【喪中はがきのマナー】続柄はどこまで?書き方を故人との関係別に

喪中ハガキのマナーについて、喪中はがきを出す親族の範囲はどこまでなのでしょうか。自分の両親や妻、夫の場合はわかりますが、遠方の場合や、同居していない祖父母の場合はどうすれば良いのか?必要な範囲についてまとめ、故人との関係別に続柄の書き方もあわせて見ていきます。

喪中ハガキを出すべき続柄はどこまで?

喪に服する範囲は、一般的には故人を中心とした二親等までとされています。

  • 一親等:両親、配偶者、子
  • 二親等:兄弟姉妹、祖父母、孫


引用元:https://mochu.fumiiro.jp/

ただ、最近では同居してるか別居してるかで、考えを変える人もいます。
例えば、昔はおじいさんが亡くなったら、家全体で喪に服していましたが、最近では、同居か否かで変えている人もみられます。

同居のおじいさんが亡くなったら喪に服しますが、別居の場合は喪中としない人も多くなっています。

親戚や地方のしきたりによっても違うので、それぞれの慣習に従いましょう。

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プライベートとビジネスをわけるのもあり

プライベートとビジネスを分けるという考え方もあります。

友人や知人など、プライベートのお付き合いの人には喪中はがきを送り、
ビジネス上(仕事や会社関係)のお付き合いの人には、通常どおり年賀状を送る、といった方法です。

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続柄の書き方、故人との関係

本人(あなた)からみた故人との続柄の書き方について、解説していきます。

故人との関係 書き方
父、実父、亡父
母、実母、亡母
妻、家内
夫、主人
息子 息子、長男、次男、末子
娘、長女、次女、末子
妻(夫)の父 義父、岳父、父
妻(夫)の母 義母、岳母、母
兄弟 兄、弟、長兄、次兄、義兄、義弟
姉妹 姉、妹、長姉、次姉、義姉、義妹
祖父 祖父、亡祖父
祖母 祖母、亡祖母
息子の嫁
娘の婿 婿、女婿

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夫婦連名の場合

夫婦連名の場合には、
夫を主体にして、あくまでも続柄は夫から見た関係性を書くのが一般的です。

妻の親が亡くなったときは、「義父」「義母」とするか、フルネームで記載することをおすすめします。

名前、年齢、続柄などのうち、どうしても知らせたくない項目については、記載しない場合もあります。

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書き方でやってはいけないこと

・「義父」「義母」は「岳父」「岳母」と同義語で、自分の父や母には使用しません

・「尊父」「厳父」等は「本日、御尊父様の訃報に際し・・・」というように、他人が自分に対して使用する言葉です。自分の喪中はがきには使用しません。

情報引用元:郵便局公式HP、https://mochu.fumiiro.jp/