あさのあつこの小説『小舞藩シリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
目次
あさのあつこの小説『小舞藩シリーズ』を読む順番はコレだ!
※文庫本は第2作『飛雲のごとく』まで発売されています。
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『小舞藩シリーズ』を読む順番は、『火群のごとく』→『飛雲のごとく』→『舞風のごとく』。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
『小舞藩シリーズ』のあらすじ
火群のごとく(ほむらのごとく)
山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥(りんや)は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。
飛雲のごとく(ひうんのごとく)
少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。
“小舞(おまい)藩”シリーズ、第二弾!第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。
16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。
義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、
また理不尽な兄の死の真相も、いまだ掴めずにいた。
そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。
ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。
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舞風のごとく
「世の中ってのはな、ありえんことがありえるに転じるなんざ、珍しくねえんだぜ」
小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥った。筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。
苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。
さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。江戸を遠く離れた小国・小舞藩(おまいはん)を舞台に、少年剣士たちの青春時代を描いた『火群(ほむら)のごとく』は、著者の時代小説の中では初めて少年を主人公にした作品でもあった。
『火群のごとく』『飛雲のごとく』に続く、少年剣士たちの友情と成長を描く青春時代小説第三弾。
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