大沢在昌の小説『新宿鮫シリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじを紹介します。
舘ひろし主演のドラマ、真田広之主演の映画情報もあわせてチェックしていきます。
大沢在昌の小説『新宿鮫シリーズ』を読む順番
『新宿鮫シリーズ』は、全13作品あります。
- 『新宿鮫』(1990年9月25日発売)
- 『毒猿 新宿鮫2』(1991年8月1日発売)
- 『屍蘭 新宿鮫3』(1993年3月1日発売)
- 『無間人形 新宿鮫4』(1994年7月29日発売)
- 『炎蛹 新宿鮫5』(1995年10月1日発売)
- 『氷舞 新宿鮫6』(1997年10月25日発売)
- 『灰夜 新宿鮫7』(2001年2月25日発売)
- 『風化水脈 新宿鮫8』(2000年9月1日発売)
- 『狼花 新宿鮫9』(2006年9月21日発売)
- 『絆回廊 新宿鮫10』(2011年6月3日発売)
- 『暗約領域 新宿鮫11』(2019年11月19日発売)
- 『黒石 新宿鮫12』(「小説宝石」2021年4月号〜連載中)
- 【短編集】『鮫島の貌 新宿鮫短編集』(2012年1月8日発売)
※文庫本は第10作『絆回廊』まで発売されています。
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刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
『新宿鮫シリーズ』のあらすじ
新宿鮫
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島(さめじま)。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津(きづ)を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた! 絶体絶命の危機を救うのは……。超人気シリーズの輝ける第1作!!
毒猿(どくざる)
凄腕の殺し屋・毒猿(ドウユアン)が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉(イエー)が標的だ。孤独な毒猿に心惹かれた奈美は、その復讐劇に呑み込まれていく……。台湾の敏腕刑事・郭(グオ)とともに、毒猿の爪痕を追う鮫島。葉を匿う暴力団・石和組と毒猿の全面対決が迫る! 新宿御苑を舞台にした決戦の果ては!? そして奈美の運命は!? シリーズ最強の敵が鮫島の前に立ちはだかる。
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屍蘭(しかばねらん)
エステサロンを経営する美貌(びぼう)の女社長・藤崎綾香(ふじさきあやか)。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。殺人、闇ビジネス……。看護婦のふみ枝は、綾香に代わり汚れ役を演じてきた。新宿鮫を恐れた女たちは、鮫島の動きを封じるため罠を仕掛ける。鮫島に汚職、そして殺人の容疑が! 美しさに隠された犯罪者の「心の闇」が浮かび上がる。シリーズ最大のサスペンス!
無間人形(むげんにんぎょう)
手軽でお洒落。若者たちの間で流行っている薬「アイスキャンディ」の正体は覚せい剤だった。密売ルートを追う鮫島(さめじま)は、藤野(ふじの)組の角(すみ)を炙り出す。さらに麻薬取締官の塔下(とうげ)から、地方財閥・香川(かがわ)家の関わりを知らされる。薬の独占を狙う角、香川昇・進兄弟の野望……。薬の利権を巡る争いは、鮫島の恋人・晶(しょう)まで巻き込んだ。鮫島は晶を救えるか!? 直木賞受賞の感動巨編!
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炎蛹(ほのおさなぎ)
外国人娼婦(しょうふ)殺害の現場に、植物防疫官の甲屋(かぶとや)が割り込んできた。日本の稲作を壊滅に追い込む害虫「火の蛹(フラメウス・プーパ)」が、殺された女性によって南米から持ち込まれたというのだ。鮫島(さめじま)は甲屋とともに、娼婦殺害に関わるイラン人の行方を追う。その男は、鮫島が内偵を進めていた窃盗グループの一員でもあったのだ。放火、拉致監禁……。さらに燃え広がる事件に、鮫島が立ち向かう!
氷舞(こおりまい)
西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。鮫島は、事件の鍵を握る平出組の前岡を追うが、公安警察からの横やりが入る。背後には元公安秘密刑事・立花の影が――。捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、惹かれていく。鮫島が事件の核心に迫っていくと、警察の暗部が明らかに――。圧倒的なスケールで物語が展開するシリーズ第6弾。
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灰夜(はいや)
寒気に包まれた檻の中で鮫島は意識を取り戻した――。自殺した同僚・宮本の七回忌で、鮫島は彼の故郷へやってきた。故人の旧友・古山をはじめ、古山の妹・栞、麻薬取締官・寺澤、不良警官の上原、バーのママ・平良マリー……、多くの人々と出会った。そして、その夜、拉致された。誰が何を目的に鮫島を狙ったのか!? 底知れぬ闇が広がる! 新宿から遠く離れた見知らぬ街で、孤立無援の闘いに鮫島は身を投じる。
風化水脈(ふうかすいみゃく)
殺人傷害事件で服役していた真壁が出所した。だが、真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした――。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。
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狼花(おおかみばな)
大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し盗品を専門に売買する泥棒市場の存在を突き止める。そこで鑑定人として働く中国人美女・明蘭。その背後には鮫島の宿敵、仙田の存在が。鮫島と同期の香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた。泥棒市場の存在を巡って、さまざまな思惑が渦巻く!
絆回廊(きずなかいろう)
「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児2世らで組織される「金石」は、日本人と中国人、2つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が! 20年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす!
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暗約領域(あんやくりょういき)
孤独の中、捜査に没入していた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人刑事・矢崎と組むことを命じる。一方、国際的犯罪者・陸永昌は、友人の死を知って来日する。友人とは、ヤミ民泊で殺された男だった――。一気に読者を引き込むストーリー、脇役まで魅力的なキャラクター、痺れるセリフ、感動的なエピソードを注ぎ込んだ、八年待望のシリーズ最新作!
黒石(ヘイシ)
新宿鮫シリーズ12作目。
「小説宝石」2021年4月号から連載中です。
単行本発売日はまだ未定です。
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【短編集】鮫島の貌(かお)
容赦しない刑事は、誰にも歓迎されない。
「鮫」初短編集!
新宿署刑事・鮫島。
警察内の不祥事に巻き込まれたが一人屈せず上層部や同僚には疎んじられ、食いついたら離れない単独捜査で犯罪者には「新宿鮫」と恐れられる男。
──彼が街を行けば、ドラマが生まれる。新宿署異動直後の鮫島を襲う危機を描く作品や、腐った刑事や暗殺者との対決、人気コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」両津勘吉、「エンジェル・ハート」冴羽獠が登場する異色作、『狼花 新宿鮫9』のサスペンスフルな後日談など、一編一編に「鮫」にしかない魅力が凝縮された全10編。
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ドラマ・映画『新宿鮫』情報
- 映画『眠らない街〜新宿鮫〜』(1993年10月9日公開)
- ドラマ『新宿鮫 無間人形』(1995年)
- ドラマ『新宿鮫 屍蘭』全2話(1996年)
- ドラマ『新宿鮫 毒猿』(1997年12月30日放送)
- ドラマ『新宿鮫 氷舞』全4話(2002年)
映画版は主演が真田広之、
ドラマ版は主演が舘ひろしです。
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真田広之主演の映画『眠らない街〜新宿鮫〜』あらすじ
〜新宿鮫〜
あらすじ
大沢在昌による同名のベストセラー小説「新宿鮫」シリーズの第1弾を映画化。新宿・歌舞伎町界隈で“鮫”の異名をとる刑事・鮫島の戦いを描くハードボイルド・アクションで、新宿オール・ロケの迫力ある映像が見事。新宿の夜の街で“鮫”と恐れられている一匹狼の刑事・鮫島(真田広之)は、暴力団の抗争に使われた銃が、3年前に自分が逮捕した木津による改造銃だと知り、彼の行方を追う。その後も、その改造銃による事件が起こる中、ようやく木津の居場所を突き止めた鮫島だったが・・・。
スタッフ・キャスト
- 晶 – 田中美奈子
- 桃井課長 – 室田日出男
- 木津 要 – 奥田瑛二
- 藪 – 矢崎滋
- 香田警視 – 今井雅之
- エド – 松尾貴史
- 砂上 幸一 – 浅野忠信
- 吉川 – 新井康弘
- 西尾 – 塩見三省
- 藤丸警視監 – 中丸忠雄
- 真壁 – 高杉亘
- 鈴木 – 余貴美子
- ガンショップのオーナー – 大杉漣
- 鮫島の同僚 – 丸岡奨詞
- 刑事 – 六平直政
- 監督:滝田洋二郎
予告編・プレビュー
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舘ひろし主演のドラマ『新宿鮫』あらすじ
あらすじ
たった一人で犯罪者に食らいつくことから、「新宿鮫(しんじゅくざめ)」と呼ばれる新宿署の鮫島警部。元キャリアでありながら警察内部の抗争にまきこまれ、単独捜査を余儀なくされた孤高の刑事だ。原作は大沢在昌の同名小説シリーズで、鮫島は恐ろしい呼び名からは想像できない優男という設定。NHKでは、原作のシリーズから人気作品をドラマ化。「氷舞」では、新宿鮫が公安警察、CIA、左翼組織の暗躍に迫る。
スタッフ・キャスト
- 青木晶:久松史奈(無間人形)/ 川村かおり(屍蘭・毒猿)/ 島谷ひとみ(氷舞)
- 桃井課長:河原崎長一郎(無間人形・屍蘭)/ 寺田農(毒猿・氷舞)
- 香田:永島敏行
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