上橋菜穂子の小説『鹿の王』シリーズを読む時はどんな順番で読むのがいいのか?
シリーズが多すぎて、どれから読めればいいのかわからない・・・!
そんな初心者のあなたに、おすすめの読む順番とあらすじを紹介します。
アニメ映画『鹿の王 ユナと約束の旅』情報もあわせてチェックしていきます。
目次
上橋菜穂子の小説『鹿の王』シリーズを読む順番はコレだ!
『鹿の王』は、単行本と文庫版、つばさ文庫版の3種類あります。
単行本(全3巻)
- 『鹿の王 (上)生き残った者』(2014年9月25日発売)
- 『鹿の王 (下) 還って行く者』(2014年9月25日発売)
- 『鹿の王 水底の橋』(2019年3月27日発売)
単行本『鹿の王』を読む順番は、上→下→『水底の橋』です。
『水底の橋』が本編の続編になっています。
いずれも刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
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角川文庫版(全5巻)
- 『鹿の王 1』(2017年6月17日発売)
- 『鹿の王 2』(2017年6月17日発売)
- 『鹿の王 3』(2017年7月25日発売)
- 『鹿の王 4』(2017年7月25日発売)
- 『鹿の王 水底の橋』(2020年6月12日発売)
文庫版『鹿の王』を読む順番は、1→2→3→4→5→『水底の橋』です。
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角川つばさ文庫版(全4巻)
つばさ文庫の『鹿の王』を読む順番は、1→2→3→4です。
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単行本と文庫、つばさ文庫の違いは?
本文の内容はどれも全く同じです。
文庫は単行本よりサイズが小さく、コンパクトに分冊されているため、持ち運びやすくなっています。
また、文庫版はKindleなど電子書籍が発売されているのもメリットです。
単行本は上だけでも568ページあり、持ち運びは無理なので・・・。
一方、角川つばさ文庫は、子供向けの児童文庫です。
挿し絵が多く、読みやすくなっています。
こちらも内容は単行本、文庫版と全く同じです。
なので、おすすめは文庫版です。
より低年齢のお子さんの場合は、角川つばさ文庫版がおすすめです。
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『鹿の王』シリーズのあらすじ
鹿の王 1
強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角(どつかく)”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう!
鹿の王 2
謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱(ミッツァル)”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか――。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り・・・!?
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鹿の王 3
攫われたユナを追い、火馬の民の族長・オーファンのもとに辿り着いたヴァン。オーファンは移住民に奪われた故郷を取り返すという野望を抱えていた。一方、岩塩鉱で生き残った男を追うホッサルは・・・!?
鹿の王 4
ついに生き残った男――ヴァンと対面したホッサルは、人類を脅かす病のある秘密に気づく。一方、火馬の民のオーファンは故郷をとり戻すために最後の勝負をしかけていた。生命を巡る壮大な冒険小説、完結!
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鹿の王 水底の橋
真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい・・・!?
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アニメ映画『鹿の王 ユナと約束の旅』情報
『鹿の王』を原作に、堤真一らが声優を担当し、アニメ映画化されています。
ユナと約束の旅
1時間53分 2022年公開
あらすじ
かつて最強の戦士団と呼ばれた”独角”の頭だったヴァンはツオル帝国に敗れ、岩塩鉱で奴隷として囚われていた。ある日、奇妙な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。それは、ツオル帝国への反乱を企てるアカファ王国がウイルスをその身に宿す山犬を用いて人為的に発生させた、感染すると死に至る病・黒狼熱(ミッツァル)だった。山犬に嚙まれるも一命を取り留めたヴァンは、身寄りのない少女ユナを救うことになる。
ミッツァルがツオルの国中で猛威を振るう中、ヴァンはユナと旅に出るが、その身に病への抗体を持つ者として、治療薬開発を阻止したいアカファ王国が放った暗殺者サエから命を狙われることになる。
一方、ミッツァルの治療法を研究する医師のホッサルも、治療薬を作るためにヴァンの血を求めて懸命に彼を探していた――。
スタッフ・キャスト
- ヴァン – 堤真一
- ユナ – 木村日翠
- ホッサル – 竹内涼真
- サエ – 杏
- ヨタル – 阿部敦
- トゥーリム – 安原義人
- マコウカン – 櫻井トオル
- オーファン – 藤真秀
- ケノイ – 西村知道
- アカファ王 – 玄田哲章
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