柚月裕子の小説『佐方貞人シリーズ』を読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
タイトルがややこしくて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじ、時系列を紹介します。
上川隆也主演のドラマ『検事・佐方』シリーズ情報もあわせてチェックしていきます。
- 単行本・文庫本:第4作『検事の信義』(2021年10月21日発売)
目次
柚月裕子の小説『佐方貞人(さかたさだと)シリーズ』を読む順番はコレだ!
※全て文庫本が発売されています。
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佐方貞人シリーズを読む順番は、『最後の証人』→『検事の本懐』→『検事の死命』→『検事の信義』。
『検事の死命』以降は、佐方が弁護士となる前の、検事時代のエピソードが描かれます。
時系列順とはずれますが、刊行順に読んだ方がわかりやすいので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
『最後の証人』シリーズの時系列一覧
時系列は、『最後の証人』が一番後になります。
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『佐方貞人シリーズ』のあらすじ
最後の証人
検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。それにも拘わらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり……。
検事の本懐
ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別件逮捕する。取調を担当することになった新人検事の佐方貞人は「まだ事件は解決していない」と唯一被害者が出た13件目の放火の手口に不審を抱く(「樹を見る」)。権力と策略が交錯する司法を舞台に、追い込まれた人間たちの本性を描いた慟哭のミステリー、全5話。第15回大藪春彦賞受賞作。
収録作品:樹を見る / 罪を押す / 恩を返す / 拳を握る / 本懐を知る
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検事の死命
電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。武本は容疑を否認し、金を払えば示談にすると少女から脅されたと主張。さらに武本は県内有数の資産家一族の婿だった。担当を任された検事・佐方貞人に対し、上司や国会議員から不起訴にするよう圧力がかかるが、佐方は覚悟を決めて起訴に踏み切る。権力に挑む佐方に勝算はあるのか(「死命を賭ける」)。正義感あふれる男の執念を描いた、傑作ミステリー。
録作品:心を掬う / 業をおろす / 死命を賭ける / 死命を決する
検事の信義
検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。被告人は実業家の非嫡出子で腕時計は形見に貰ったと主張、それを裏付ける証拠も出てきて、佐方は異例の無罪論告をせざるを得なくなってしまう。なぜ被告人は決定的な証拠について黙っていたのか、佐方が辿り着いた驚愕の真相とは(「裁きを望む」)。
孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー!収録作品:裁きを望む / 恨みを刻む / 正義を質す / 信義を守る
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ドラマ『検事・佐方』を見る順番
上川隆也主演で、5作ドラマ化されています。
- 『最後の証人』(2015年1月24日放送)
- 『検事の死命』(2016年1月17日放送)
- 『検事の本懐』(2016年12月3日放送)
- 『検事・佐方~裁きを望む~』(2019年12月26日放送)
- 『検事・佐方~恨みを刻む~』(2020年9月6日放送)
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あらすじ
都内に事務所を構える佐方貞人は、検察から転身した“ヤメ検弁護士”。突然舞い込んだ依頼を受けた佐方は、新米弁護士・小坂千尋と共に米崎に降り立つ。佐方に弁護を依頼したのは、殺人事件で逮捕、起訴された島津邦明で、すでに公判開始を翌日に控えていた。
スタッフ・キャスト
- 庄司真生:松下由樹
- 小坂千尋:倉科カナ
- 浜田美津子:紺野まひる
- 神保悟志
- 螢雪次朗
- 山下容莉枝
- 中丸新将
- 和泉崇司
- 山田明郷
- ノモガクジ
- 山口果林
- 滝沢涼子
- 有福正志
- 河合龍之介
- 森下哲夫
- 高瀬光治:石黒賢
- 宮本良子:藤真利子
- ふくろう店主:上田耕一
- 丸山秀雄:平田満
- 島津邦明:大杉漣
- 筒井義雄:伊武雅刀
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