ねる。これぞ多々良勝五郎(たたらかつごろう)大先生。人の迷惑顧みず、怪異求めて六十余州を西東。河童に噛み殺された男、物忌みの村を徘徊する怪人、絶対負けない賭博師、即身仏の神隠し……。センセイの行くところ、およそ信じがたい出来事ばかり待つ。して、その顛末は?

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今昔百鬼拾遺 鬼(こんじゃくひゃっきしゅうい)

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。

今昔百鬼拾遺 河童

昭和29年、夏。
複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。
3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。
第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが――。
山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。

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今昔百鬼拾遺 天狗

昭和29年8月、是枝美智栄は天狗伝説の残る高尾山中で消息を絶った。約2か月後、遠く離れた群馬県迦葉山で女性の遺体が発見される。遺体は何故か美智栄の衣服を身にまとっていた。この謎に、旧弊な家に苦しめられてきた天津敏子の悲恋が重なり合い――。科学雑誌『稀譚月報』記者・中禅寺敦子、代議士の娘にして筋金入りのお嬢様=篠村美弥子、そして、これまで幾つかの事件に関わってきた女学生・呉美由紀が、女性たちの失踪と死の謎に挑む。

今昔百鬼拾遺 月

昭和29年春から夏にかけて続く怪事件。

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪奇と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。(「鬼」)

複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが―。山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。(「河童」)

是枝美智栄は高尾山中で消息を絶った。約二箇月後、群馬県迦葉山で女性の遺体が発見される。遺体は何故か美智栄の衣服をまとっていた。この謎に旧弊な家に苦しめられてきた天津敏子の悲恋が重なり合い―。『稀譚月報』記者・中禅寺敦子が、篠村美弥子、呉美由紀とともに女性たちの失踪と死の連鎖に挑む。天狗、自らの傲慢を省みぬ者よ。憤怒と哀切が交錯するミステリ。(「天狗」)

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映画『姑獲鳥の夏』を見る順番

姑獲鳥の夏を見る順番

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参考⇒【姑獲鳥の夏】映画を見る順番はコレ!続編「魍魎の匣」まで全2作の見方を時系列順に解説

姑獲鳥の夏


 2時間3分  2005年公開

 あらすじ

昭和27年、夏の東京。巷では産婦人科、久遠寺医院にまつわる不気味な噂が広まっていた。それは、院長の娘・梗子が20ヶ月も身籠もったままで、彼女の夫・牧朗は1年半前に密室から失踪したというもの。生活のため雑誌“稀譚月報”の依頼で事件を取材することになった小説家・関口は、数少ない友人で“憑物落とし”の顔を持つ博覧強記の古書店主・京極堂こと中禅寺秋彦に相談を持ちかける。やがて事件は、奇想天外な言動で周囲を混乱に陥れる私立探偵・榎木津や彼の幼なじみの武骨な刑事・木場らをも巻き込みながら、思いもよらない展開を見せ始め…。

  スタッフ・キャスト

  • 関口巽:永瀬正敏
  • 榎木津礼二郎:阿部寛
  • 木場修太郎:宮迫博之(当時雨上がり決死隊)
  • 久遠寺涼子/梗子(二役):原田知世
  • 中禅寺敦子:田中麗奈
  • 内藤赳夫:松尾スズキ
  • 久遠寺牧朗:恵俊彰
  • 原澤伍一:寺島進
  • 青木文蔵:堀部圭亮
  • 戸田澄江:三輪ひとみ
  • 澤田富子:原知佐子
  • 安和寅吉(和寅):荒川良々
  • 菅野博行:堀内正美
  • 里村紘一:阿部能丸
  • 鳥口守彦:マギー
  • お潤:鈴木砂羽
  • 修験者:諏訪太朗
  • 依頼人:坂本あきら
  • 姑獲鳥:小川はるみ
  • 紙芝居屋:三谷昇
  • 水木しげる(傷痍軍人):京極夏彦
  • 中禅寺千鶴子:清水美砂
  • 関口雪絵:篠原涼子
  • 久遠寺嘉親:すまけい
  • 久遠寺菊乃:いしだあゆみ

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アニメ『魍魎の匣』情報

魍魎の匣


 全13話  2008年放送

 あらすじ

元映画女優・美波絹子の妹・加菜子の誘拐事件。八王子で起こった連続バラバラ殺人事件。そして「御筥様」を祀る宗教の奇妙なうわさ。怪奇事件の真相を追う憑き物落としの京極堂、刑事の木場、小説家の関口、探偵の榎木津らは、これらにある繋がりを見いだす。

  スタッフ・キャスト

  • 榎木津礼二郎:森川智之
  • 関口巽:木内秀信
  • 木場修太郎:関貴昭
  • 鳥口守彦:浪川大輔
  • 楠木頼子:高橋美佳子
  • 柚木加菜子:戸松遥
  • 柚木陽子:久川綾
  • 中禅寺敦子:桑島法子
  • 楠木君枝:津田匠子
  • 関口雪絵:本田貴子
  • 謎の男:古谷徹
  • 美馬坂幸四郎:田中正彦
  • 雨宮典匡:檜山修之
  • 増岡則之:三木眞一郎
  • 福本巡査:うえだゆうじ
  • 青木文蔵:諏訪部順一
  • 笹川:小山力也
  • 石井警部:宇垣秀成
  • 黒衣の男:京極夏彦

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