吉川英梨の小説『女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
瀬戸朝香主演のドラマ『女秘匿捜査官 原麻希 アゲハ』情報もあわせてチェックしていきます。
- 単行本・文庫本:第12作『イエロー・エンペラー』(2021年2月4日発売)
目次
女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの刊行順一覧
※全て文庫本が発売されています。
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女秘匿捜査官・原麻希シリーズを読む順番はコレだ!
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原麻希シリーズを読む順番は、アゲハ→スワン→マリア→エリカ→ルビイ→警視庁「女性犯罪」捜査班警部補・原麻希→5グラムの殺意→通報者→氷血→蝶の帰還→レッド・イカロス→イエロー・エンペラー。
本編は、刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
スピンオフ『18番テーブルの幽霊』は、原麻希の娘・菜月が主人公の物語です。
本編を一通り読んだ後に読むのがおすすめです。
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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズのあらすじ
アゲハ
警視庁に勤める原麻希は、以前捜査一課に勤務していたが、手柄争いに嫌気が差し、いまは鑑識課で働きながらふたりの子供を育てていた。ある日、麻希が自宅へ戻ると、息子と娘を預かったという誘拐犯からの電話が……。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての自分の上司、戸倉加奈子の姿があった――。女性秘匿捜査官・原麻希が誘拐事件とテロ組織に挑む、長編警察ミステリー。
スワン
背望会テロ事件から1年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりのもとに、新たな事件の一報が。奈良県知事選候補者が誘拐され、身代金の運び屋には麻希が指名されたというのだ。またもや背望会の仕業なのか、それとも――!? 大阪府警vs.警視庁の熾烈な捜査バトルが繰り広げられる、人気長編警察小説シリーズ第2弾。
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マリア
ハラマキ、年下男に惑わされる!? 自宅謹慎中の原麻希が、ひょんなことから知り合った熱血警官・原田。10も年下の彼に頼み込まれ、とある女性の不審死を調べるうちに、想像もつかなかった新事実が発覚。次々と起こる事件の鍵を握るのはなんと、女子高生チアリーダーたち!? 瀬戸朝香主演でドラマ化も決定した人気シリーズ第3弾。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかに!?
エリカ
史上最凶の犯罪脚本家、通称“背望会リクルーター”を逮捕するという使命を受けた警視庁捜査一課所属刑事・原麻希。彼女のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を進める麻希だが、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、囚われのテロリスト・アゲハの釈放を要求する脅迫メールが届き……。
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ルビイ
警視庁捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそくリクルーターの娘が通う私立東山小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。忽然と姿を消した全校児童たちの行方は――!? そして、パレスチナに逃亡したはずのリクルーターがじつは国内にいることが判明し――。女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、警察小説シリーズ、堂々の完結編!
警視庁「女性犯罪」捜査班警部補・原麻希
奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。人気アイドルであった瑠衣のストーカーによる犯行、瑠衣をねたんだ芽衣による犯行、陶芸窯の跡取りの座を巡っての犯行と、容疑者が絞り切れないまま捜査は進む。そんななか、麻希は捜査の進行状況が、真犯人によって仕組まれた方向へと進んでいることに気づき……。人気警察小説の新シリーズ第1弾。
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5グラムの殺意
六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きた。警視庁「女性犯罪」捜査班の面々はさっそく現場へと赴くが、肝心の原麻希は休暇中で連絡がつかず、妊娠8ヵ月の圭子を捜査へと駆り出すことに。そのころ、たまがわ市に住む女子中学生が二人死亡していることが判明。麻希の娘の菜月はいち早くそれが連続殺人事件であることに気づくが――。天才捜査官・原麻希が難事件に挑む、人気シリーズ第2弾!!
通報者
警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかり――。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ第3弾!!
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氷血(ひょうけつ)
北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた――。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ第4弾!!
蝶の帰還(上・下)
長女の授業参観に参加していた警視庁捜査一課の広田達也は、下北沢の女性の死体が見つかったとの連絡を受け、急きょ現場へと直行する。そこは以前、広田と原麻希が巻き込まれた殺人事件の現場と同じ場所だった。続けて、広田の娘が何者かに誘拐されてしまう。すべてが8年前と同じ状況――はたしてこれらは、かつての“アゲハ”事件の再来なのか。伝説の犯罪者アゲハが蘇る、大人気シリーズ第5弾。
警視庁は広田の娘を誘拐した犯人が“アゲハ”で、再び国外逃亡を図ろうとしていると推測。アゲハがFBI施設へのテロを計画しているという疑いも出てきたため、公開捜査に踏み切る。一方、別ルートで事件を追いかけていた広田と麻希は、ついにアゲハのもとにたどり着くが、そこで意外な事実を告げられ……。はたして麻希たちは真相に迫ることができるのか。事件はクライマックスへ!
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レッド・イカロス
捜査一課八係・八班に異動となった原麻希。そこへ平成生まれの手塚大翔巡査部長が配属されてくる。いつもスマホを手放さない手塚を、上司の広田達也は「スマホ刑事」と揶揄する。そんななか、住宅街での不自然な連続孤独死が発覚。事件のにおいを嗅ぎ取った麻希は捜査にあたるが、その裏には過去に日本を震撼させた悪質な事件が隠されていた――。キレ者女性刑事が活躍する、人気警察小説シリーズ、新章スタートです!!
警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー
YouTubeの催眠ショーの生配信中に、殺人事件が発生――!? 警視庁捜査一課八係に所属する原麻希は、上司である広田達也のもと、連続アポ電強殺事件の首謀者である極右組織の陰謀について捜査を進めていた。ある日、自宅で娘の菜月と共にYouTubeの催眠ショーの生配信映像を見ていた麻希は、催眠にかかった人物が別の人物に金づちを振り下ろすシーンを目撃する。配信現場を突き止めるため、慌てて警視庁へと駆けつけるが……。
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【スピンオフ】18番テーブルの幽霊(『ほっこりミステリー』収録)
亭主関白の真逆を体現する男・兜。息子も恐妻も知らない、彼の本当の職業は…殺し屋!?(「BEE」/伊坂幸太郎)。故郷の自然と思い出を守りたい。そんな夏美の前に現れた、不思議な男。彼の正体は…?(「二百十日の風」/中山七里)。大人気、佐方検事シリーズ最新作。相次ぐ郵便事故に目を留めた佐方は、ありえない秘策で事件を解決する!?(「心を掬う」/柚月裕子)。今回の名探偵は…著者人気シリーズ「アゲハ」から飛び出した、ハラマキ捜査官の愛娘・菜月(8歳)(「18番テーブルの幽霊」/吉川英梨)。大人気作家オール書き下ろし、“人の死なない”ミステリー。心にしみる、とっておきのアンソロジー。
単行本『しあわせなミステリー』を改題。
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ドラマ『女秘匿捜査官 原麻希 アゲハ』情報
全1話 2012年放送
あらすじ
警視庁捜査第一課の原麻希(瀬戸朝香)は、係長の妹尾浩輔(高杉亘)から呼び出され、現場へ急ぐ。麻希が到着するとそこには、黒焦げの遺体があった。現場検証をしながら、麻希は6年前の事件を思い出していた。
6年前、安西真弓(中島亜梨沙)の焼死体が公園で発見された。当時、麻希と一緒に捜査していた戸倉加奈子(財前直見)がつかんだ情報により、首筋に蝶のタトゥーがある男・関谷眞一(間宮祥太朗)の犯行の関与が疑われた。しかし、なぜか別の人物が自首してきたことにより捜査終了となった事件だ。関谷が逮捕されないことに納得のいかない麻希は捜査終了後も関谷をずっと追い続けている。黒焦げの遺体が発見された日が真弓の命日であり、よく似た焼死体であるという共通点から麻希は6年前の事件を思い出し、今回も関谷の犯行ではないかと疑った。
麻希が一旦現場を離れ自宅に戻ると、いるはずの健太(勝地涼)と菜月(古庄みかる)の姿がなかった。不安に思う麻希は“アゲハ”と名乗る者からの「子どもを預かった」と書かれた紙を見つけ、関谷の首筋にある蝶(=アゲハ)のタトゥーが頭をよぎった。“アゲハ”の指示のもと、麻希は1人で指定された廃虚へと向かった。到着し、中へ入っていくと、そこには加奈子の姿があった。加奈子も“アゲハ”により子どもを誘拐され、指示通り1人で来たのだという。2人は関谷の犯行だと疑わずにはいられなかった。そして、2人は部屋の奥にあるパソコンを見つけ、近づくと、縛られ目隠しをされた3人の子どもたちの姿が画面に映し出されていた。続いて、明日行われる防犯キャンペーンのイベント会場で子どもたちを返すという“アゲハ”からのメッセージが映し出された。
スタッフ・キャスト
- 広田達也:吹越満
- 原則夫:石黒賢
- 戸倉加奈子:財前直見
- 原健太:勝地涼
- 原菜月:古庄みかる
- 水谷智樹:松尾敏伸
- 妹尾浩輔:高杉亘
- 関谷眞一:間宮祥太朗
- 安西真弓:中島亜梨沙
- 沢村徹:田中隆三
- 安西洋平:乃木涼介
- 五島秀之:森山栄治
- 新見聡史:北条隆博
- 桜井拓弥:木村啓介
- 桑野学:郭智博
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