笹本稜平の小説『ソロシリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
タイトルがややこしくて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
- 単行本:第3作『希望の峰 マカルー西壁』(2020年7月15日発売)
- 文庫本:第1作『ソロ ローツェ南壁』(2020年4月15日発売)
目次
笹本稜平の小説『ソロシリーズ』を読む順番
- 『ソロ ローツェ南壁』(2017年8月8日発売)
- 『K2 復活のソロ』(2019年6月11日発売)
- 『希望の峰 マカルー西壁』(2020年7月15日発売)
※文庫本は第1作『ソロ ローツェ南壁』が発売されています。
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『ソロシリーズ』を読む順番は、『ソロ ローツェ南壁』→『K2 復活のソロ』→『希望の峰 マカルー西壁』。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
『ソロシリーズ』のあらすじ
ソロ ローツェ南壁
数々の難壁に初登攀の足跡を残してきた新進気鋭のアルパインクライマー奈良原和志。彼が初めて目指す八〇〇〇メートル峰は世界第四位のヒマラヤのローツェ、しかも最難関の南壁ルートだった。そこは伝説的登山家トモ・チェセンの“疑惑の登頂”の舞台、因縁の壁でもあった――名もなき日本人がいわれのない妨害にも屈せず、世界屈指の大岩壁に単独登攀(ソロ)で挑む本格山岳小説。
K2 復活のソロ
山岳界で“ヒマラヤに残る最後の課題”と言われる一つ、ローツェ南壁の冬季ソロ単独登攀を達成し、トップクライマー入りした奈良原和志はアマ・ダブラム西壁に挑んでいた。次の挑戦の武器になる新製品のテストも兼ねているためソロを封印、登山経験もあるスポンサー企業・ノースリッジの若手技術者・柏田を伴ってのものだった。難しい登山ではなかった。だが落石で柏田が死亡、和志も大怪我を負う。そこへ追い打ちをかけるネット上の誹謗中傷と柏田の両親からの訴訟。気力を失った和志に、登山の師であり、がん癌で余命宣告を受けたにも拘らず献身的なサポートを続ける磯村賢一は、リハビリに付き合う中、あえて“課題”のもう一つ、「冬のK2」をぶつける……。
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希望の峰 マカルー西壁
ローツェ南壁とK2の冬季単独初登頂を果たした奈良原和志は、いよいよヒマラヤ最大の難関・マカルー西壁の冬季ソロ登攀に狙いを定める。だが情報収集のため現地に赴いた和志は、眼前の山容に慄いた。デスゾーンと呼ばれる8000m超の高所で巨人の額のようにせり出す壁は、頻繁な落石で登攀者を阻んでいた。確実な死の予感に襲われた和志。だが彼には挑まなければならない理由があった。登山の師・磯村が癌で余命宣告を受け、残された時間は僅かだったのだ。何とか成功を届けたい――和志は岩登りの聖地ドロミテで特訓を重ねた。しかし和志を敵視するフランス人マルクが卑劣な妨害工作を仕掛けてきて……。
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