湊かなえの新作・新刊情報を、単行本・文庫本別にまとめました。
映画化、ドラマ化された映像化作品のあらすじもあわせてチェックしていきます。
- 単行本:『残照の頂 続・山女日記』(2021年11月11日発売)
- 文庫本:『未来』(2021年8月5日発売)
目次
湊かなえの単行本新刊情報
- 『残照の頂 続・山女日記』(2021年11月11日発売)
- 『ドキュメント』(2021年3月25日発売)
- 『カケラ』(2020年5月14日発売)
単行本の新刊を新しい順に3冊紹介していきます。
残照の頂 続・山女日記
幅広い層に支持されたベストセラー、待望の第2弾。「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。そこから、次の目的地を探せばいい。」後立山連峰 亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。北アルプス表銀座 失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。立山・剱岳 娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。武奈ヶ岳・安達太良山 コロナ禍、三〇年ぶりの登山をかつての山仲間と報告し合う女性たち。……日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。頂から見える景色は、過去の自分を肯定し、未来へ導いてくれる。
『山女日記』の続編です。
詳しくは⇒【湊かなえ】山女日記を読む順番!続編「残照の頂」やドラマ情報まで完全網羅
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ドキュメント
湊かなえ最新刊! 興奮と感動の高校部活小説!
人と人。対面でのコミュニケーションがむずかしくなった今だからこそ、
「”伝える”って何だ?」ということを、青海学院放送部のみんなと、真剣に考えてみました。 ――湊かなえ中学時代に陸上で全国大会を目指していた町田圭祐は、交通事故に遭い高校では放送部に入ることに。圭祐を誘った正也、久米さんたちと放送コンテストのラジオドラマ部門で全国大会準決勝まで進むも、惜しくも決勝には行けなかった。三年生引退後、圭祐らは新たにテレビドキュメント部門の題材としてドローンを駆使して陸上部を撮影していく。やがて映像の中に、煙草を持って陸上部の部室から出てくる同級生の良太の姿が発見された。圭祐が真実を探っていくと、計画を企てた意外な人物が明らかになって……。
カケラ
あの子は、なぜ自殺したのか――? 美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか――? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる自意識や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリ長編。
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湊かなえの文庫本新刊情報
- 『未来』(2021年8月5日発売)
- 『ブロードキャスト』(2021年1月22日発売)
- 『絶唱』(2019年6月26日発売)
文庫本の新刊を、新しい順に3冊紹介していきます。
未来
「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」ある日突然、少女に届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという──。家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちを待つ未来とは!? デビュー作『告白』から10年、新たなる代表作の誕生!
2018年刊行の単行本の文庫化です。
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ブロードキャスト
中学時代、駅伝で全国大会を目指していた圭祐は、あと少しのところで出場を逃した。
陸上強豪校に進学を決めるも、交通事故に遭い競技人生を断念する。
希望を失った圭祐は、脚本家を目指す正也に誘われるがまま、放送部に入部。
次第に活動にのめり込んでいった圭祐は、全国高校放送コンテストを目指して、ラジオドラマ制作に挑戦するが……。
2018年刊行の単行本の文庫化です。
絶唱
五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵――。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。喪失と再生を描く号泣ミステリー。
2015年刊行の単行本の文庫化です。
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湊かなえの映像化最新情報
映画化『母性』(2022年秋公開)
映画最新作の『母性』の公開が、2022年秋に決定しています。
あらすじ
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。
ドラマ化『山女日記3』(2021年放送)
『山女日記』が、NHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」でテレビドラマ化されています。
詳しくは⇒【山女日記】ドラマを見る順番はコレ!最新3まで続編を時系列順にまとめて
あらすじ
一流商社勤務からアラフォーの新米登山ガイドに転身した立花柚月。彼女は人生の荒波を乗り越えた経験と持ち前のバイタリティで客の信頼を得ていくが、自分の選択が正しかったのか今も悩んでいた。そんな彼女が初の単独ツアーガイドに臨むことになり・・・。
スタッフ・キャスト
- 木嶋岳志 – 黄川田将也
- 木嶋陽菜 – 夏菜
- 如月直子 – かたせ梨乃
- 吉田真守 – 萩原聖人
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湊かなえのシリーズ一覧と読む順番
湊かなえのシリーズものと、
各シリーズの順番を一覧にまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
さまざまな思いや悩みを抱えて山を登る女性たちの複雑な心理を山々の風景とともに描写した新スタイルの山岳小説。
- 『山女日記』(2014年7月10日発売)
- 『残照の頂 続・山女日記』(2021年11月11日発売)
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湊かなえの売上ランキング
1位:告白
発行部数:累計360万部(書籍ニュースより)
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
松たか子主演で映画化されています。
2位:母性
発行部数:90万部(ニュースサイトより)
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3位:リバース
発行部数:63万部(講談社BOOK倶楽部より)
深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある“闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
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