未解決の女ネタバレ最終回結末 三億円事件の犯人は娘の佐智!?原作と違うラスト?

波瑠&鈴木京香のドラマ『未解決の女』ネタバレあらすじと感想についてまとめています。
「特命捜査対策室」第6係に異動となった熱血刑事・矢代朋が、文章に類まれなる才能を持つ「魔女」こと鳴海理沙と事件を解決していく物語。
沢村一樹演じる室長・古賀清成と鳴海理沙の因縁の事件とは?最終回結末は原作小説と違うラストになるのでしょうか?
事件のトリックと犯人をラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

登場人物&キャスト(俳優)

「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)

■矢代朋(波瑠)
巡査部長。身体を張った熱血捜査の結果重傷を負い、強行犯係から異動になった。上司から「熱血バカ」とよく言われる。
  
■ 鳴海理沙(鈴木京香)
警部補。通称”魔女”。わずかな文章から書き手の性格や思考を言い当てる類まれなる能力の持ち主。
  
■ 草加慎司(遠藤憲一)
主任。階級は警部補。愚直で真面目で超無口。「無駄なセリフをはかない」ことが美学。
  
■ 財津喜延(高田純次)
係長。階級は警部。恐妻家で定時で帰宅するが、実は切れ者。

■古賀清成(沢村一樹)
全6係ある未解決専門の特命対策室を束ねる室長。階級は警視。元は捜査一課強行犯係の係長で、閑職に追いやられた屈辱で再び花形部署に返り咲こうと意欲を燃やしている。

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「第3強行犯捜査 殺人犯捜査」第5係
■ 川奈部孝史(光石研)
係長。階級は警部。矢代の元上司。
  
■ 桑部一郎(山内圭哉)
警部補。矢代の元上司。
  
■ 岡部守(工藤阿須加)
巡査部長。矢代とは同期。矢代の代わりに、念願の強行犯係へ配属された。

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未解決の女ネタバレあらすじをラスト結末まで

1話:特命捜査対策室第6係への異動、魔女との出会い

無鉄砲な熱血捜査で負傷した矢代朋は、復帰早々「特命捜査対策室」第6係に異動になる。

「特命捜査対策室」第6係とは?
未解決事件の文書捜査を担当する「文書解読係」。
業務内容の実態は、単なる捜査資料の”倉庫番”。

薄暗い地下にある窓際部署には、一風変わった面々が所属していた。

強行犯係が捜査中の2件の連続殺人事件は、10年前の未解決事件とつながっている可能性が浮上する。
10年前、「ミステリー界の女王」と呼ばれた作家の嶋野泉水(中山美穂)が、鍵のかかった自宅で、背中を刺されて殺された事件で、犯人も密室トリックも未だ判明していない。

事情を聞いた朋はやる気満々で捜査に乗り出すが、やる気のない6係の面々に、室長には「勝手に捜査したら始末書だ」と怒られる始末。

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朋の熱血ぶりを冷めた目で見ていた理沙だったが、嶋野泉水の夫・山本則夫(渡辺いっけい)への聞き込みに興味を示す。
理沙は、嶋野泉水の本はある時期を境にひらがなと漢字の割合が7:3へ変わっていたことから、ゴーストライターが執筆していたのではないかと見破る。

実は、今回殺された女性はいずれも、嶋野泉水のゴーストライターとして活動していた。
さらに、被害女性たちはフェイクニュースサイトに記事を投稿しており、報酬を受け取って嘘の書き込みをしていたことがわかる。

そして、フェイクニュースが原因で閉店に追い込まれた男がビストロの店長・石井卓司の恋人だった看護師の鈴村美咲が、病院から毒薬を盗み、行方不明になっていた。

一方、編集者の新海雄二(半海 一晃)への聞き込みで、被害者の恋人「Mizuki」こと佐々木水樹(風間 俊介)もゴーストライターの一人だったことが判明する。
Mizukiがフェイクニュースサイトの黒幕だったことを知った鈴村美咲は、恋人の復讐にMizukiも狙うが返り討ちにあってしまう。

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Mizukiへの取り調べで、理沙はMizukiと嶋野泉水に共通する漢字のコネクトが突き抜けるクセが遺伝ではないかと推測。
二人は実の親子だったのだ。

嶋野泉水は作家活動のために、かつての恋人、バーテンダー宮下恭一との間にできた息子を捨てて上京していた。
ゴーストライターとしても捨てられ、二度も捨てられたMizukiは母親を恨み、背中から刺殺。
密室を完成させたのは嶋野泉水自身だった。

Mizukiが燃やした嶋野泉水の最後の原稿は、ミステリー作家の青年が悩みながらも成長する夢あふれる冒険物語だった。
嶋野泉水がゴーストライターとしてMizukiを辞めさせたのは、父親が死んで頼れる者がいなくなったMizukiを作家として自立させるための親心だったのだ。

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2話:誘拐されたのは12年前と同じ少女

大手IT企業の社長令嬢が連れ去られ、1億円もの身代金を要求される誘拐事件が発生する。早期解決を目指す捜査本部は、各部署から人員をかき集め体制を強化。「特命捜査対策室」からも第6係の刑事・矢代朋(波瑠)が招集される。

誘拐されたのは中学生の幸田遥花(畑芽育)。犯人が電話で、父親の幸田雅也(戸次重幸)に遥花の声を聞かせたとき、遥花は「かもめ」とだけ口にしたという。

まるで意味が分からない矢代だが、その一言で鳴海は12年前のある未解決事件を思い出す。それは主婦・坂下菜々美(高岡早紀)の娘・芽以が誘拐された事件。実は当時、芽以から菜々美に一度だけ電話があり、その時芽以も今回と同じく「かもめ」という言葉を発していた。

身代金の受け渡し役に任命された矢代は、雅也の秘書に扮し、指定場所に赴く。ところが犯人の指示で方々を走らされた結果、自慢の体力があだとなり、本物の秘書でないことが犯人に露見してしまう。犯人の指示通り、橋から川に身代金を落とした矢代。

結果身代金はまんまと誘拐犯の手に渡り、人質も解放されないという最悪の事態を招いてしまった。

一方、鳴海は古賀室長から犯人と雅也の通話解析を命じられる。

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3話:ダイイングメッセージの百人一首の札に込められた想い

大学教授である塚本秀平(吉田栄作)のもとで百人一首を研究していた大学生の舞阪佳織(福原遥)が、白昼の駅前駐輪場で刺殺された。事件当時、現場から立ち去る男の目撃情報があったにもかかわらず、被疑者を捕まえることはできなかった。

佳織は百人一首の一札を握って絶命していたが、その意味を見つけ出すこともできず、事件は通り魔による凶行とみなされ、未解決のまま凍結していた。

5年後。
腕に「MISEBAYANA(みせばやな)」というタトゥーのある男が殺される。その男はほかでもない、佳織と交際していた会社員・与田秀樹(深水元基)だった。2つの事件に関連はあるのか、矢代は事件現場へ出向き捜査を開始。

矢代は佳織が持っていた百人一首の箱に“間違ったもの”が入っていた、との情報を得る。その“間違ったもの”と“彼女の日記に頻出する言葉”を分析した鳴海は、佳織の知られざる一面を推察。さらに、箱の中にあるべき1枚がないことに気づく。

矢代と鳴海は手掛かりを求め、塚本教授の元を訪れる。だが、塚本教授からはこれといった手掛かりを得ることは出来ない。その矢先、佳織の同級生から得た些細な証言が思わぬトリガーとなり、矢代の脳裏に“これまでの捜査を根底から覆す記憶”がよみがえった。

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4話:神隠し事件の真相、母親の帰りを待ち続けた息子たち

ショップ店員・長瀬真智(吉井怜)が山中の橋から転落し、全身打撲で意識不明の重体に陥った。この事件が発端となり、ひとつの未解決事件の捜査が再び動き出す。真智が乗っていた車から採取された毛髪のDNAが、ある失踪者のものと一致したからだ。失踪者は近所でも理想の主婦と評判だった藤田里美(真飛聖)。里美は15年前、代議士の夫・藤田晃一(堀部圭亮)と息子2人と共に祭りに来ていたが、まるで神隠しのように突如姿を消してしまっていた。

真智の車からは、毛髪だけでなく、9桁の数字が羅列された謎の文書も見つかっていた。妙に張り切る古賀室長から「捜査の脇役」扱いをされながらも、矢代は文書を解読して捜査に貢献しようと奮起。

やがて証拠文書の紙が移動図書館のチラシだと突き止めた矢代は、9桁の数字が蔵書の資料コードだとにらみ、番号から割り出した蔵書と資料をかき集める。すると、それらはすべて失踪事件に関する書籍や、里美が失踪した事件に関する記事だった。

やがて、真智と15年前の事件現場との間にある接点があったことが判明。そんな中、里美が息子たちに託した手書きレシピを見た鳴海理沙は、「字が泣いている」と言い出す。さらに、息子たちへの直筆メッセージはまるで失踪を予期していたかのような内容だった。

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5話:体内に残されたペアンは医療ミスか、殺人か

厚生労働省の官僚・須賀勇蔵(児玉頼信)がゴルフ場でラウンド中に突然倒れ、そのまま死亡した。死因は腹部大動脈瘤損傷による失血死で、原因は体内から見つかった「モスキートペアン」と呼ばれる小型鉗子だ。

須賀は5年前の2013年に松河総合病院で大腸がん手術を受けており、おそらくモスキートペアンはその際に放置されたものだ。臓器と臓器の間に残されていた鉗子が、ゴルフのスイングで動脈損傷を起こしたのだ。医者による医療ミスか、故意の殺人か。

松河総合病院では、同じく5年前に放射線技師・中尾勲(町井祥真)が刺殺される事件も起こっていた。しかも事件があったのは須賀の手術の1週間後だ。当時、警察が手掛かりにしたのは中尾が最期に残した、たった一文字の血文字「も」。だが、捜査は思いのほか難航し、事件解決には至らずにいた。

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矢代と鳴海は、放射線技師の中尾が殺されたのは術後の須賀のレントゲン撮影で体内のモスキートペアンに気づいたためで、ダイイングメッセージの「も」はモスキートペアンを示唆していたのではと推察する。

須賀の手術を行ったメンバーのうち、現在も同じ病院で勤務しているのは当時執刀医だった現院長の松河正一(植草克秀)をはじめとする麻酔医、看護師ら4人。第一助手の松河森次(宮迫博之)と第二助手の候小蓮は別の病院に移っていた。だが全員に中尾の殺害時刻のアリバイがあった。

松河森次は、矢代の手術を担当した医師でもあった。数カ月前、捜査中に重傷を負った矢代を、死の淵から救ってくれた恩人だ。

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手術後の器具の数を確認した第二助手、中国山東省出身の候小蓮は、

「間違えるような半瘋(バンフェン)ではない」

と宣言。半瘋(バンフェン)は中国語でバカという意味だ。

さらに、病院スタッフは森次を「しんじ」ではなく「もりじ」と呼んでいたことがわかる。ダイイングメッセージの「も」は「モスキートペアン」の「も」か、それとも「もりじ」の「も」か。

当時は重要参考人だった闇金業者の取り立て人だった茂木信也の「も」だと考えられていた。ソシャゲにハマり狂っていた中尾は、多い時で月数10万課金し、闇金業者に借金までしていた。

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5年前、兄の正一と弟の森次は次期院長のイスをめぐって対立していた。その頃病院で配られたビラのゲバ字から、鳴海はビラの作成者が60代半ばから70代前半の学生運動経験者で、退職した病院職員だと見抜く。

矢代は、当時の経理担当だった寺井文蔵に話を聞きに行く。経営難で困った先代院長は厚労官僚の須賀を頼った。
須賀は金が病院に渡るようはからったが、それ以後先代院長は須賀の言いなりになってしまった。須賀は病院の利益の一部を、妻の会社にコンサルタント料として渡すよう要求してきたのだ。

草加と当時の事件現場に向かった鳴海は、あることに気付く。

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矢代は森次に捜査協力を依頼し、松河総合病院が頑なに開示拒否する須賀のカルテを手に入れようとする。

一方、5係は正一の事情聴取を始めた。その様子を見ていた鳴海は、正一がイップスで手が震え、須賀の手術をできなかったことを見抜く。正一は父親から病院の経営を任された須賀の手術の半年前からイップスとなっていた。そのため須賀の手術ができず、執刀医を弟の森次に交代していたのだ。

メスを置くよう森次から言われた正一は、院長の座を奪われることを恐れ、森次を病院から追い出したのだ。矢代は恩人の森次をかばうが、

鳴海「私は刑事に嘘をつく人間を信じないわ」

と言う鳴海に、言い返せない矢代。

中尾の刺し傷は右脇腹で、犯人は刺した刃物を時計回りにひねっていたことから、犯人は左手で刺したと推理する。さらに、ダイイングメッセージの「も」も、左手で書かれた文字だ。右利きの中尾が書いたものではなく、左利きの犯人が偽造したものだ。

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手術の前と後で器具の数は変わっていない。だとすればモスキートペアンは誰かが持ち込んだことになる。
モスキートペアンの器具ナンバーは「M250」。中国語で「半封(バンフェン)」。「半瘋(バンフェン)」と発音が似ていることから、人を蔑む数字として使うことがある。

須賀の体内にモスキートペアンを残したのは候小蓮だった。動機は妹の復讐だ。松河総合病院は外国からの研修生には無償で奨学金を出していた。しかし研修制度は無駄だという須賀の一言で、研修制度は突如中止になった。日本に来るはずだった候小蓮は、ショックで命を断っていた。

しかし中尾を殺害したのは候小蓮ではなかった。鳴海は須賀のカルテを書いたのは兄の正一だが、文字の擦れは左利きの特徴であることに気付く。正一は左利きを親に右利きに矯正されていた。

モスキートペアンに気付いた中尾は、正一がペアンを残した犯人だと疑い、正一を強請っていた。金に困っていた中尾は、レントゲン写真と引き換えに、口止め料を要求したが、正一はその支払いを拒否。森次を疑う中尾を刺殺した。

そして闇金業者の茂木に罪をきせるため、ダイイングメッセージの偽装を試みたのだ。しかし極度の緊張から右手のイップスを発症、左手で文字を書いた。その作業に手間取るうちに人が来てしまい、正一はその場から逃走した。

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森次は逮捕された正一に代わって院長となっていた。事件発生当初から、森次は兄が中尾を殺した犯人ではないかと疑っていた。だから森次は須賀のカルテを矢代に見せたのだ。

もし森次が5年前、候小蓮の行為を見て見ぬふりをしたなら殺人幇助だ。だが正一は森次をかばい続けていた。正一は好きで院長になったわけではなかった。優秀で人気もある弟がなるべきだったと。それを父親もわかっていたからこそ、弟を外に出せと言ったのだと。病院の汚いしがらみの犠牲にならないように。

矢代は、「森次がペアンを見てみぬ振りをしなければ、小蓮も正一も人殺しにはならなかったはずだ。自首してほしい」と告げる。

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6話:同窓会きっかけの不倫殺人

2012年。ダンサー志望の遠藤千鶴(板野友美)が鉄パイプで頭部を殴打され、殺害された。犯人は財布を奪って逃走。警察は強盗目的と怨恨の両面から捜査したが、事件は未解決のまま、時が過ぎていった。

その6年後、矢代は高校の同窓会に参加。同窓会は遠藤千鶴への献杯でスタートした。矢代は、警察官になりたいという夢を語った磯野賢治(柳下大)に再会。二次会を一緒に抜けないかと誘われる。

磯野は6年前に遠藤千鶴を殺した犯人がわかったかもしれないと言うのだ。実は遠藤千鶴のことが好きだった磯野。どういうことなのか気になった矢代は、磯野が雇われ店長をしているカフェバーへ。磯野は「いつか自分のこだわりの店を出したい」という夢を矢代に打ち明ける。

磯野は矢代に同窓会グループのSNSページを見せ、そこに登録しているメンバーの中に犯人がいると告げる。だが、磯野が6年前の履歴を見せようとした時、西島圭人(桐山漣)と袴田高一郎(榊原徹士)が来店し、会話は中断されてしまう。朋は続きが気になりながらも、磯野に促されるまま帰宅した。

その3日後、カフェバーで磯野の刺殺体が発見された。凶器は店の厨房で使われていた包丁だ。殺された日の夜、磯野が吉井友莉子(入山法子)と口論している現場を従業員が目撃していた。

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同窓会の翌日の夜に殺害されたとなれば、同級生が関与している可能性が高い。激しく動揺する矢代。そんな矢代を心配した草加の呼びかけで、6係は捜査を開始、磯野が言っていた同窓会グループの投稿に注目する。

鳴海は、一見どうでもいい話を綴った遠藤千鶴の書き込みが「縦読みの変形」だったことに気付く。つまり、サブ暗号を知っている人に向けたメッセージだ。例えば「応仁の乱」なら1467年→文の頭から1つ目、4つ目、6つ目、7つ目の順にループして読む、というものだ。

遠野千鶴はSNSを通じて誰かとこっそり連絡を取っていた。磯野もこの暗号と遠野千鶴の彼氏の存在に気付いたのかもしれない。

一方、吉井友莉子の書き込みの写真画像には「におわせ」が頻繁に見られた。レストランで取った見切れている男物の財布や、自宅じゃない場所での二人分の手料理など、自分の幸せをどこかでもっと人にわからせたいという心理。友莉子は金持ちの男と結婚していたが、隠れて不倫していたのだ。

友莉子の取り調べに向かった矢代は、そのことを友莉子に伝える。すると友莉子は、西島と不倫していたことを暴露。磯野にも不倫について説教されたというのだ。西島と浮気をやめなければ大変なことになる、と。

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そんな中、遠藤千鶴も西島と不倫していたことが判明する。西島の事情聴取に向かう矢代。西島は6年前、遠藤千鶴と交際しながら妻の雪乃とも結婚が決まっていた。女癖の悪い自分の浮気を心配する妻のため、西島はスマホやパソコンに鍵をかけていなかった。それでSNSで堂々と、遠藤千鶴と連絡を取る方法を考えたのだ。

遠藤千鶴とは浮気に過ぎなかったと言い放つ西島。だが別れに応じない遠藤千鶴に困った西島は、強盗の振りをして遠藤千鶴を殺したのではないかと矢代は推理する。

磯野は亡くなった夜に、西島にサブ暗号を使ってメッセージを送っていた。「ちづるごろしおまえ」と。それに対し、西島は「へいてんごにみせで」と返信していたが、西島は身に覚えがないメールだと言い張る。夫がダブル不倫までしていたことに激しいショックを受ける妻・雪乃(西原亜希)。

警察に連行された西島は、遠藤千鶴殺しを一貫して否認していた。鳴海は西島の書いた文字から、決断力のない小心者の西島に人は殺せないと分析する。だが犯人はどうやって西島のアカウントでメッセージを送ったのか?そこへ吉井友莉子の夫、吉井洋平(マギー)が刺されたとの連絡が入る。

一方、鳴海は磯野の名前を使って、サブ暗号で犯人に向けてメッセージを送る仕掛けをした。「ひとごろしみせでまつ」と。

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店に現れたのは西島の妻・雪乃だった。友莉子に変装して犯人を待ち受けていた矢代は、雪乃を殺人未遂の現行犯で取り押さえた。夫の同窓会SNSをずっと盗み読みしていた雪乃は、夫と浮気していた遠藤千鶴を殺したのだ。

そしてその6年後、暗号に気付いた磯野も殺していた。磯野のメールに夫の振りをして返信し、店を訪れた雪乃は店の包丁で磯野を殺害した。夫への疑いが、次は自分に来ることを怖れて。

矢代朋「なぜ不倫ごときでこんなことを」

と責める矢代に、雪乃は

雪乃「罰はちゃんと与えなきゃ。そもそも不倫した人間は死刑って、最初からそういう法律にしてくれてれば、私がこんなことしなくても良かったのに」

と言い放つ。実は、雪乃は吉井友莉子の夫に接触し、妻の不倫を密告した後、「自分の夫を殺していい」と告げていた。だが「妻を信じる」という吉井に逆上した雪乃は、吉井を刺し、逃走。

夢があった磯野と遠野千鶴を手に掛けた雪乃に、「それを身勝手に奪うことは許されない」と矢代は叫ぶ。

卒業アルバムを見ながら、矢代は磯野や遠野千鶴の分もこの仕事を頑張ろうと誓うのだった。

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7話:移動した死体と残されたカードの謎

2003年秋。警備会社の現金輸送車が襲われ、現金三億円を強奪された。
犯人は3人組で覆面をしており、犯人特定につながる遺留品はごくわずか。事件は無念にも、迷宮入りしてしまった。

それから15年後、都内で男の死体を見つけたとの通報が入る。ところが警察官が駆けつけると、そこに残されていたのは不可解なカードと、今や懐かしい二千円札のみ。死体は跡形もなく消えており、その後1キロ離れた路上の車の運転席で発見された。

銃殺体で見つかったのは、中古品の転売ビジネスをしている藤枝信也(長谷川朝晴)。そして、現場に落ちていた二千円札は、15年前の三億円強奪事件で盗まれたものだったことが判明する。藤枝が三億円強奪事件に関係していた可能性が高まり、矢代ら「特命捜査対策室」第6係のメンバーも捜査に参加。

藤枝を撃った銃と15年前の襲撃で使われた拳銃が同じものではないかとも考えられたが、15年前の銃は特定されておらず、弾丸がひどく潰れ判別不能だったため、照合は不可能だ。鳴海はさらに、事件当日は先進各国の財務大臣が経済会議で来日し、その警護に人員が割かれ、初動捜査が遅れた事実を指摘。

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一方強行犯係は、藤枝の殺害現場に残されたカードの解読を鳴海に託す。現場に残されていたのは、欧米の子供が使うフラッシュカードだった。AからZまでのアルファベットに記号を加えた30枚がセットになっている。残された9枚のカードから、鳴海は「RISK(危険), HELP(助けて)」というメッセージを読み取る。

銃を持って逃走中の犯人を追うのが最優先だとする強行犯係と、公訴時効が今年の秋に迫った三億円強奪事件の解決を優先すべきだとする古賀室長が対立。

古賀室長は湾岸南署の署長になることが内定していた。本庁に戻ってきた時には捜査一課長だ。一度外れた出世街道に戻ってきたことではりきる古賀室長に、川奈部は食って掛かる。そこへ、芝浦北署前の道路で、また同じカードが9枚見つかったと連絡が入る。

防犯カメラの映像によると、カードは車の窓から投げ落とされたものだった。再び鳴海が解読を試みるが、今度はさすがの鳴海もてこずり、捜査は難航してしまう。

一方、草加は襲われた現金輸送車に乗っていた2人の男について調べていた。犯人に大腿部を撃たれた警備員・戸塚正秀(大谷亮平)は、全治半年の大怪我を負い、退院後に警備会社を退職しており、消息がつかめない。もう一人の水口栄一(梨本謙次郎)は、現在警備会社の管理職になっていた。

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藤枝が殺害される前日まで、頻繁に電話していた秋田昇(岡田浩暉)という男が浮上する。川奈部は秋田の任意同行を命じるが、ここ数日行方不明で秋田の所在が掴めない。

古賀室長は、元刑事局長の野々村慎太郎(岩城 滉一)に呼び出され、食事を共にしていた。古賀を引き立てたのは野々村だったのだ。野々村はなぜか、特対が再捜査している三億円強奪事件を気にかけ、科捜研の担当を聞きたがる。

翌日、鳴海がついにカードの解読に成功した。エクスクラメーションマーク「!」の使い方がわからず手こずっていたが、「RISK」で使ってしまった「I」の代わりに「!」を代用したことに気付く。メッセージの意味は「ABDUCTION(拉致・誘拐)」だ。カードを落とした人物は、拉致され、危険な状態で助けてほしいとカードを使って求めていたのだ。

大規模な捜査本部が設置された矢先、第3のカードが発見された。3枚のカードが意味するのは、大手コーヒーショップチェーンの「MJG」。MJG社に問い合わせたところ、経営企画部に勤務する百々瀬佐智(谷村美月)が一昨日前から無断欠勤していることが判明した。

百々瀬佐智は関東スペリングビー大会での優勝歴があり、カードを投げ落としたのは彼女だ。さらに、藤枝の発見された事件現場で、百々瀬佐智の目撃情報があったことから、百々瀬佐智は藤枝の殺害現場を目撃したため、犯人に拉致されていたのだ。

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15年前の強奪犯は3人組だった。藤枝、秋田、そしてもう一人の犯人の正体を突き止めるため、矢代と草加は百々瀬佐智の父親・百々瀬博昭(石黒賢)の元を訪れる。百々瀬博昭はMJGの社長だ。そこへ、1億円の身代金要求の電話が入る。

犯人が身代金受け渡しに指定したのは、横浜市の埠頭にある廃工場。矢代と草加も拳銃を携行し、現場へ向かった。

犯人は百々瀬に1億円が入ったカバンをダストシュートに入れるよう指示。すると無人のクレーン車がリモート運転で動き出し、吊り下げられた佐智を発見する。と同時に、矢代は身代金を持って逃走する秋田を目撃。一人で追跡した。追い詰められた秋田は、拳銃を矢代に向ける。矢代も銃を構え、銃を置き手を挙げるよう命じるが、秋田は従わない。

一方、佐智を無事救出した草加は、銃声を聞いて駆け付ける。するとそこには銃弾に倒れた矢代の姿が・・・。

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最終話(8話):三億円強奪事件の真相、主犯の正体

百々瀬佐智を誘拐し、その父・百々瀬博昭から身代金をせしめて逃亡した秋田が、矢代を銃で撃って逃走した。撃たれた矢代だったが、胸に入れていた辞書が銃弾を受けて止めてくれており、無事だった。

4日前に藤枝を撃った拳銃と矢代を撃った拳銃が同じものだと判明。どちらも秋田の犯行だったと裏付けられた。しかし同時に、不穏な情報も浮かび上がる。使用された拳銃は、科捜研で15年前に登録されている晴海東署のものと同じだというのだ。

犯人が使用していたスタンリーアンドウェインは、警察の銃だったのだ。晴海東署は拳銃を紛失し、それを何らかの方法で補填、隠蔽していた。しかもその銃が、15年前の三億円強奪事件、そして今回の藤枝殺しや拉致事件に使用された。古賀は、15年前の事件にあまり深入りしないよう、野々村から忠告されたことを思い出す。

それが事実ならば、警察の威信にかかわる大問題になってしまう。古賀は取り急ぎ、部下たちに箝口令を発令。そんな古賀の前に再び野々村が現れた。

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秋田が潜伏先のホテルのエレベーターで、何者かに胸を刺されて死亡した。秋田の自宅から、藤枝の遺体発見現場に落ちていた二千円札と続き番号の札が見つかる。それらは15年前の三億円強奪事件で3人組の犯人に盗まれたものだった。

矢代は、無事解放された佐智の事情聴取に同席していた。「文字の声が聞こえた」という佐智は、カードで現場にメッセージを残したという。そこへ草加が現れ、鳴海が捜査中に倒れ、同じ病院に入院していると伝える。

慌てて駆け付けると、鳴海はただのギックリ腰だった。鳴海の無事に安堵する矢代。鳴海は、三億円強奪事件の調書の違和感に気づき、警備員だった水口栄一に聞き込みに行っていた。

水口の参考人供述調書の部分は、担当刑事のサインが筆跡変化していた。だが担当刑事の関は既に天下りして本庁にいなかったため、鳴海は水口に聞き込みに行ったのだった。水口によると、犯人を早く捕まえて欲しくてもっと詳しく話したのに、調書には話したことが書かれていなかった。水口はガンマニアで、犯人が警察と同じスタンリーアンドウェインの拳銃を持っていたことに気付いていた。

だが調書には「弾丸はひどく潰れ判別不能であったため拳銃の特定をすることはできなかった」とある。つまり、調書は何者かによって書き換えられたのだ。だが野々村から圧力をかけられた古賀は、自身の出世のためにこれ以上の捜査はしないよう命じる。

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秋田殺害の防犯カメラの映像を見ていた矢代は、犯人がわずかに右足を引きずっていることに気付く。このことから、15年前に銃撃された戸塚正秀が犯人の可能性が浮上。5係はビルの屋上から飛び降り自殺しようとしていた戸塚正秀を確保した。

戸塚は15年前の三億円強奪事件で職も結婚するはずだった女性も失い、人生を狂わされたことを恨み、犯人に復讐をしたというのだ。だが戸塚は、現在障害者アスリートを支援するNPO団体で働いており、やりがいのある職を見つけたはずだった。

戸塚を犯行に駆り立てたのは、1か月前から届き始めたメールだった。15年前の事件を彷彿とさせるメッセージが何度も何度も届き、ついに襲撃時の音声の録音が届いた。そして送られてきたのは、秋田が潜伏しているホテルの住所と最後に「許してはいけない」というメッセージ。その言葉がトリガーフレーズとなり、まるでメールに操られるかのように、戸塚は秋田を殺害してしまう。

戸塚の人生は決して狂ってはいなかった。だが狂っていたと思うよう、メールを送った人間が洗脳したのだ。動画共有サイトにアップされた録音は、戸塚が閲覧すると同時に消去される設定になっていた。相当な知能犯だと鳴海は見る。

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百々瀬は様々な事業に失敗するも、この10年でコーヒーという新基軸を打ち出し、数千万の負債を返済することに成功していた。藤枝が起業したのとほぼ同時期だ。奪った金で返済したとすれば、三億円強奪事件の残る1人は百々瀬だ。

三億円強奪事件を計画したのが百々瀬で、15年前藤枝と秋田を使って現金輸送車を襲撃し、今度は強奪犯を憎んでいる戸塚を使って邪魔になったかつての共犯者を殺した。古賀は百々瀬の身柄を確保し、百々瀬も一連の犯行を認め、自分がやったと自供した。だが百々瀬の筆跡を見た鳴海は、ある違和感を覚える。

多忙だった戸塚は、他の情報から遮断され、「センソリーデプライヴェイション=感覚遮断」の状態だった。そんな戸塚をメールで解凍→変革→再凍結という3段階を踏み、15年前の事件の音声を聞かせ、現在の秋田の情報を送り、とどめのトリガーフレーズを送った。

そうして自分の手を汚すことなく共犯者の秋田を殺した知能犯が、本当に百々瀬なのか。何度も事業に失敗した百々瀬が言葉で誰かを洗脳し、さらにこれほど巧妙な計画を思いつくだろうか。

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15年前の三億円強奪事件、そしてそこから始まった殺人事件の全ては、百々瀬ではなく娘の佐智の計画だった。

一か月前、父親が秋田につけ込まれていることを知った佐智は、藤枝に接触。せっかく掴んだ幸せを手放してもいいのかと、秋田を殺すよう命じる。だが藤枝はしくじった。そこで佐智はとっさに秋田を説得、自分を利用して大金を受け取り海外へ逃げる、偽装誘拐を持ちかける。

誘拐と気付かれるよう、目立つ場所にカードをまいて警察を倉庫へ誘導。自分を誘拐事件の被害者として保護させ、そして1か月かけて洗脳しておいた切り札の戸塚を使い、秋田を殺害したのだ。

当時中学生だった佐智は、数千万の借金を抱えて練炭で一家心中しようとした父に、綿密に練り上げた三億円強奪計画を持ちかけ、仲間を集めさせた。そして計画を実行させ、その状況を録音までしておいたのだ。

佐智はその後借金を返済した父親が同じ失敗を繰り返さないよう、経営の勉強をし、飲食店にこだわらずコーヒーの味一本で勝負するようアドバイスし、「MJG」を成功へと導いていった。

本当は切り札には藤枝を殺させようと思っていたと語る佐智。しかし証拠は何もなく、全ては鳴海の空想として片付けられてしまう。矢代はそんな佐智に、

矢代「いつか捕まえてみせる。あなたの罪はきっとこれだけじゃない。いつかきっと、あなたを」

と宣言するのだった。

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15年前の三億円強奪事件の犯人を逮捕する大金星を挙げた古賀は、記者会見に臨もうとしていた。だが一連の事件に使われた拳銃の真実を隠そうとする古賀に、鳴海は告げる。

拳銃を失くした刑事は野々村の息子だった。その失態がばれ、息子が懲戒免職になることを恐れた野々村は所轄と科捜研に手を回し、裏のルートで拳銃を入手してそれを補填した。そして、科捜研の拳銃のシリアルナンバーを偽造した。さらにその拳銃が強奪事件に使われると、警備員の水口の証言を改ざん。科捜研の所見蘭も偽造。15年後にまたその銃が使われると、偽造、改ざんのループだ。

古賀「たとえお前が言っていることが真実だとしても俺は何も言わない。それは我々警察という大きな組織を守るための嘘だ」

鳴海「皮肉ね。真実の欠片を集めるのが生業の人間が嘘をつくなんて」

だが結局、古賀は会見で真実を語った。捜査一課長(内藤剛志)はこれを素晴らしい勇気だと称え、野々村の聴取に乗り出す。これにより捜査二課のエリートだった野々村の息子は更迭され、古賀の湾岸南署署長話も消し飛んだ。そんな古賀を、少し見直したという矢代。

矢代「自分はここに来て良かった。文書担当捜査6係に来て、この文字の集合体である辞書に命まで助けられた。運命を感じます。自分はこれを、一生大事にしようと思います」

そしてこれからは、6係を倉庫番ではなく文書捜査官と呼んでもらいたいと語るのだった。

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未解決の女最終回結末は原作と違うラスト?

未解決の女原作小説

ドラマ『未解決の女』の原作は、麻見和史の小説です。
原作小説では文字マニアの鳴海理沙が主役です。
シリーズは現在3作発売中。

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未解決の女感想

1話

ザ・予定調和。

密室殺人のトリックが、密室を作ったのは被害者自身だったこと。
そしてがMizukiと嶋野泉水が親子であることは完全に予想できたので、う~~ん、トリックとしての目新しさは全然なかったですね・・・。
つーかこんなトリックしか思いつかないようじゃ、Mizukiのミステリー作家としての未来は暗かっただろうなと・・・。

一課帳出てこないと思ったら、大岩純一(内藤剛志)一課長だったんですね!?
テレ朝ならではの、『捜査一課長』とのうれしいコラボでした。一課長あの廊下降りてきたのかな(笑)

特命捜査対策室第6係の設定は、未解決事件を扱うという点でモロ『シグナル』とかぶっちゃってるので、今後どう差別化して展開していくか期待です。

しかし鳴海理沙の文字トリックが最終回前に枯渇しそうな予感ムンムン・・・。
原作小説あるなら大丈夫か・・・!?

サントラ音楽と平井堅の主題歌『知らないんでしょ?』は最高でした。

7話

最終回への引きを作るためなのはわかるんですが、警察官が現場に14人もいて、犯人を矢代1人で犯人を追い掛けた挙げ句撃たれるって・・・。
これ、2人で行動してれば確実に犯人確保できたと思うんですけど・・・。

矢代撃たれ過ぎでちょっと痛々しいです・・・。

でもエンディングの演出は泣けた・・・。

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最終回(8話)

やっぱり矢代撃たれてなかったね・・・!!
さすがに最終回で入院→手術→快復までやる時間ないだろ・・・と思ってたら案の定。
そしてここ最近の石黒賢の力不足さ加減からしても真犯人は谷村美月だと思っていたら案の定・・・!

毎回ラスト10分でホロリとさせてくれるのはすごく良かったのに、最後は娘がどうしようもない父親を見捨ててしまったのは少し寂しかったです。
狂ってしまったはずの人生を懸命に生きていた大谷亮平が利用されたのも切なかった・・・。

山さんに続いて一課長も出張り過ぎ(笑)同じ警察としてつながってるようで全く別の世界観なので、山さんや一課長の浮いてる感がすごいです。
沢村一樹、高田純次、波瑠も一課長に出演してましたけど、違和感すごかった・・・。

最後まで予定調和のオンパレードでしたが、鈴木京香と沢村一樹、6係と5係の掛け合いは見ていて面白かったので、ぜひぜひ続シリーズやってほしいと思います。
古賀室長に反発する川奈部さん良かった・・・!