新海誠監督作品『雲のむこう、約束の場所』の内容詳細ネタバレ解説&考察です。
小説ネタバレもふまえながら、映画のラスト結末の解釈、ヒロキとサユリはどうなったのか?別れてしまったのか?考察していきます。
あらすじや主題歌、聖地(ロケ地)の地図もまとめてチェック!!
参考⇒雲のむこう、約束の場所ネタバレを見る前にまずこちらをチェック!
目次
雲のむこう、約束の場所
新海誠2年ぶり、第2作目の監督作品。
2014年11月20日公開。
興行収入は1.5億円。
キャッチフレーズは、
あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした。
新海誠監督初監督作品『ほしのこえ』に続く2作目です。
⇒【新海誠ほしのこえネタバレ】ラスト結末は?ミカコは生きてる?
新海作品で1、2を争うぐらい、好きな作品です。
原作は?
同名タイトルの小説がありますが、
⇒小説版雲のむこう、約束の場所
『君の名は。』や『言の葉の庭』の小説版と違い、『雲のむこう、約束の場所』は監督自身が手掛けていないので、全くの別物です。
なので、映画がオリジナル原作、ということになります。
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あらすじ
今はもう、遠いあの日。あの雲の向こうには、彼女との約束の場所があった。
中学3年生のヒロキとタクヤには、憧れているものが2つあった。
憧れの一つは、同級生の沢渡サユリ。
もう一つは、津軽海峡を挟んだ、国境の向こうにそびえる巨大な塔。
どうしても塔を目前に見てみたかったヒロキとタクヤは、
ヴェラシーラと名付けた飛行機で、塔まで飛ぼうと計画する。
夏休みに、2人はサユリと一緒に塔まで飛ぶ約束をするが、
サユリが何も言わずにいなくなってしまい、
ヒロキとタクヤは飛行機作りをやめてしまう。
別々の道を歩み始めた、ヒロキとタクヤ。
しかし3年後、
サユリがある理由で眠り続けていることを知ったヒロキは、
再びヴェラシーラで塔まで飛ぶことをサユリに約束し・・・!?
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登場人物
ヒロキ:藤沢浩紀(ふじさわ ひろき)
引用元:cwfilms.jp
- 快活で純朴な少年。
- 弓道部。
- サユリに憧れている。
- 中学卒業後、東京の高校へ進学。少しずつ心の硬い、内向的な青年に成長してゆく。
- サユリを眠りから救うために、小型飛行機ヴェラシーラを飛ばそうとする。
- 声優は吉岡秀隆。
吉岡さんの声、最強。
もう吉岡秀隆をキャスティングした新海監督、マジ神ですね。
少年と青年が同居するような、独特の危うい感じと孤独感は、
まさにヒロキだなあと。
煮え切らないヒロキのイラッとするところもピッタリです。
それでいていざとなったらやる、意思の強さとか。
ヒロキ「もう一人にはしないよ。僕はもう何もあきらめない。ずっと沢渡を守るよ。約束する」
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サユリ:沢渡佐由理(さわたり さゆり)
- 部活でヴァイオリンを弾いている。
- 中3の夏休みに原因不明の覚醒障害を発病し、青森から東京に転校。
- 永い眠りについてしまい、ほとんど15歳から成長しない。
- 南北分断で別れた祖父は、塔の設計者エクスン・ツキノエ。
- 声優は南里侑香。
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タクヤ:白川 拓也(しらかわ たくや)
- ヒロキの友人。
- スケート部。
- ヒロキと同じく、サユリに憧れている。
- 優しくはあるが、深く複雑な心を持ち、少しさめた大人びた印象を与える。
- 高校進学後、米NASA属託・青森アーミーカレッジで「塔」の研究に没頭する。
- 同時に、岡部が率いるウィルタ解放戦線に身を投じる。
- 声優は萩原聖人。
スピードスケートをやっていて、
1年生から手紙をもらうくらい、カッコいい。
まさに正統派ヒーロー風味なタクヤ。
でもサユリはヒロキがいいんだよなあ~~・・・。
タクヤ「お前、そんなことのために帰ってきたのか」
ヒロキ「そんなことって・・・約束したじゃないか俺たち!」
タクヤ「今更ノコノコやってきて、何かと思えば夢の話か。お前見てるとイライラするよ。ガキの遊びに付き合ってるほどヒマじゃないぜ」
東京へ逃げたくせにサユリを忘れられず、ヴァイオリンまで始めたヒロキ。
一方、南北統一を掲げるウィルタの一員として、戦い続けてきたタクヤ。
既に戦争に参加し、傷まで負っているタクヤが、ヒロキにイライラする気持ちは痛いほどわかります。
それでも、約束を果たすため、ヒロキに協力してサユリを連れ出し、
2人の想いを遂げさせてやろうとするタクヤは最高にカッコいいです。
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魅力的な脇役たち
岡部
- 蝦夷製作所の社長。
- バツイチ。
- 工場は米軍の下請けで、ミサイルを組み立てている。
- 富澤とは旧知の仲。
公安から目をつけられてるヤバイ製作所。
南北分断により、奥さんと別れています。
目的のためにヒロキとタクヤの夢を利用する、まあ最高なオヤジです。
岡部「何でもいいけどさぁ、お前達死ぬなよなあ、めんどくさいから」
とか言っちゃうし。
『雲のむこう、約束の場所』でいちばん好きですね~岡部。
サユリが来るとロコツに態度変わったり、
バツイチなことをヒロキに
ヒロキ「なんか、わかる気がするな」
と言われる始末。
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富澤常夫
- 戦時下特殊情報処理研究室室長。
- 「塔」の研究をしている。
チョビ
新海監督が自主制作した短編『彼女と彼女の猫』に登場する猫のチョビ。
⇒【彼女と彼女の猫ネタバレ&感想】新海誠演じるチョビが超シュール!原作小説は?
まさか『雲のむこう、約束の場所』でも見れるとは~!
さすがに監督の声が聞けないのは残念です(笑)
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『雲のむこう、約束の場所』ネタバレ考察&解説
舞台・世界観設定
設定がめちゃくちゃ複雑なのでまとめておきます。
まず、『雲のむこう、約束の場所』の世界では、
戦後日本が南北に分断され、
北海道=エゾはユニオンという国の支配下におかれています。
ユニオンは世界の半分を覆う共産国家群で、
アメリカと激しく対立しており、
ヒロキ達がいる青森は、アメリカ軍統治下にあります。
物語の始まりは1996年。
ヒロキ達は中学3年生です。
3年後の1999年に、
アメリカがユニオンに宣戦布告し、津軽海峡で戦争が始まります。
ヒロキとタクヤはこの開戦の混乱の乗じてヴェラシーラを飛ばし、塔に近づくわけです。
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謎の巨大な「塔」の意味は?
ヒロキとタクヤが強い憧れを抱く、
ユニオン占領下の北海道に建設された、謎の巨大な「塔」。
南北分断直後の1974年に建設が始まり、
1996年頃に稼働が開始された塔は、
連合側からは信じられないような技術の結晶です。
そもそもユニオンは一体何のためにこの塔を建設したのか?
塔は、宇宙の見る夢「平行宇宙(分岐宇宙)」を観測し、高精度な未来予測を行うためのシステムです。
行く手で枝分かれしていく多元宇宙の過程を観測することで、
非常に高性能の未来予測が可能となり、
従来の理論モデルや確率論ではなく、
あくまでも現実の未来の結果を元にした情報であり、
政治・軍事の意思決定の場面に及ぼす影響は計り知れません。
この辺りのマルチバース理論は、『君の名は。』に通じるところがありますね。
⇒【君の名はネタバレ解説】三葉と瀧の年齢差の秘密!記憶が失われたラスト結末を考察
つまりは、塔は戦争のための強力な兵器です。
ただの研究施設としてではなく、
おそらく元々軍事目的で、対アメリカ用に建設されたものでしょう。
そしてアメリカ側も当然これを察知しており、日米連合とユニオンが緊張状態になっているのはそのためです。
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ユニオンの目的
ユニオン側の量子重力論の応用力は、
比較にならないほど高いレベルに達しており、
基礎物理からリードされてしまった連合側は、大きく立ち遅れている状態です。
おそらくユニオンの最終目的は、
世界を書き換えること。
ただ、世界を書き換えた場合、
ユニオンを含めたこの宇宙そのものが飲み込まれる可能性があることに、
ユニオンは気付いているのかいないのか・・・。
あるいは、わかっていて世界を崩壊させようとしているのか。
この辺り、ユニオンサイドの描写が全くないのでわかりませんが、
ユニオンとアメリカの対立は、
冷戦時代の世界の崩壊を想起させます。
対アメリカを意識するあまり、
結果それが自らをこの宇宙もろとも消失させてしまうことに、ユニオンは気付いてなかったんじゃなかろうか・・・。
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サユリが眠り続けている理由
連合への攻撃目的のはずが、
塔の位相変換は塔の周囲2kmで止まっている状態です。
富澤の推測では、
塔の機能を抑え込んでいるような、何らかの外因があるとのこと。
この外因がサユリでした。
サユリが、塔の活動を抑制していたのです。
サユリの眠りが、ユニオンの塔の活動を抑えていた鍵でした。
塔の捉える平行宇宙の情報は、
周囲の空間を侵食する代わりに、サユリの夢に流れ込んでいたのです。
サユリが眠り続けるのは
塔から流れ込む平行世界の情報に、
サユリの脳が耐えられないからです。
もしサユリの眠りが破られれば、
塔を中心に、世界は瞬く間に並行宇宙に飲み込まれます。
つまり、
サユリの目覚め=宇宙の消失。
富澤「沢渡サユリには、夢を見続けていてもらうしかない」
サユリを目覚めさせようとするヒロキに、タクヤはサユリか世界か、選択を迫ります。
タクヤ「サユリを救うのか、世界を救うのかだ」
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サユリの能力の正体
実は、ユニオンの塔に限らず、
生物の脳も太古から無意識のうちに平行宇宙を感知しています。
おそらくサユリはこの感知能力がめちゃくちゃ強いのでしょうね。
それで、塔の代わりにサユリの脳が、情報を受信するアンテナの役割をしてしまったのではないかと。
中3の頃から、サユリが「夢」だと思って見ているのは、
おそらくただの夢ではなく未来です。
タクヤ「どうして沢渡なんでしょうか」
なぜサユリだったのかは、
サユリがエクスン・ツキノエの血縁、孫だったからではないでしょうか。
サユリの感知能力の強さを知った上で、
エクスン・ツキノエはユニオンの暴走を止めるため、
世界の崩壊を孫娘を犠牲にすることで止めようとしたんじゃないかなあ・・・?
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なぜ塔に連れて行くとサユリは目覚める?
夢の中で、一緒に塔まで飛ぶ約束を再び交わしたヒロキとサユリ。
ヒロキ「ずっと考えてたんだよ。塔まで一緒に飛べば、沢渡は目覚めると思うんだよ」
なぜ塔に連れて行けば、サユリは目覚めるのか?
それは、塔まで飛ぶという約束だけが、サユリにとって唯一残された現実への絆だからです。
誰もいない場所に一人でいるサユリは、
夢の中で一人きりで、自力で並行宇宙から出ることはできません。
何も思い出せないけれど、ヒロキとタクヤと交わした約束のことだけは覚えている。
タクヤ「あの日の約束が、たぶん沢渡の現実への絆なんです。今も夢の中で、ヴェラシーラをずっと待ってる」
平行宇宙の情報量はとてつもなく膨大のはず。
一人の人間の脳に収まっていること自体、奇跡に思えます。
とっくにサユリの脳はオーバーワークで、
このまま眠り続け、いつ死んでもおかしくないのでは?
そう思ったから、一か八かでもヴェラシーラを飛ばし、ヒロキはサユリを眠りから目覚めさせようとしたのではないでしょうか。
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ラスト結末考察
サユリの目覚めとともに、位相変換が急速に拡大。
エゾが飲み込まれていきます。
ヒロキが飛ばしたPL外殻爆弾のシーカーミサイルが塔を破壊し、位相変換は停止。
世界は救われますが、
代わりにサユリは最も大切な記憶を失います。
サユリ「私、何かあなたに言わなくちゃ・・・とても大切な・・・消えちゃった」
そう泣くサユリに、ヒロキは、
ヒロキ「大丈夫だよ。目が覚めたんだから。これから全部、また。お帰り、サユリ」
と答えます。
ヒロキ「約束の場所を失くした世界で、それでも、これから、僕たちは生き始める」
なぜサユリの記憶は失われた?
サユリが記憶をなくした理由は、
瀧と三葉がお互いの記憶を失くした理由に近いものがありますね。
⇒【君の名はネタバレ解説】三葉と瀧の年齢差の秘密!記憶が失われたラスト結末を考察
サユリの脳が位相変換されてしまい、記憶が失われたのではないかと。
じゃあなぜヒロキのこと自体は覚えているのか?
ヴェラシーラの約束が、サユリの現実への唯一の絆だったため、今度は逆に、その記憶だけが失われた(=位相変換された)のではないでしょうか。
マルチバース理論で、新海監督は「記憶は失われる」点にこだわりがある気がします。
世界も救われて、記憶も残ってるなんて、都合のいいことはあり得ない。
何かを得るには、何かの代償が必要だと。
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冒頭ヒロキが一人の理由は?
サユリ「いつも予感があるの。何かを失くす予感。世界は本当にきれいなのに、私だけが、そこから遠く離れちゃってる気がするんだ」
と言っていたサユリ。
未来を見ていたからこそ、サユリは自分が記憶を失くすことを感じ取っていました。
ヒロキ「ねえ、サユリ。約束の場所だよ」
塔に着いたサユリは、自分が何を失うのか、気付きます。
サユリ「ああ、そうか。私がこれから何を失くすのか、わかった。神様、どうか、お願い。目覚めてから一瞬だけでもいいの。今の気持ちを消さないでください」
サユリが失くすのは、ヒロキへの想い。
ヒロキを好きだったこと。
一方で、ヒロキはサユリが自分のことを忘れるのは、わかっていたんじゃないかと思います。
ヒロキ「神様、どうか、サユリを眠りから覚まさせてください。どうか」
たとえ、眠りから覚めたサユリが自分のことを忘れてしまっていても、
それでもサユリに生きていてほしいと願った。
だから、ヴェラシーラを飛ばした。
ヒロキ「今はもう、遠いあの日。僕たちは、かなえられない約束をした」
冒頭、31才のヒロキの隣にサユリはいません。
おそらく記憶を失くしたサユリとヒロキは、別れてしまうのだと思います。
約束がかなわないとわかっていても、それでもヴェラシーラを飛ばしたのは、
ヒロキにとって、サユリのいない世界はあってもなくても同じで、
サユリが眠り続けることで存続する世界に意味はないと考えていたからじゃないかと・・・。
「きみのこえ」の歌詞が、ヒロキの想いを物語っている気がします。
きみのこえ きみのかたち 照らした光
かなうなら 僕のこえ どこかのきみ とどくように
僕は生きてく
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原作小説ネタバレ
原作小説は新海監督ではなく、加納新太という人が書いているので、
微妙にイメージはズレます。
⇒小説版雲のむこう、約束の場所
新海監督好きは合わないです。
『君の名は。』の小説は新海監督自身が書いているので、
まさに映画補完できて楽しいんですけど、
⇒原作小説君の名は。
『雲のむこう、約束の場所』はヒロキのキャラが映画と違うんですよね~~~。
小説は水野理佳が出張りすぎててイライラします。
映像の方がいいです。
が、一応小説ネタバレもしておきますね。
ヒロキとサユリの映画のその後は?
小説は、31才のヒロキが、
「あの頃」、つまり「約束を果たしに向かう三年後」のことを思い出し、書き綴っています。
映画ではヒロキがサユリとともに塔から無事帰還して終わりますが、
小説版は後日談があります。
サユリは失われたものを取り戻そうと、
ラスト、独りになることを選び、
2人は別々に生きていくことになります。
サユリがヒロキから離れた理由は、
ヒロキがいるといつまでも頼ってしまう、一人で生きなければならないと決意したからです。
なので、大人になった時、ヒロキとサユリは離れ離れで、互いの消息を知りません。
だから、思い出の場所で、自分の記憶にあるサユリを思い出していたのでしょう。
結局のところ、
共に過ごした記憶を失ってしまったサユリは、ヒロキの知っているサユリではないわけで、
しかしどうしたってヒロキは「今のサユリ」に「自分の記憶のサユリ」を重ねてしまうでしょう。
それがサユリもつらかったんじゃないかなあ・・・。
あくまで勝手な推測ですが・・・。
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「君の名は。」に続く物語
ヒロキがサユリの手紙を読んで訪ねた時、
既にサユリは一週間ほど前に転院した後でした。
サユリのいなくなった病室で、
ヒロキ「沢渡、そこにいるのか?」
夢の中のサユリと、
現実のヒロキが出会う瞬間。
これは、『君の名は。』の糸守の彗星落下地点で、瀧と三葉が邂逅するシーンまんまですね。
新海監督の作品に惹かれる理由は、
監督の描きたいことが、
ずっと変わってなくて、
それが映像から感じられるからだと思います。
岡部「この25年、日常の風景に同化したあの塔はあらゆるものの象徴だった。国家や戦争や民族、あるいは絶望や憧れ。その受け止め方は世代によっても違う。だが、誰もが手の届かないもの、変えられないものの象徴ものとして見ているという点では同じだし、そう思っている以上、この世界変わらないだろう」
変わらない世界を変えるために、岡部はヒロキとタクヤに、
岡部「お前達で塔を壊せよ」
と託します。
新海誠「自分自身がまだ青年期であった頃に、初期衝動そのもののような、今振り返ればそんな作品だったような気がします。遠い場所への憧れであったり、それが異性への憧れとか、東京への憧れとか、そういう遠い憧れが身近な憧れに真っ直ぐつながっていて、それに思春期の少年2人が、真っ直ぐに立ち向かっていく物語になっています」
この「衝動」は、タクヤのセリフにも表れていますね~。
タクヤ「俺はどこに向かっていけばいいのかわからなくて、訳の分からない力や衝動は、それでも体の中から溢れてくるのに」
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主題歌きみのこえ
「きみのこえ」
作詞:新海誠
作曲:天門
歌:川嶋あい
歌っているのは川嶋あい。
川嶋あいの声が『雲のむこう、約束の場所』のラスト、
サユリは目覚めたけれど、ヒロキの知っているサユリは永遠に失われた結末に、
本当にマッチしていて泣けます・・・。
劇中でヒロキとサユリがバイオリンで弾いている曲もすごく沁みますね~・・・。
あの曲は、サントラでも「メインテーマ」としかかかれておらず、タイトルがありません。
あの曲が流れてくるだけで泣ける・・・。
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雲のむこう、約束の場所の聖地(ロケ地)は?
『雲のむこう、約束の場所』の聖地(ロケ地)は、青森県です。
映画で使われていたロケ地は、
- 青森駅
- 蟹田駅
- 三厩駅
- 竜飛崎
- 階段国道R339
ヒロキとタクヤ、サユリの通学のシーンは、津軽線の電車内が使われています。
ちなみに富澤教授が研究発表してたのは、東大の本郷キャンパスです。
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雲のむこう、約束の場所をもう一度見たい!
ネタバレを知った上で『雲のむこう、約束の場所』をもう一度見たいけれど、
- DVDを買うほどではない
- レンタルするのもめんどくさい
そんなあなたにおすすめなのが「U-NEXT」という動画配信サイトです。
いつでもどこでもスマホから見れる手軽さがあります。
新海監督作品はどれも短めなので、
移動時間中でも見れちゃいます。
U-NEXTなら、『雲のむこう、約束の場所』だけでなく、
『君の名は。』のような最新作や話題作もあわせて見れます!