畠中恵の小説『若様シリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
タイトルがややこしくて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
- 単行本・文庫本:第3作『若様とロマン』(2018年8月10日発売)
目次
畠中恵の小説『若様シリーズ』を読む順番はコレだ!
- 『アイスクリン強し』(2008年10月21日発売)
- 『若様組まいる』(2010年11月5日発売庫)
- 『若様とロマン』(2016年4月21日発売)
※全て文庫本が発売されています。
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『若様シリーズ』を読む順番は、『アイスクリン強し』→『若様組まいる』→『若様とロマン』。
時系列順とはずれますが、刊行順に読んだ方がわかりやすいので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
『若様シリーズ』の時系列一覧
- 『若様組まいる』(2010年11月5日発売庫)
- 『アイスクリン強し』(2008年10月21日発売)
- 『若様とロマン』(2016年4月21日発売)
『若様組まいる』は、『アイスクリン強し』の前日譚です。
なので、時系列は一番先になります。
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『若様シリーズ』のあらすじ
アイスクリン強し
西洋菓子は開化の夢――。
明治の築地居留地近く、甘い香り漂う風琴屋(ふうきんや)。今日もまた、お菓子目当ての若様たちが集って嵐が巻き起こる!お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。
若様組まいる
明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前――。徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬とその友人は、暮らしのために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族たち、商家の子息たち、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。大好評『アイスクリン強し』の前日譚。
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若様とロマン
明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってくる。しかし平和そうに見える世の中に、不穏な空気が漂いはじめていた。数年以内に“戦争”が始まるかもしれない――。
明治になって現れた「成金」のひとり、小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向を押さえるべく動いていた。が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまうという懸念から、今いる仲間以上に人を集めようと考える。
その秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ! はたしてその成り行きは――?
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