HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)暗黒大陸編に登場する「準協会員」とは?
ジン、パリストン、チードル、クラピカそれぞれの目的と思惑を含めて、解説していきます。
準協会員とは?
暗黒大陸渡航中だけの期間限定での資格。
ハンター十ヶ条の改訂を避け、第二条に準会員という副項目を付けた。
ブラックホエール号の1層の王子居住区の外には、150名近い臨時の準協会員がいる。
チードルの作戦
ハンター協会が条件をのんで、
公式に暗黒大陸に行くためには、より専門的な人材が要ります。
しかし、国との連携はリスクを恐れる役人のレスが遅く、冒険も許されません。
民間は契約と利権配分で必ずモメます。
ゆえに、チードルはその人材をハンター試験で募り、
「準協会員」として採用。
協会単体で動こうとしました。
一番現実的で効率もいいけれど、
パリストンの中で最も中庸で退屈な判断。
ネテロなら絶対にしなかったはず。
パリストン「V5との決別も覚悟してビヨンドとの同行は断固拒否し!非正規ルートで海を渡り、一足先に暗黒大陸でビヨンドを待ち構えて一言『お前をハントする!』それが本来のハンター協会でしょう?」
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クラピカの不安要素
クラピカもこの「準協会員」に対しては、
パリストンと同じ意見を抱いています。
身内の護衛という事で暗黒大陸組よりは審査が甘く、
試験当時カキン側の受験者にすら裏事情は知らされていなかったがゆえに、ほとんどのカキンの警護兵はクラピカの鎖をすり抜けています。
クラピカ「いかにも中道的な対処は、結果的に白黒をつけてリスクを明確にしておく場合よりも余程不確定要素を増やし、想定外の事態を招く確率を上げた気がしてならない・・・!」
とクラピカが言っていますが、
まさにその通り。
パリストンが「最も中庸で退屈な判断」と批判したように、
これがチードルの最大の弱点と言っていいでしょう。
安定策を取るあまり、
結果として穴を作り、敵を増やしてしまったわけです。