【科捜研の女】2019正月スペシャルネタバレ マリコを庇って土門死す!?土門刑事最後の事件

沢口靖子主演ドラマ『科捜研の女』2019正月スペシャルのネタバレ&感想です。
内藤剛志演じる土門刑事最後の事件。所有者不明の土地で爆発事件が発生、小屋から男性の遺体が発見された。犯人の車を追跡するマリコに、藤倉部長は土門のためにも必ず犯人を挙げるよう指示する。マリコと土門に忍び寄る爆弾魔の正体とは・・・。
ラストまでネタバレしていきますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

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ゲスト俳優キャスト

■ 巽省吾(宅麻伸)
京都府庁土木建築部の職員。

■ 黒部隆次(堀部圭亮)
爆発物処理班。

■ 一之瀬廉(岡大介)
発破技士。

■ 一之瀬駿(上島竜兵)
発破技士。廉の弟。

■ 水野珠美(宮崎美子)
爆発事件が起きた土地の所有者。

■ 時矢暦彦(沢村一樹)
京都府警捜査一課の敏腕刑事。「一課にトキあり」と言われる。

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『科捜研の女』正月スペシャルのあらすじ・ネタバレをラスト結末まで

起:土門刑事最後の事件

京都府が民間事業者のカジノ運営を可能にする統合型リゾート「IR」の誘致に立候補。京都は景観条例が厳しいため、地下にカジノを建設する計画で、候補地として桂が挙がっていた。

そんな中、とある山中で爆薬による爆発事件が発生した。

京都府警とマリコら科捜研に加え、爆発物処理班の黒部らも到着し、現場で捜査を開始した。

破壊された小屋の中から男性の遺体が発見されるが、身元を示す所持品は一切ない。

しかも、遺体の指の表面から指紋は取れない。そこで、マリコは反転指紋鑑定を行うことにした。

爆破片の選別をしていた黒部は、不発物が見つかれば「チャンバー」で処理すると宇佐美たちに声を掛ける。チャンバーは爆発物の処理容器だ。爆発物の大きさが手荷物程度までなら、その場で爆発させる「現場爆破処理」が最も安全だと黒部は考えていた。

液体窒素で冷やして運ぶ「冷却運搬処理」だと運搬中に被害が出る可能性があるからだ。チャンバーは有害物質の拡散も防止できる。黒部は冷却運搬処理に反対しているせいで、その手の現場への出動命令が出なくなってしまったという。

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マリコ、土門らと合流した京都府庁土木建築部の巽省吾によると、現場の土地と小屋の所有者は不明だという。

人事交流で京都府警から府庁の用地認定課へ異動していた巽は、現場がIRに繋がる道路になる計画があるため、長年にわたって所有者を探していた。

呂太の復元により、爆発物には時計のようなものがついており、時限装置付きの時限式爆発物だったことがわかった。

使われた爆薬の種類は硝安油剤爆薬、通称ANFOだ。

硝酸アンモニウムはよく爆弾に使われるが、中でもANFOはレシピさえあれば比較的簡単に作れる。犯人像は広い。

そこで日野所長の鑑定で、下足痕から犯人は男性だと特定される。さらに犯人が使用した車のタイヤ痕も検出された。

一方、捜査本部では土門はカジノ反対派による爆破テロを疑っていた。しかし犯人から犯行声明は出されていないことから、藤倉部長はその線に絞るのは危険と判断する。

そんな中、被害者の身元がIR道路の工事関係者で発破技士の一之瀬廉と判明した。

ナンバーから判明した車の所有者は、一之瀬廉が勤務する建設会社「京都ゴーダ土木」のものだった。

車は一之瀬廉が乗ってきたものと思われたが、現場に車はなかった。犯人が逃亡に使用したのだろうか。

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承:発破技士兄弟の謎、第2の爆破事件発生

土門と蒲原は、ゴーダ土木を訪ねた。やはり会社にも車はなかった。

一之瀬廉の弟で同じ会社に勤務する発破技士・一之瀬駿によると、兄は爆破解体予定の小屋の下見に会社の車で行ったのではないかと言う。

亜美はNシステムで追跡を開始するが、車はヒットしない。

宇佐美が今回の爆発物の部品を過去の事件で押収した爆発物と照合した結果、温度センサーと判明した。温度センサーは対冷却システムの一部で、京都府警爆破未遂事件の爆発物に使われていた部品だ。

つまり、液体窒素で解体ができず、冷却運搬処理ができない恐ろしい爆弾だ。

一方、巽が探し続けてきた土地の所有者が突然名乗り出てきた。

テレビで爆破のニュースを見て名乗り出た所有者は、水野珠美という女性で、亡き父親が残した山林ばかりの土地の扱いに困っていたと文句を並べる始末だ。

小屋はいつ崩れてもおかしくない危険物となったため、京都府が強制執行、つまり撤去する。危険物と判断されれば所有者の意思とは無関係に代執行できるという条例が施行されたためだ。

東京から来たという水野珠美は終始横柄な態度で巽に接する。蒲原は小屋を放置したせいで犯罪に利用されたのかもしれないと、憤りを隠せない。

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土門は弟の一之瀬駿を疑い、一之瀬のアパートを家宅捜査していると、大量の借用書が見つかった。一之瀬廉は借金まみれで、弟からも借金をしていたのだ。

マリコらは、爆発物探知装置を使って犯人の車を追跡することに。

マリコは現場の山に詳しい巽の同行の許可を藤倉部長から得るが、その際、藤倉は土門のためにも必ず犯人を追い詰めろと言う。「土門のために」という藤倉部長の言葉に疑問を抱くマリコだが、藤倉は土門から直接聞けと言うだけだった。

マリコを心配した土門と、爆発物処理班の黒部も同行し、マリコらは険しい山道を辿っていく。

途中、案内役のはずの巽が道に迷ってしまう。巽の静止を無視して呂太が先へ進むと、突如爆弾が爆発。巽がマリコを庇って崖から転落した。

マリコは鑑定を急ぐあまり、準備を怠った自分を責める。

実は巽は、今は亡き妻の看病をするために、京都府庁に異動願いを出していた。9時5時の仕事になり、妻の看病ができるようになったが、妻は巽が刑事の仕事を続けることを望んでいた。そして巽もまた、今は刑事に戻りたいと強く願っていた。

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今回爆破された場所も、IR道路の予定地だ。しかも、一之瀬廉と一之瀬駿が発破を掛ける予定だった土地だ。

そんな中、京都府警のHPに犯人から爆破予告が出された。

土門は弟の一之瀬駿を取り調べることに。

一之瀬駿は、兄を憎んでいた。一之瀬廉の借金の原因はギャンブルだ。二人の父親もまたギャンブル狂いで、一家は離散していた。なのにギャンブルに手を出した兄を憎んではいたが、IR道路も仕事と割り切っており、どうせ発破かける場所を先に爆破などしないと土門に訴える。

一方、マリコらの鑑定で、ゴーダ土木から押収したANFOと連続爆破のANFOに同じ硝酸アンモニウムが使われていたことが判明。ゴーダ土木のANFOは一之瀬駿が作ったものだ。

しかし、材料は一緒だがレシピは違う。一之瀬駿はなぜ連続爆破の時だけ作り方を変えたのか。

そんな中、判明した土地の所有者はまたしても水野珠美だった。今回も危険場所として京都府が強制執行をかけることで合意するが、蒲原はなぜそれほど手続きが嫌なら相続放棄しなかったのかと水野珠美を責める。

水野珠美は激怒し、蒲原に罵声を浴びせて去っていった。

実は、水野珠美の土地は、境界線がわからず相続放棄すらできない土地だった。巽はその心中を慮る。

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転:第3の爆破事件で爆弾が突如爆発、マリコをかばって土門死す!?

時矢刑事の捜査で、ホテルに兄弟が宿泊したことがあることが判明した。

マリコと宇佐美はテラヘルツ発生装置を使い、小屋の中に爆破物を確認。

黒部が小屋から爆発物を運び出そうとした瞬間、小屋が爆発した。そして、今度はマリコを庇って土門が重症を負った。

爆破の破片がいくつも身体に入り、銃で何発も撃たれたのと同じ状態だ。ドクターの話では、何とか命は助かったが、快復はできても刑事には戻れないという。

マリコ「私、土門さんから刑事の仕事を奪ったかもしれない」

そう涙するマリコに、土門は「刑事が無理なら今度の仕事にはちょうどいい」と言う。

土門の次の仕事とは、司法取引監督官だった。司法取引制度の導入に伴い、司法取引準備室が設立。司法取引を有効に活用すべく、捜査現場で取り調べを多く経験した刑事が全国から集められた。その一人に、土門も選ばれていた。

土門には分不相応な栄転だ。しかし、土門が現場で刑事として仕事を続けたかったことを、マリコはわかっていた。

これが土門の最後の事件だ。「それがわかったらこんなところで油を売ってないで、お前はお前の仕事をしろ」と諭す土門に、マリコは「もちろんよ」と返すのだった。

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マリコとの会話を立ち聞きしていた巽は、土門に自分に何かできることはないかと尋ねる。

土門は、

土門「あいつの、榊マリコの力になってください」

と頼む。

第3の爆破事件の現場から発見された爆発物の破片には、人間の体液が付着していた。人間の身体を貫通している可能性がある。つまり、犯人も爆発現場にいた可能性が高い。

現場を再捜索した結果、地中から一之瀬駿の遺体が見つかった。

解剖の結果、一之瀬駿 は爆破前に殺されていたことが判明する。やはりあの時犯人は現場にいたのだ。だが依然犯人の車はNシステムに引っかからない。

市が設置した監視カメラの映像に、犯人の

全身が移っていないため、顔認識はおろか歩様認証もできないが、マリコは色彩捜査を提案する。

そして蒲原の情報で、とんでもない事実が判明した。

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結:爆発事件の真相、爆弾魔の正体

科捜研の追跡の結果、犯人がIR建設予定地の桂を訪れたことが判明した。

しかし、桂は住宅密集地だ。爆破物の捜査は困難だ。

マリコと呂太と共に爆発物の捜査を行い、犯人が出入りして爆発物を仕掛けた建物を発見した。

だがその場所こそ、今最もいては行けない場所だった。

亜美からニッケル水素電池流通先リストをFAXで受け取った、土門は驚愕する。マリコたちに危険を知らせるため、土門は松葉杖をついて病院を飛び出した。

避難指示が出て街中は大混乱になっていた。

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一方、蒲原は犯人の靴を見つけ、日野所長に鑑定を依頼する。

そこへマリコが呼んだ巽もビルに駆けつけた。建物の登記は5年前で止まっており、所有者は不明だという。

時間通りに現場に到着すれば爆発に巻き込まれてしまう。だから巽はわざと道に迷ったふりをして、時間を稼いで到着を遅らせたのだ。

そして、2件目の時は巽は病院にいながらマリコとスマホで繋がっており、現場の状況を知ることができた。爆発物が解除されるのを恐れ、あのタイミングで爆破するしかなかった。

だから3件目からは時限式から通信式に爆弾を変えた。

郷田から爆発物を盗むところを見られ、やむなく一之瀬駿を殺害。2件目の爆発現場に遺体を隠したのだ。

科捜研を訪れ、靴から特定される危険があることを知った巽は、すぐに靴を捨てた。だがあらかじめそれを予測し、マリコが蒲原に巽の尾行を頼んでいた。

巽が捨てた靴を即座に蒲原が回収。鑑定に回したというわけだ。

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追い詰められた巽は、アンモニアで爆破しようとした。

だが間一髪、爆発物処理班の黒部が爆弾をチャンバーに放り込み、爆発は回避された。

犯行の動機について、巽は京都府庁に異動し、9時5時の仕事になれたわけではなかった。土地の所有者を確認する無益な仕事のために、妻の死に立ち会えなかったのだ。

巽は激しい憤りを覚えた。

膨大な金も人も割かれる。危険地として自治体が強制執行掛けた方がよほど効率がいい。

水野珠美が土門と蒲原に暴力的な取り調べを受けたと訴えたせいで、再び15年前の事件が蒸し返され、土門の異動はなくなった。

奇跡的にリハビリで快復できれば、また刑事に戻してやると藤倉部長は土門に告げる。

マリコは「きっとできるわ」と土門を励ますのだった。

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『科捜研の女』重大発表ありの内容は

『科捜研の女』20周年記念で2019年4月から1年シリーズやります。

土門さんは生きてます。続投です。
宅麻伸は真相棒じゃないよ。

散々あおっておいて「重大発表あり」の真実はコレでした。クソがああ・・・!!

『科捜研の女』も20周年ということで、
その半分以上を見続けてきた人間としては、
どんな展開になろうとも、マリコさんがいる限りはちゃんと見るし応援するので、
なんかもうこんな「最後の事件」とか「重大発表あり!」とか、あおるようなことは本当にやめてほしい・・・。
ゆずの時もそうですけど、ただただ信用を失くすだけですよ・・・。
何も良いことないのに・・・。

4月からまた一課長始まるのかな~と思ってたんですけど、
マリコさんが1年8時枠取るなら内藤さんの出番はないし、そりゃあ土門さん続投するよっていう。
もちろん藤倉部長も。

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『科捜研の女』正月スペシャル感想

スペシャルごとに毎度ほのめかされてきた土門さんの殉職ですが、いよいよ異動で決着しそうですね。
2017年のスペシャルで列車にひかれた時に死んでてもおかしくはなかった・・・。

マリコさんと土門さんのもだもだ関係はもだもだしたまま終わるのかあ・・・。

と思ってたら、
いい加減土門さんの辞める辞める詐欺をやめろぉぉ・・・!!!!!

マジで・・・!!
これ何回目だと思ってんだ・・・。

列車にひかれて今回は爆発直撃して、
普通の人間だったらもうとっくに死んでるわ・・・!!

マリコさんのあの叫びは確実に土門さん死んだ叫びだよ。
2017年のスペシャルで耐性つけてもらったおかげで「200%生きてる」と信じて疑わなかったけどな!

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今回のキャスト見た時点で、犯人は宅麻伸以外あり得ないとは思ってたんですが、
堀部圭亮だとちょっと犯人役には弱いですしね。

みょ~~~に土門さんの後任を匂わせつつマリコさんに近づくし、
科捜研にわざわざ来てるのは、後任だからなのか科捜研の情報を得たいからなのか・・・。
そして最後も現場に居合わせたのは、後任だからなのか犯人なのか・・・。

土門さんの「榊マリコの力になってください」とかももう超ミスリードですよね!?
タイトル「最後の事件」とかにするからさあ・・・!

でもどっちにしても動機はクソだな、と。
黒部が「現場爆破処理」の優位性を示すために犯行を重ねてても、
巽が土地を強制執行するために爆破してても。
結局罪のない民間人巻き込んだわけで。

しかしチャンバー役に立って良かったな・・・!!
このクソ重い装備いつ使うねん・・・と思ってましたが。

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爆弾の直撃食らった呂太くんが無傷なのこれいかに?
巽入院やで??

しかも毎度土門さんだけえげつない重症の悲劇。
爆発物処理班の鉄板は何のためにあったんだよ、もう。

そしてマリコさんは全然巽の件を反省してないし、
また呂太くんと二人で爆発物探知装置で爆弾探してるし、
ほんっと懲りねえなこいつら・・・!!
もう3回は死んでるからな!?

マリコさんは土門さんの殉職がかかるとなぜか急に土門さんのことを気にし出す謎。
普段のシリーズだと土門さんのことなんて微塵も気にしてないのにな・・・!

土門さんの愛が深すぎて泣けます・・・。
「刑事だったらそうする」って言うけど、あれはマリコさんだから身を挺してかばったんだよ。
「こういう女なんですよ」っていう土門さん、完全に嫁のこと話す旦那やん・・・?

なのにラストの爆発しそうなシーンでマリコさん「みんな逃げて!」って宇佐美さんと呂太くんをかばいながら、
ケガして松葉杖の土門さんだけ置き去りの悲劇・・・!

涙しかない・・・(涙)

土門さんに肩とか貸したげてよう、マリコさん・・・。

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相変わらず嗅覚鋭い呂太くんと亜美ちゃん。
特に呂太くんは敏感ですね~~~。
マリコさんと巽の微妙な空気をすぐ嗅ぎ取る(笑)

亜美「マリコさんと土門さんはきっと・・・そういう関係だから!」

日野所長「どういう関係よ?意味わかんない」

所長~~~!!
あんたどこまでニブいんだ・・・!!

気になったのが内藤さん、太った・・・???
入院着がちょっと・・・おデブですよ・・・!?一課長!?

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※本ページの情報は2018年12月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。