SMAPの解散まで発展してしまったジャニーズ事務所の後継者問題ですが、社長のジャニー喜多川に息子がいないのは同性愛者だからなのでしょうか?
度々ささやかれてきたジャニー喜多川「少年愛」のウワサは本当なのでしょうか?探ってみました。
ジャニー喜多川は少年愛?
ジャニー喜多川が同性愛者(少年愛)であり、
事務所に所属する男性タレントに対して猥褻な行為を行っているというウワサは、
1960年代から散発的に報道されていました。
ジャニー喜多川の性的虐待を暴露した暴露本も出版されています。
現在発売中止状態のようですが・・・。
暴露本一覧
1988年
・元フォーリーブス北公次『光GENJIへ』
1989年
・元ジューク・ボックス小谷純・やなせかおる『さらば!!光GENJIへ』
・元ジャニーズ中谷良『ジャニーズの逆襲』
1996年
・平本淳也は『ジャニーズのすべて―少年愛の館』
1997年
・豊川誕『ひとりぼっちの旅立ち - 元ジャニーズ・アイドル 豊川誕半生記』
2005年
・元光GENJI候補木山将吾(山崎正人)『SMAPへ – そして、すべてのジャニーズタレントへ』
報道
1988年 ~1989年には雑誌『噂の眞相』がこの問題を数回取り上げました。
『ニューヨーク・タイムズ』、『オブザーバー』などの海外メディアでも取り上げられ、この問題をタブー視するなどして、報道しない日本のマスメディアの姿勢を指摘しています。
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国会で問題に!?
ジャニー喜多川の少年愛については、
当時自民党衆議院議員だった阪上善秀(元・宝塚市長)が、
2000年4月13日にこの問題を衆議院で取り上げています。
国会で取り上げられるほど問題になっていたとは・・・!
驚きです。
第147回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(平成12年4月13日(木曜日))会議録より抜粋
・私も耳を疑ったのですが、ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川さんがタレントの少年たちに性的ないたずらをしているという話も聞きました。
その親御さんのお子さんがジャニーズ事務所に関係しており、お子さんだけでなく、子供の友達からもジャニーズ事務所の体験談をたくさん聞いたそうであります。・私、いろいろと調べてみましたが、ジャニーズ事務所の人気や社会的影響力の大きさを考慮したとき、教育的な見地から、どうしても看過できない、多くの疑問を抱きましたから、あえて問題を提起させていただきたいと考えたのであります。
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・報道によれば、ジャニー喜多川社長は、少年たちを自宅やコンサート先のホテルに招いて、いかがわしい行為を繰り返しておるという内容のものであります。なぜ少年たちがこんな行為に耐え忍んでいるかといえば、ジャニー喜多川社長に逆らうと、テレビやコンサートで目立たない場所に立たされたり、デビューに差し支えるからというのであります。
私は独自の調査で、ジャニーズ事務所に所属していたことのある少年の母親の手紙を手に入れました。少し長くなりますが、御紹介をさせていただきます。
うちの現在高校二年生の息子も、中三の冬にオーディションに合格し、約一年間ジャニーズジュニアをしていましたが、事務所からのコンタクトがなくなり、自然にやめたような形になりました。ずっと後になって息子から聞いたのは、オーディションに受かってから初めてレッスンに行ったとき、先輩のジュニアから、もしジャニー喜多川さんから、ユー、今夜はホテルに泊まりなさいと言われたとき、多分ホモされるかもしれないけれども、それを断ったら次から呼ばれなくなるから我慢しろと教えられたそうであります。
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息子はジャニーさんの好みでなかったらしく一度も誘われなかったので、清い体でやめることができましたが、何人かはこの行為を受け、お金をもらっていたそうであります。今テレビでにこにこして踊っているジュニアたちは、陰ではそんなつらい思いをしておるかと思うとかわいそうです。
こういう内容であります。こういうことが事務所でまかり通っているわけであります。
ジャニー喜多川氏は、親や親権者にかわって児童を預かる立場であります。児童から信頼を受け、児童に対して一定の権力を持っている人物が、その児童に対して性的な行為を強要する。もしこれが事実とすれば、これは児童虐待に当たるのではありませんか。・警察庁の方にも、私の質問の流れを聞いていただいて、ジャニーズの事務所の実態、社長の存在、そして、そこで働く傷つく子供たちのこともよくわかっていただいたと思いますので、これからの児童虐待に警察庁がどのような姿勢で対応するのか、これがこれからの動きを大きく左右すると思いますので、注目をしてまいりたいと思います。
政府参考人はたいした回答をしていないので、阪上善秀の質問のみ抜粋しています。
これがすべて真実だとしたらとんでもないことですが、
未だに真偽は明らかにされていません。
ジャニーズ事務所の闇と言ってもいいでしょう・・・。
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週間文春との裁判
1999年、『週刊文春』がジャニーズ事務所に関する特集記事を掲載。
ジャニー喜多川が所属タレントに対して猥褻な行為を行い、
事務所では未成年所属タレントの喫煙などがあると報道しました。
これに対し、ジャニー喜多川側は記事が名誉毀損であるとして、
週刊文春に対し1億円あまりの損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。
経過
2002年3月27日一審判決
ジャニー側が勝訴。
東京地裁は文春側に880万円の損害賠償を命じた。
→週刊文春側はこれを不服とし、東京高裁に控訴。
2003年7月15日二審判決
猥褻部分の勝訴は取り消され、損害賠償額は120万円に減額。
→ジャニー側は損害賠償額を不服とし、最高裁に上告。
2004年2月24日棄却
120万円の損害賠償が確定。
結果を見ると、週刊文春側の勝訴に近いと言えるのではないでしょうか。
猥褻部分の勝訴は取り消されているところがポイントですね。
損害賠償額も120万円と大幅に減額されていますし。
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まとめ
国会質問や裁判をもってしてもある意味闇のまま、放置されているジャニー喜多川の「少年愛」問題。
これだけ日本の芸能界に影響力を持っているジャニーズ事務所、
ひいてはジャニー喜多川社長に、迂闊に手は出せないのが現状なのかもしれません・・・。