【医療費控除対象一覧】予防接種や不妊治療、コンタクトレンズ、マスクなど項目別まとめ


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今年も確定申告のシーズンがやって来ました。医療費控除の還付申請をする人も多いことでしょう。
予防接種(インフルエンザ)は?不妊治療は?コンタクトレンズは?マスクは?歯科は?交通費は?
医療費控除の対象になるのかどうか、微妙なラインのものが多く、なかなか自分で判断が難しいですよね。
診療科ごとの項目別に、医療費控除の対象になるものとならないものを一覧にしてまとめてみました。

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確定申告期間

平成27年(2015年)分の確定申告期間は
平成28年(2016年)2月16日(火)~3月15日(火)です。

ただし、還付申告書は、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができます。
つまり、医療費控除やふるさと納税などで、税金が戻ってくる方=還付を受ける方は1月1日から確定申告ができます

医療費控除

医療費控除の定義

「医療費の範囲に規定する政令で定める対価は、次に掲げるものの対価のうち、その病状その他財務省令で定める状況に応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額とする」

「次に掲げるもの」とは、

・「医師又は歯科医師による診療又は治療
・「治療又は療養に必要な医薬品の購入
・「病院、診療所又は助産所へ収容されるための人的役務の提供

具体的に何を指すのでしょうか?

医療費控除できるもの・できないもの

眼科(メガネ・コンタクト)

◯対象となるもの

・医師の治療を受けるため直接必要なメガネ代
近視・遠視のメガネの購入費は対象外です。
コンタクトレンズも対象外です。

耳鼻科

☓対象とならないもの

補聴器の購入費用

歯科

◯対象となるもの

高価な材料を使用した歯の治療費
※一般的に使用されている材料であれば、高価であっても対象になります。
インプラント、銀歯、金歯ともOKです。

・発育段階にある子供の歯列矯正の費用
※容ぼうを美化するための費用は対象とはなりません。
大人になってやるとアウトです。

皮膚科

◯対象となるもの

・ケロイド部分の皮膚の移植手術の費用

☓対象とならないもの

・ホクロの除去費用

婦人科

◯対象となるもの

妊婦の定期検診のための費用

不妊症の治療費・人工授精の費用

・妊娠中絶の費用(優生保護法に基づくもの)

☓対象とならないもの

・無痛分娩口座の受講費用

検診

△場合によるもの

・人間ドックの費用
健康診断の結果、重大な疾病が発見され、引き続きのその疾病の治療を受けた場合には、医療費控除の対象に含め ることが出来ます。
通常の検診なら対象外ということです。

予防(ワクチン)接種

◯対象となるもの

・B型肝炎患者の介護にあたる親族がするB型肝炎ワクチンの接種費用
医師の診断書とB型肝炎ワクチンの接種に要した費用の領収書を確定申告書に添付することが必要です。

☓対象とならないもの

予防接種の費用
インフルエンザの予防接種は対象外です。

治療

◯対象となるもの

・心臓ペースメーカーの取付及び電池の交換費用

・人工透析の費用

△場合によるもの

・松葉づえの購入費用

入院

◯対象となるもの

・入院患者の食事代

☓対象とならないもの

・入院のための洗面具の購入費用

・病院に支払うテレビや冷蔵庫の賃料

・付き添え人の食事代

△場合によるもの

差額ベッド料金
※病状や病院の都合等やむを得ない場合は対象です。
例えば大部屋がいっぱいで、個室しか空いていなかった場合などですね。

・病院に支払うクリーニング代
※病院が用意したシーツ等が対象です。
パジャマや寝巻等のクリーニング代は、対象とはなりません。

交通費

通院費で控除できるのは、通常公共交通機関を利用した場合のみです。

◯対象となるもの

・急病で病院に収容されるためのタクシーの利用料金

・子供の通院のための付添人の交通費

☓対象とならないもの

・お産のために実家へ帰る旅費

・自家用車で通院する場合のガソリン代
※「人的役務の提供」の対価として支出されるものではないため、対象となりません。

・患者の世話のための家族の通院費

・長期入院中の年末・年始の帰宅費用

・遠隔地の医師の治療を受けるための宿泊費

△場合によるもの

・通院のためのタクシーの利用料金
電車、バスの利用ができない場合は対象となります。
ものすごく山奥に住んでいて、電車もバスもなく、タクシー以外の通院が不可能な場合などですね。

・遠隔地の医師の治療を受けるための旅費
遠隔地の医師でなければ治療ができないということであれば、対象になります。

市販薬・健康食品・漢方・マスク等の購入

◯対象となるもの

かぜ薬の購入費用
※医療品とは、薬事法第2条第1項に規定する医薬品を言います。

☓対象とならないもの

健康食品の購入費用
サプリメントなども対象外です。

防ダニ寝具の購入費用

△場合によるもの

治療のために必要な漢方薬の購入費用
疾病の予防や健康増進のためのものは対象とはなりません。

マスクの購入費用
予防のために購入したマスクは対象になりません
マスクは薬事法に該当しない、「雑貨品」扱いです。

ただし、治療のために必要であった場合は対象になります。
例えばインフルエンザなどを発症してしまった後、医師の指示により感染防止のためにマスクを購入・装着するような場合ですね。

介護

◯対象となるもの

リハビリ専門病院の入院費用

・病気で寝たきりの人のおむつ代

・在宅療養のために家政婦に支払う費用

☓対象とならないもの

・療養中に使用する電動ベッドマットレスの購入費用

・療養中のため家事を家政婦に依頼した費用

・親族に支払う療養上の世話の費用

△場合によるもの

・老人保健施設の利用料

・指定老人訪問看護の利用料

・歩行練習用の歩行器の購入費用

・介護保険給付の対象となる在宅サービス利用料の自己負担額
家事中心援助型の訪問介護の利用料については対象となりません。

マッサージ

△場合によるもの

マッサージ・はり代
健康維持のためのものは対象にはなりません
交通事故の治療の場合等、「治療」に該当する場合のみ対象です。

カイロプラクティク師による施術費用
医師等の資格を有する人がこれらの資格に基づいて行う施術の対価に限り、対象です。
資格を持たずにやっている場合がほとんどですので、対象外です。

その他

☓対象とならないもの

・医師に支払う診断書作成料

・未払いの医療費
実際に支払った年分で控除します。

・医療費の領収書がない場合

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