【堂場瞬一】汐灘サーガを読む順番!ドラマ原作「断絶」や「夜の終焉」までシリーズ全3作のあらすじ


堂場瞬一の小説『汐灘サーガ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
タイトルがややこしくて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
松平健主演のドラマ『断絶』情報もあわせてチェックしていきます。

堂場瞬一の小説『汐灘サーガ』を読む順番はコレだ!

汐灘サーガを読む順番
  1. 『長き雨の烙印』(2007年11月1日発売)
  2. 『断絶』(2008年12月1日発売)
  3. 『夜の終焉』(2009年10月26日発売)

※全て文庫本が発売されています。

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『汐灘サーガ』を読む順番は、『長き雨の烙印』→『断絶』→『夜の終焉』

それぞれ単体タイトルとしても読めますが、
シリーズとしては刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。

汐灘サーガとは?

架空の都市「汐灘(しおなだ)」を舞台にした堂場瞬一の作品。
汐灘県は、海に面した県で、県庁所在地は「汐灘市」、上野駅まで急行で1時間ほどの都市。

『汐灘サーガ』のあらすじ

長き雨の烙印

汐灘の海岸で起きた幼女殺害未遂事件。容疑者として浮上したのは、二十年前に同様の犯行を自供し、服役した過去を持つ庄司だった。その庄司が、再審請求に向け動き出した矢先の事件。予断に満ちた捜査で犯行のシナリオを描こうとするベテラン刑事に対し、庄司のかつての親友で刑事となった伊達は、独自の調べを始める。

断絶

閉塞感漂う地方都市・汐灘の海岸で発見された女性の散弾銃による変死体。県警は自殺と結論づけたが、捜査一課・石神謙は他殺の線で捜査をつづける。一方、地元政界は、引退する大物代議士・剱持隆太郎の後継選びで混迷を深めていた。石神と剱持、まったく異なる人生を歩んだ、二人の運命が交錯する。

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夜の終焉(上・下)

二十年前に両親を殺されて以来、世捨て人のように生きてきた真野。ある日、彼が営む喫茶店に現れた少女が事故に遭い、意識不明の重体に陥ってしまう。身元の手がかりは、荷物から見つかった一枚の地図のみ。真野は少女のため、一度は捨てた故郷汐灘を訪れる。北関東のとある街を舞台に贈る〈汐灘サーガ〉シリーズ、第三弾。

「殺人者の息子」という宿命を背負いながら弁護士となった川上は、かつての父親同様に死刑判決を頑なに望む被告の弁護を手伝うことに。それは二十年前の殺人事件と、あまりによく似ていた――。被害者の息子と加害者の息子。決して邂逅すべきではない二つの人生が汐灘の街で出会ったとき、何が訪れるのか?

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ドラマ『断絶』情報

第2作『断絶』を原作に、松平健主演でドラマ化されています。

断絶

 全1話  2009年放送

 あらすじ

寒さが押し迫る11月下旬、引退を決意していた汐灘出身の大物代議士・剱持隆太郎は、後継者指名問題で頭を悩ませていた。一人息子の一郎を後継指名する、そのための教育を施してきたと言っても過言ではなかった。だが、秘書の椎名から一郎のことである相談を受け、正義感と倫理観の狭間で揺れ動きながらも、一郎のため、ひいては汐灘の将来のためにと、ある工作をしてしまう。

翌朝、汐灘の海岸で、顎を散弾銃で撃ち抜かれた女性の遺体が発見される。顔が半分崩れていたため身元は不明だが、状況からも、そして鑑識の調べでも自殺と判断された。だが、遺体が妊娠していたこと、女性が猟銃で自殺した前例があまりないことなどから、県警本部の刑事・石神謙は自殺とは断定できずに捜査を始める。しかし有力な情報も得られないまま、上からの指示で捜査は中断に追い込まれた。密かに捜査を続ける石神の元に、遺体の身元を知らせる密告電話が入り、女性が地元の大手ゼネコン・汐灘建設の東京支社に勤めていたことが判明する。汐灘建設、それは現在、剱持一郎が社長を務める会社であった。

剱持の後継問題にも壁が立ちはだかる。現職の県知事が剱持に立候補を宣言、そしてまた別の代議士が県議を候補に立てようと画策していることが判明する。

  スタッフ・キャスト

  • 石神謙:西島秀俊
  • 高畠広樹:津田寛治
  • 相澤沙希:星野真里
  • 剱持和恵:櫻井淳子
  • 剱持一郎:黄川田将也
  • 坂東智也:柏原収史
  • 花輪敏明:原田大二郎
  • 石神登紀子:仁科亜季子
  • 梅田建彦:渡辺いっけい
  • 北川勇作:佐藤B作
  • 椎名正嗣:本田博太郎
  • 豊田慎之介:石橋蓮司
  • 石神創:長塚京三
  • 杉浦孝道:松澤一之
  • 君島勝:飯田基祐
  • 工藤愛子:小松彩夏
  • 白川毅:石倉英彦

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